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#本

誰かの本棚[2020年8月]

誰かの本棚[2020年8月]

書籍はそのヒトの考えていることが
目の前に可視化されるモノ。
学生のころから,他人の本棚を眺めるのが大好きだった私が
note上に私自身の本棚を展開していきます。

大体は前半で書籍の要約ファクト
後半では導かれる教訓・意義みたいなのをサクッとまとめてます。

持続可能な資本主義鎌倉投信の創業者,新井和宏さんがつづる一冊。

従来の金融資本主義では,「リターン=お金」,つまり投資家と社会が分断され

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誰かの本棚[2020年7月]

誰かの本棚[2020年7月]

書籍はそのヒトの考えていることが
目の前に可視化されるモノ。
学生のころから,他人の本棚を眺めるのが大好きだった私が
note上に私自身の本棚を展開していきます。

大体は前半で書籍の要約ファクト
後半では導かれる教訓・意義みたいなのをサクッとまとめてます。

評価と贈与の経済学やはり内田樹さんの洞察の鋭さに納得のイワシ表紙の一冊。

これは対談相手の岡田斗司夫さんの言葉
「イワシ化」
からとった

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10年前の感情がやっといま岡本太郎の爆発で言語化された

10年前の感情がやっといま岡本太郎の爆発で言語化された

本を読んでいた。
岡本太郎・自分の中に毒を持て
ことばのチョイスに感動。

僕は若い頃から「出る杭は打たれる」という諺に言いようのないドラマを感じた。
...
この平たい世界からどうしても情熱を燃やすと飛び出してしまう。出ていく運命というものを感じてならなかったのだ。「出る」のは固くて冷たい釘ではない。
純粋な人間の,無垢な情熱の炎だ。

(岡本太郎・自分の中に毒を持て)

本を読んでいるとも

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リモートワーク時代のモチベーション3.0

リモートワーク時代のモチベーション3.0

こんな時代で在宅勤務の方が増えており,時間があるからこそ自身の仕事や人生を振り返る時間がたっぷりとれる時間になっているのではないでしょうか。

そんな時にふと思う。
いま自分を突き動かしている原動力はなんなのか。
体は動き続けていて,ふと喉が渇いたと,コーヒーを入れてみたり,何を取り出すでもなく,冷蔵庫を開いて今日の夜は角煮かなと考えては閉じる,大切なお客さんのことを考えてメールをカタカタと打つ.

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芸術を誰かと,本気で語り合いたいんだ。

芸術を誰かと,本気で語り合いたいんだ。

好きなことを徹底的に共有できる仲間はいるでしょうか。
深い言語で,絶妙なコンテクストまで共有できるような。

以前私の記事で,いかに同じ美意識を持つひとと遭遇する確率が低く,もしあったなら大切にした方がいい,といった記事を書きました。

原田マハさんの小説,楽園のカンヴァスにはビジネスを超えた深い使命感に燃える2人が登場します。まさに心の底から対象を愛し,共通言語で思いを共有できるような2人で

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あなたの周りのひとは大切に,大切に。

あなたの周りのひとは大切に,大切に。

仲間は意外に見つけられない。
例えば自分の大好きなレストラン。
20席のレストランとすると,年間およそ7,000人が訪れる。
人生の間でその7,000人に会って共感して語れる可能性はとても低い。

これは食に限った話ではなく,音楽,服,アート,家などなど。
同じ趣味の中でも同じ指向性があるのは奇跡に近い。

こういったコミュニティはオンラインサロンの台頭によって仲間を見つけやすくなっています。

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ヒトと菌の贈与経済

ヒトと菌の贈与経済

発酵文化人類学
以前にこんな記事を投稿しておりました。

このnoteの中で,こんなことを書いていました。

成果物を評価する指標は優劣ではない。
作るプロセス自体が特別なものになります。
その場の幸せは誰とも比較することができない。
評価軸が自分の内にある状態。
それって生きるのラクです。

この考え方に至るにおいてエッセンスをもらった本がこちらです。
発酵文化人類学

著者の小倉ヒラクさんは,

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