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#劇団
【これまでとこれから】
第五十一話【これまでとこれから】
2010〜2020年まで、僕は年2〜3本のペースで、佐藤太一郎企画という演劇のプロデュース公演をしてきました。
しかし、2020年3月からコロナ禍になり、2020年の春は、吉本の劇場もすべて休館となりました。
夏頃から少しずつ再開しましたが、劇場はガラガラ状態でした。
通常興行ですらその状態ですから、新喜劇以外の公演なんてとてもできる状態ではありません。
そ
【愛すべきバカヤロウたち】
僕はキングコング西野さんのオンラインサロン、西野亮廣エンタメ研究所で『佐藤太一郎の演劇魂』というコラムを連載させてもらっています。
コラムを書かせてもらうようになってから、新しい仲間がたくさんできました。
現在の登録者数は約6000人。
演劇を通して、挑戦したい人と、応援したい人が集まる場所。
『演劇魂』はコラムですが、そんな仲間達の待ち合わせ場所になれたらと思っています。
僕が挑戦したクラウ
【バーベキュー型のエンタメ】
第四十六話【バーベキュー型のエンタメ】
キングコング西野亮廣さんの脚本で、『グッド・コマーシャル』という作品があります。
これまで僕は、演劇で6回、朗読劇で1回上演しています。
なぜこんなにも上演しているかと言うと、この作品が大好きだからというのもありますが、西野さんから「グッド・コマーシャルは太一郎に向いてるから、何度も上演して、太一郎の代名詞にしたほうがいい」と言っていただいたからです。
【役者を続けていくために】
19歳の時、『風のピンチヒッター』の初演を東京の新宿モリエールで観た時の衝撃は、今でも覚えています。
この公演の後に行われたオーディションでランニングシアターダッシュに入団し、19歳から劇団が解散する27歳まで所属していました。
『風のピンチヒッター』は、弱小の高校野球部を舞台に繰り広げられる、青春エンターテイメント。
〈あらすじ〉
大阪府立第三高校野球部は、部員がたったの二人きり。
三年生
【役者として突き抜ける】
佐藤太一郎企画その18は、一人芝居の二本立てに挑戦しました!
役者としての勝負。
たった一人でどこまでやれるのか?
一本目は「捨てる紙あれば。」という、野村尚平くんが書き下ろしてくれた脚本。
見た目はヤクザですが、実は天使という設定。
二本目は「I’m Only Sleeping~赤垣源蔵本人による解説付き~」という、桂正樹子さんが脚本の、忠臣蔵を舞台にした時代劇。
舞台セットは落語のような
【未来(あした)はどっちだ!?】
佐藤太一郎企画その16は、『未来(あした)の今日』という、しずるの村上純さんに書き下ろしてもらった新作の東京公演でした。
出演は、佐藤太一郎・村上純(しずる)・野村尚平(令和喜多みな実)・レイチェル・春山翔・堤下敦(インパルス)の6人。
稽古も東京で、この時は予算も少なく、僕の宿泊費もすべて、公演費に注ぎ込みました。
今なら真っ先にクラウドファンディングを立ち上げますが、この頃はまだクラウドフ
【演劇の新しい可能性】
心斎橋にある本屋さん、STANDARD BOOKSTOREを舞台にした芝居を作ったように、佐藤太一郎企画その15では、梅田の兎我野町にある、ドラァグクイーンの方々が働くダイニングバー"do with cafe"を舞台にした作品を上演しました。
このdo with cafeというのは、僕がレディー・シュガー・佐藤というキャラクターの勉強のために、何度も通っていたお店で、ドラァグクイーンのショーが最