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風俗嬢からOLへ、そしてシングルマザーへ。(第5話)
気になる彼(お客様)への気持ちに気づき始めた時、そして彼女の存在。私の人生に多大な影響を与えることとなるお客様(西区の小野さん)。
1度家にデリヘル嬢として呼んでもらったが、それからというもの、本指名をしてくるお客様の中には小野さんの名前は無かった。
…この前呼んで貰ったとき、私の事を悪くは思ってないはず。でも、もう呼んでくれないのかな…?
また会えないかな?
そんな事を思っていた。
実際、
風俗嬢からOLへ、そしてシングルマザーへ。(第4話)
私の人生に多大な影響を与えた彼との出会い「西区の小野さん」
とスタッフに言われ、車で連れて行かれたアパート。
デリヘル嬢として、彼のドアの呼び鈴を鳴らし、ドアが開いた。
そこには強面でガタイの良い男性が立っていた。
私「初めまして🙂さらです♪」
根暗な私が頑張ってニコニコ笑顔で挨拶をした。
彼(小野さん/お客様)
「おっ、どーも。入っていいよ。」
見た目はかなりイカツい感じだったが、笑
風俗嬢からOLへ、そしてシングルマザーへ。(第3話)
他にはいないタイプがウケた私が所属していたデリヘルのお店では、比較的若く、お喋り好きの女の子ばかりが集まっていた。現に同僚達は皆キャピキャピしており、金髪も多く、化粧も濃く、いわゆる「ギャル」と呼ばれる部類に入る子ばかりだった。
その一方で、私は待機場で英語のテキストを見たり、単語を覚えたりと寡黙だった。かなり浮いていたと思う。髪型もロングで暗めの茶髪。化粧も派手ではなかったため、売りは「The清
風俗嬢からOLへ、そしてシングルマザーへ。(第2話)
様々なお客様たち。デリヘルの同僚たち。私がデリヘル嬢になり、やっとシステムに慣れて来た頃、周りの同僚、様々な層のお客様、お店のスタッフ。本当に色んな方がいるなぁと実感。
今思い出せる範囲でここに書こうと思う。
まず同僚。
お客様に指名されるまで、アパートの1室に待機していた。同室には同年代(恐らく20歳〜30歳まで)の方が数人いた。(ちなみに私は当時21歳で、源氏名は"さら"、そして風俗嬢として
風俗嬢からOLへ、そしてシングルマザーへ。(第1話)
初めてまして。
文章書くのも読むのも苦手な私ですが、自分のためにここに昔の記憶を書こうと思います。
2020年。私は某企業のオフィスレディ。
毎日バリバリ働いて、段々キャリアを重ね、最近は周りに指示を出したりと、キャリアウーマンと呼べる程まで成長できたと思う。
一生懸命仕事して、仕事を終えれば1人娘のお迎えをする。母子家庭ということもあり、多少は大変かもしれないが、毎日娘のかわいい寝顔を眺めるこ