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厳選エッセイ・ジャンルを問わない力作たち

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エッセイ形式で書いたnoteから、とくに力を入れたものと好評だったものをセレクトしました。
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#HSP

ずっと憧れていて、ずっと追い求めてきたものの正体が今ようやくわかった

ずっと憧れていて、ずっと追い求めてきたものの正体が今ようやくわかった

図書館で感じた、毒親育ち的な揺らぎと欠落感。

しかし真に追求すべきものとは何か。ずっと憧れていた人たちが本当に表現していたものとは何だったのか。

前回の記事(大学時代の友人のツイッターを数年ぶりに見て覚えた劣等感と、前に進む意志)からの流れを汲んでいるので、未読の方はそちらから読むことをおすすめします。面倒だったら読まなくてもたぶん大丈夫です。

図書館にて
なんだかんだ言っても未だ活路が見え

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正確に理解されたい人がいれば、正確に理解したい人もいる

正確に理解されたい人がいれば、正確に理解したい人もいる

自分を正確に理解されたい人は、誤解されていると感じた時に心が反発する。地面にぶつかったスーパーボールが勢いよく跳ねるかのように。

他人や状況を正確に理解したい人は、自分の理解(解釈)と現実のギャップを感じた時に失敗したような気分になる。その後どうするかはその人次第だ。

自分は正確に理解されたい人間(現実にはなかなか難しいことだとしても)であるのと同時に、なるべく正確に理解したい人間でもある。

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憎悪と上昇志向から、再会と和解へ

憎悪と上昇志向から、再会と和解へ

2016年~2018年、この二十代の三年間の自分を二つの言葉で言い表すとするならば、それは「憎悪」と「上昇志向」だろう。

――今まで自分を苦しめていた存在にやっと復讐できる。

僕にとって文章を書くということ、ネットで発信するということは、そんな武器を手に入れたような気持ちだった。

初めのうちは、一つ書く度にその武器は強化されていった。

「ひのきのぼう」から「どうのつるぎ」、そして「てつのつ

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