上原@投資家
記事一覧
IR資料から業績予想モデルを作る方法
こんにちは、上原です。
普段はX(旧Twitter)で主に情報を発信していますが、今回はIR系Advent Calendar 2023に参加させてもらうことになり、久々にnoteを投稿しています。
僕自身にIRの経験はありませんが、セルサイドアナリスト、バイサイドアナリスト、ロングオンリーのファンドマネージャー、ロングショートのファンドマネージャーという4つの職種を経験したことがあるので、機関
注目のフィンテック企業 Finatextホールディングスの企業分析
Finatextホールディングス(4419)の企業分析noteを書きました。
Finatextは金融サービスのクラウド基幹システムを提供しているフィンテック企業です。機関投資家や政府機関向けにオルタナティブデータを提供するビッグデータ解析事業も行っています。
東大卒、ドイツ銀行出身の林社長が2013年に設立した会社なんですが、林社長は2013年8月にSNSで「2021年までに上場させる」と宣言
ダブル・スコープ(6619)の企業分析 「業績予想と適正株価の考え方」
こんにちは、上原です。
今回は個人投資家の間でよく話題に上がっているダブル・スコープ(6619)について詳細な企業分析noteを書きました。「機関投資家だったらダブル・スコープに投資をする時にどんな分析をするのか?」という視点で書いているので、ダブル・スコープに投資している投資家や、業績予想の作り方や適性株価の計算方法に興味がある方には参考になると思います。
ダブル・スコープが今注目されている
パソナの決算から読み解く人材サービス業界の見通し
こんにちは、上原(@uehata_sato4)です。
先週の金曜日(7/17)に人材派遣のパソナ(2168)が決算を発表しました。パソナは人材派遣、BPO、人材紹介、福利厚生サービス、海外人材サービスなどなど、人材サービスの事業を幅広くやっているので、パソナの決算を見ると人材ビジネスの市場動向がよく分かります。
しかもパソナは5月決算なので、他社の4-6月決算が出るよりも早く足元の状況が分かり
デジカメ撤退を決めたオリンパスの未来
こんにちは、上原(@uehara_sato4)です。
6月24日、オリンパスがデジタルカメラの事業(以下、映像事業)の売却を発表しました。今回のnoteでは、オリンパスが映像事業からの撤退を決めるに至った経緯を簡単に説明しつつ、これからのオリンパスがどのような姿になるのかを考えてみたいと思います。
オリンパスのリリース(2020/6/24)
デジカメ撤退に至るまでの経緯オリンパスは内視鏡(い
伊藤園の決算から考える国内飲料市場と伊藤園の未来
今日の企業分析noteでは国内の飲料業界でシェア4位の伊藤園を取り上げます。伊藤園はお~いお茶を販売している会社で、国内の緑茶飲料ではシェアトップです。飲料販売の6割以上を緑茶飲料が占めています。また、意外と知らない人も多いですがタリーズコーヒーの親会社でもあります。
伊藤園の20年4月期の決算説明会資料が15日にアップされていたので、これを見ながら飲料市場の動向や伊藤園の未来について考えてみよ
低迷するサンリオの業績と新社長への期待
こんにちは、上原(@uehara_sato4)です。
今日から、気になった企業の決算や適時開示の内容をメモ代わりにnoteに書いていきます(不定期)。気になったことの殴り書きですので、チラシの裏程度の感覚で読んでもらえればと思います。
今回は大幅減益と社長の若返り(92歳から31歳へ)を発表したサンリオについて調べてみました。
サンリオの20年3月期は前年比▲56%の大幅減益こちらはサンリオ
暴落相場の取扱説明書:株式市場の底打ちを判断する5つの方法
こんにちは、上原です。
株式市場の暴落が続いています。おそらく大きな損失を受けた方も多いんじゃないでしょうか。私も保有している株はだいぶやられました。
一方で、今回の暴落は個人投資家が大きく資産を増やすチャンスでもあると思います。今まではどの銘柄も割高で新規で株を買うチャンスがあまり多くなかったんですが、今回の暴落のおかげで割安な優良企業が増えてきました。自分自身も、今回のタイミングで株への資