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【歌詞】札付きの女

あたし札付きの女だからさ
振り向いてもくれないと思った
飽きた空模様のまんなかで
ふいに立ち止まることしかできなくて
雨さえも降ってもくれなくて
ただ佇(たたず)むことしかできない

あたしの記憶 数知れず
涙ばかりの繰り返し
好きでもない人と寝ては
愛を求めてた
嗚呼 新しいあたし一歩踏み出せるかな


あたし トタン作り屋根だから
今の時代 すぐにも飛ばされそう
手作りの心がからっぽで
今のあたしなら容易く誘えるよ
抱くだけ抱いて捨てればいいさ
そんなのとっくに慣れっこだよ

あたしの涙 宛もなく
ウソつき笑顔の仮面で
愛もなく 感じるふりで
夢を抱いていた
嗚呼 新しいあたしどこへ向かうのだろう


吐息とため息の違いがわからず
男の手前 妙にカッコつけて
抱きしめられたとたん 女優になる
上手すぎて気付かれもしない

ウソつく自分に涙が止まらなくても


それでも
あたしの手数 指足りず
情け容赦ない日々を行く
男の夢中に付き合って
本物を知れず
嗚呼 新しいあたし未だ見つからないまま

男の腕の中に重鎮する





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