仙波さくら

画家 │ 日記、詩や絵 https://lit.link/sakurasenba

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    記憶:「ドライブ」 ミニ原画 (額装可)

    記憶シリーズ:「ドライブ」ミニ原画 " あの日、心を吹き抜けた風や、空気の匂い、弾けた色。  何でもない日の、美しい瞬間。  そんな記憶を辿って、絵に描いたシリーズです " 素材:oilpainting ,mini canvas 作品サイズ 約10cm角 表にサイン入り。 【 オプション 】 ● サイン入りミニイーゼル(NEW !) 木製のミニイーゼルに作品を立てかけて気軽に飾ることができます。裏面にサイン入り。 作品は保護できませんので、直射日光や強い湿気等にご注意くださいませ。 ● おまかせ額装( 1週間〜最大2週間後に発送 ) 額装をご希望の場合は、一回り大きい立体額に額装してお届けします。額裏にはスタンドと紐が付いておりますので、壁掛け・卓上どちらにも飾ることが出来ます。 額サイズ外寸 約17cm角 ★ご購入前にご確認ください ○作品が乾き次第発送いたします。 (1~2週間後) ○油絵は湿気や暗所で黄色っぽく変色する場合がございます。なるべく湿度50%位の柔らかい光が入る場所がお勧めです。(変色した場合、明るい場所に置いておくことで元に戻るケースもあります。) ○画面で見る色味と若干異なる場合があります。 ○お客様都合での返品・交換は不可とさせていただきます。予めご了承くださいますようお願い申し上げます。その他、何かありましたら、お気軽にご相談くださいませ。
    9,900円
    SAKURA SENBA ART SHOP
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    記憶:「深呼吸」 ミニ原画 (額装可)

    記憶シリーズ:「深呼吸」ミニ原画 " あの日、心を吹き抜けた風や、空気の匂い、弾けた色。  何でもない日の、美しい瞬間。  そんな記憶を辿って、絵に描いたシリーズです " 素材:oilpainting ,mini canvas 作品サイズ 約10cm角 表にサイン入り。 【 オプション 】 ● サイン入りミニイーゼル(NEW !) 木製のミニイーゼルに作品を立てかけて気軽に飾ることができます。裏面にサイン入り。 作品は保護できませんので、直射日光や強い湿気等にご注意くださいませ。 ● おまかせ額装( 1週間〜最大2週間後に発送 ) 額装をご希望の場合は、一回り大きい立体額に額装してお届けします。額裏にはスタンドと紐が付いておりますので、壁掛け・卓上どちらにも飾ることが出来ます。 額サイズ外寸 約17cm角 ★ご購入前にご確認ください ○作品が乾き次第発送いたします。 (1~2週間後) ○油絵は湿気や暗所で黄色っぽく変色する場合がございます。なるべく湿度50%位の柔らかい光が入る場所がお勧めです。(変色した場合、明るい場所に置いておくことで元に戻るケースもあります。) ○画面で見る色味と若干異なる場合があります。 ○お客様都合での返品・交換は不可とさせていただきます。予めご了承くださいますようお願い申し上げます。その他、何かありましたら、お気軽にご相談くださいませ。
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    画家の生活のこと。 応援してくださる皆さまへ向けて書いています。 * 毎月4本のブログを更新 * ( 制作によって変動することがあります。) 2022年からの記事は、全て遡って読むことが出来ます。

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記事一覧

神無月

10月🍁やっと秋らしい日が増えてきましたね。 朝の温かい珈琲や、久しぶりに大きめのパーカーに袖を通す瞬間、窓から入る夜風。心地良い気温に癒されます。 毎年書いてい…

仙波さくら
21時間前
13

反動

久しぶりに風景画を描いたら、何だかすごく救われたような気がした。遠くを目指して、自分を忘れるような描き方をした反動だと思う。 祈りのような描き方をしたあとに、近…

300
7

百文字日記 ( 九月二十五日 )

何かを取り戻した日。 欠けたものを埋めるため、ピタッとハマるものをいつも探していて、それは結局何処にも落ちていなくて、だから自分で作るしかないんだと知った。そう…

仙波さくら
10日前
2

百文字日記 ( 九月二十四日 )

夏は眩しすぎて見上げられなかった青空を久しぶりに見た。美しいことは沢山あるのに落ち込んだままの気持ちを持ち直せない。底辺で転がる闇雲な時間が私に知らせるのは、絵…

仙波さくら
11日前
5

届け

こんにちは、仙波さくらです。

300
仙波さくら
2週間前
10

麗しき愛の彼方

新しい絵を描きました。 真実は、どんなに厳しくても美しいもの。 見たくないもの、受け入れたくないものもあるだろう。 だけどその先には必ず、息を呑むような絶景が待…

仙波さくら
2週間前
13

長月

朝晩が涼しくなって、9月。 人生で一番大きなキャンバスを前にして、丸一ヶ月。 アトリエの壁を埋め尽くすその迫力に戸惑って、難しい時間が過ぎていった。 地の底のよう…

仙波さくら
3週間前
12

台風が過ぎて、久しぶりの太陽がうれしい日。 アトリエの掃除をして、セージを焚いて、空気を思いっきり入れ替える。 すっきりとした空気に、身体も軽くなる。 今日も、…

300
仙波さくら
1か月前
12

迷うということは、自我。自分に期待しているのだ。自分が選べると思っている。傲慢だ。自分には何の能力もないと自覚してはじめて、道が見える。それはこだわりを捨てると…

300
仙波さくら
1か月前
11

舞う

預金残高は減っていくばかりでも、チャレンジの時間はやってくる。怖くても飛び込むしかない。何も惜しまずに自分の希望へ注ぎ込む。そのために生きてきたのだから。いつま…

300
仙波さくら
1か月前
14

百文字日記 ( 八月三日 )

夢は不思議。単に記憶の整理、とは思えない夢を見ることがある。久しぶりの悪夢だった。これは、はじまりの合図だ。悪いものに怯まずに強く居られるか、夢の中で跳ね返せる…

仙波さくら
2か月前
16

8月から、これまで「仙波サクラ」だった活動名を、平仮名の「仙波さくら」に変えました。 これは私の本名と同じです。 ほんの些細な変化のようだけど、自分の中ではひとつ…

仙波さくら
2か月前
16

再会

なんだか人生って感じがしています。 今年が始まってからずっと、うまく掴めないような時間を過ごしているようで、去年のようにがっちり掴んで踏みしめてやってきた時間と…

300
仙波さくら
2か月前
14

百文字日記 ( 七月十七日 )

久しぶりに会う人、久しぶりに訪れる土地。あの時の自分が落っこちたままの場所と再会するとき、この数年、自分がしてきたことの結果を知る。ほんとうに強くなってきたのな…

仙波さくら
2か月前
12

文月

本格的に暑くなってきましたね。皆さまくれぐれも熱中症などお気をつけください。気を付けていても、日常の動きだけでクラっとくるような灼熱です。 こんな中、いつも通り…

仙波さくら
2か月前
14

奇跡

私の作ったもので、誰かのテンションがちょっとだけ上がるとか、心がほわっとほぐれるとか、一瞬のときめきで気分が上向きになるとか、そういうことが起こることは、私の幸…

300
仙波さくら
3か月前
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神無月

神無月

10月🍁やっと秋らしい日が増えてきましたね。

朝の温かい珈琲や、久しぶりに大きめのパーカーに袖を通す瞬間、窓から入る夜風。心地良い気温に癒されます。

毎年書いている気がするけれど、秋はいつも、始まりの季節だと思っています。ごちゃっとなっていた色々なことがくっきりと輪郭を帯びて、整頓されていく、すっと背筋の伸びる季節。

私は昔から優柔不断が欠点で、克服する時が来ているとじわじわ感じていたけれ

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反動

反動

久しぶりに風景画を描いたら、何だかすごく救われたような気がした。遠くを目指して、自分を忘れるような描き方をした反動だと思う。

祈りのような描き方をしたあとに、近くに存在している風景、肌で感じた温度、吸い込んだ空気や見た色にフォーカスすることは、自分がここに居ることや誰かと生きていることを思い出させてくれた。

ひとつに絵を描くと言っても、戦いもあれば救いもある。
どちらも自分にとっては必要なこと

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百文字日記 ( 九月二十五日 )

百文字日記 ( 九月二十五日 )

何かを取り戻した日。 欠けたものを埋めるため、ピタッとハマるものをいつも探していて、それは結局何処にも落ちていなくて、だから自分で作るしかないんだと知った。そうやって、形を変えながらいつも作ってきたんだ。

百文字日記 ( 九月二十四日 )

百文字日記 ( 九月二十四日 )

夏は眩しすぎて見上げられなかった青空を久しぶりに見た。美しいことは沢山あるのに落ち込んだままの気持ちを持ち直せない。底辺で転がる闇雲な時間が私に知らせるのは、絵の具を手に取って前へススメということ、ただそれだけだった。

届け

届け

こんにちは、仙波さくらです。

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麗しき愛の彼方

麗しき愛の彼方

新しい絵を描きました。

真実は、どんなに厳しくても美しいもの。

見たくないもの、受け入れたくないものもあるだろう。
だけどその先には必ず、息を呑むような絶景が待っている。

***

人生で一番大きな絵を描きました。

ただ大きいだけかと思って描き始めたけれど、この制作は想像より遥かに厳しいものでした。

「お前にやれるのか」
ずっとそんな声が聞こえ続けるような時間。
今、全てを捨てて
自分に

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長月

長月

朝晩が涼しくなって、9月。

人生で一番大きなキャンバスを前にして、丸一ヶ月。
アトリエの壁を埋め尽くすその迫力に戸惑って、難しい時間が過ぎていった。

地の底のような絶望の後には必ず新しい景色が待っている。

いつだって決めたことをやり切るだけ。

この厳しくて幸せな日々に、命を燃やす。
それこそが、私の求めていることだから。

* 制作日記 *

嘘

台風が過ぎて、久しぶりの太陽がうれしい日。

アトリエの掃除をして、セージを焚いて、空気を思いっきり入れ替える。
すっきりとした空気に、身体も軽くなる。

今日も、自分にできることをやる。
今日も、本当のことだけをしたいと思う。

当たり前みたいに存在している水や光のように、
真実はいつも私達を覆っている。
だから、生活は美しい。だから、世界に嘘はつけない。

お腹の底から笑ったり、怒ったり、納得

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筒

迷うということは、自我。自分に期待しているのだ。自分が選べると思っている。傲慢だ。自分には何の能力もないと自覚してはじめて、道が見える。それはこだわりを捨てるということ。100%で拘り抜く決心ができないんだったら、0になるしかない。中途半端なことは、誰にも伝わらないから。

こだわりを捨てることは、プライドを捨てること。

絵を描いていて思うのは、自分の考えなど一切捨てて、ただ間違いないと思うもの

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舞う

舞う

預金残高は減っていくばかりでも、チャレンジの時間はやってくる。怖くても飛び込むしかない。何も惜しまずに自分の希望へ注ぎ込む。そのために生きてきたのだから。いつまでも、例えば、たったの百円しか無くなったとしても、それを握りしめて絵の具を買うような生き方をしたい。そうすれば必ず生き延びられると私は知っている。

大きな絵を描くと決めてからいろんなことを考えた。

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百文字日記 ( 八月三日 )

百文字日記 ( 八月三日 )

夢は不思議。単に記憶の整理、とは思えない夢を見ることがある。久しぶりの悪夢だった。これは、はじまりの合図だ。悪いものに怯まずに強く居られるか、夢の中で跳ね返せるかどうかが、どれだけ丸腰で挑むことが出来ているか知る為の指標だから。

鎧

8月から、これまで「仙波サクラ」だった活動名を、平仮名の「仙波さくら」に変えました。
これは私の本名と同じです。

ほんの些細な変化のようだけど、自分の中ではひとつの節目です。

自分という人間がとても弱いことを知っているから、画家であるときだけでも強くありたいと思っていました。本名で戦うことはとても恐ろしいことのように思えたし、見下されるんじゃないかと思っていた。舐められたくなかった。本当の自分

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再会

再会

なんだか人生って感じがしています。

今年が始まってからずっと、うまく掴めないような時間を過ごしているようで、去年のようにがっちり掴んで踏みしめてやってきた時間とのギャップがあまりにも大きくて。不思議な感覚でした。
もっと燃えるような戦い方がしたいのに、起こる出来事は小さくて地味なことの積み重ね。だけど、避けては通れないような整理整頓や今までの自分では選べなかった選択に繋がっていることばかり。

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百文字日記 ( 七月十七日 )

百文字日記 ( 七月十七日 )

久しぶりに会う人、久しぶりに訪れる土地。あの時の自分が落っこちたままの場所と再会するとき、この数年、自分がしてきたことの結果を知る。ほんとうに強くなってきたのなら、景色は見違えるほど美しく、苦しい記憶と対峙することはないのだ。

文月

文月

本格的に暑くなってきましたね。皆さまくれぐれも熱中症などお気をつけください。気を付けていても、日常の動きだけでクラっとくるような灼熱です。

こんな中、いつも通りの動きができるわけもなく、普段の3割もこなせたら十分なんじゃないかと思う。すごく元気な人でさえ参ってしまう酷暑です。みんな、涼しいところに居てほしい。無理せずに乗り切りましょう🎐

少し遅くなりましたが、7月もどうぞよろしくお願いします

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奇跡

奇跡

私の作ったもので、誰かのテンションがちょっとだけ上がるとか、心がほわっとほぐれるとか、一瞬のときめきで気分が上向きになるとか、そういうことが起こることは、私の幸福そのものだと何度も再確認している。噛み締める。私もそうして誰かの絵に救われてきた。私を救ってくれた絵の意味なんてわからなくても、私は救われてきた。絵はそういうものなんだと思い出す。わかり合うのではなく繋がるための媒体なんだと思う。誰の中に

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