世界の中に日本があって...
日比谷の野音は百周年を迎えて、そこで恒例のエレファントカシマシの野音が開かれた訳であるが、そこでプレイされた楽曲「星くずの中のジパング」はファンの中でも知り人ぞ知る、というよりも殆どの人間が鑑みない作品であり、それは作詞作曲者たる宮本浩次も同じようで、実際当該曲が発表された20年前以降、アルバム発売に伴うツアー以外演奏されなかった楽曲であり、それは半ば忘れられた曲であった、といっても過言ではなく(それは何も悪口ではなくって)もう二度とやられないナンバーであると誰しも思っていた