#性的同意 と嫌がる相手に無理やりお茶を飲ませる態度の疑似性 #MeToo
お茶を勧めて、嫌がる相手に無理やり飲ませるなんてこと、しないよね?
相手が同意しない行為を無理強いすることは、人間としてしてはいけないことというのは誰でも知っている。それは相手の自由意志を踏みにじることだからだ。そしてもし性行為を強要するなら、それは立派な「レイプ」。
まったく単純なことだ。
動画「Tea Consent」はそのシンプルな定理をよりわかりやすく説明している。
「ノー」と言ったら、「ノー」なんだぜ!
そんなこともわからない有名人男(一応)たちのレイプ事件が相次いでいる。監督に性行為を強要された女優たち。幹部の性行為に付き合わされたニュース・ウーマンたち。加害者は一同に謝罪して済ませようとするけれど、レイプ事件が後を立たないのはなぜか。
「性的同意」とセクハラ、ナンパとレイプについて
性的同意とは相手の意思を確認すること。そう言うととてもシンプルなのだが、もしナンパして、相手を誘導的に性行為に至らせる行為はどうか。
「宮台真司・愛のキャラバン――恋愛砂漠を生き延びるための、たったひとつの方法」ではこんな文が出てくる。
簡単に言うと、相手を〈変性意識状態〉にするテクニックを使って、性的行為に持っていく方法で、こうなると、
どこからがレイプで、どこまでがナンパなのか、境界線がボヤけてくる。
この問題については、後日詳しく触れることにする。大変重要なイシューなので、ぜひフォローしていただきたい。
「手込めにする」が美化された日本文化
手込めとは、古い意味では強姦。主な意味は、力づくで体の自由を奪う、取り押さえること。また、手痛い目に合わせること。
「女を手込めにする」と言う言葉が、まるで強い男の勲章のように使われた時代背景がある日本では、「いやよいやよもスキのうち」などと、嫌がる女性を無理やり押し倒すことで、「女も待ってる」なんていうアホな思考がはびこってきた。
嫌がる女を無理やり押さえつけることでしか、自分の力を感じることのできないひ弱な男がなんと多いことか。
もういいかげん、目覚めよ。男たちよ。
そして女たち、立ち上がれ!
#MeToo
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以下の4冊を先月出版。
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