風俗嬢からOLへ、そしてシングルマザーへ。(第3話)
他にはいないタイプがウケた私が所属していたデリヘルのお店では、比較的若く、お喋り好きの女の子ばかりが集まっていた。現に同僚達は皆キャピキャピしており、金髪も多く、化粧も濃く、いわゆる「ギャル」と呼ばれる部類に入る子ばかりだった。
その一方で、私は待機場で英語のテキストを見たり、単語を覚えたりと寡黙だった。かなり浮いていたと思う。髪型もロングで暗めの茶髪。化粧も派手ではなかったため、売りは「The清楚系」だった。私の紹介文には「将来は世界を飛び回るCAになりたいさらちゃん!」と