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『対話型の学びが生まれる場づくり』
2023年末、私が所属するリクルートワークス研究所で『対話型の学びが生まれる場づくり』という報告書をリリースした。
リリース後、かなり多くの方に読んでいただき、報告書を題材とした自主勉強会が開催されたり、YouTubeの解説動画が作成されたり、個人のコラムで取り上げていただいたり、とある県の教育委員会で取り上げていただいたりと、報告書が手が届かないところまで一人歩きを始めている。(ありがとうござ
どうすれば人は行動するのか
これまで多くのメンバー・後輩と一緒に仕事をしてきた。その中には、やる気はあっても行動しない、手順を示してもやらない、そもそもやる気がない、やる気があるのかどうかわからない、任せた仕事をやるかどうかわからない、評論家みたいに批判はするが、自分では手を動かさないというメンバーもいた。「行動しない」ことは共通なのだが、なぜ行動しないのか、どうすれば彼らが行動するのか、が私にはわからないことも多い。昭和の
もっとみる「そうさせているもの」に目を配る
システムシンキングを学ぶ
職場で何かがうまくいかないときに「Aさんがこういう行動をとったからうまくいかなかったのだ」と言う人がいる。じゃあAさんを辞めさせたらうまくいくのか?コトはそう単純ではない。Aさんは、次の事業戦略を考えていたのかもしれないし、その市場に新規参入が続く競合企業のことを考えたのかもしれないし、以前も同じケースで失敗したのでそういう判断をしたのかもしれないし、メンバーの長期的な
ミネルバ大学リーダーシップ講座(2)学び方を学ぶ。
「主体的な学び」を初体験する
これまで主体的に学んでなかった。そう思った。
ミネルバのリーダーシップ講座は毎週朝8時から10時まで。授業時間は2時間だが、当日を迎える前に個人で3時間(内容によっては5時間)、さらにクラスメイトとの予習を2回に分けて2.5時間、合計5.5時間(内容によっては10時間!)予習している。
予習の時間は次の授業のテーマに沿って提示された資料を読んだり、ビデオを見たりする
ミネルバ大学リーダーシップ講座(1)
ミネルバ大学のリーダーシップ講座とはミネルバ大学というのは、(私の理解では)サンフランシスコに拠点のある、オンライン授業を中心にした、実践場面で使える知識を実際に使いながら学ぶ大学。その大学の「リーダーシップ講座」を3か月間という短期間で受講している。プログラムに参加しているメンバーは16名で全員社会人だ。ここでは、次世代型のリーダーシップの考え方の基礎を学んでいる。「次世代型」と書いたのは以下の
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