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櫻坂46が紡ぐ"らしさ"とは何か
快進撃の2023年を終え、2024年も勢いそのまま突き進む櫻坂46。7th Single BACKS LIVE!!を皮切りに、小林由依のアイドル人生の最後を見事なまでのステージで美しく終幕させた。小林由依という櫻坂のパフォーマンスにおける要と別れ、新たな覚悟を胸に8th Single『何歳の頃に戻りたいのか?』を引っ提げツアーに挑む。全8公演で北上していくツアーは"新・櫻前線 -Go on bac
もっとみる物語からの脱却、櫻坂46の新たなる嚆矢
5th Single『桜月』の発売を皮切りに、イオンカードライブvol.2、3期生おもてなし会、ユニ春、3rd TOUR 2023、初の展覧会『新せ界』、6th Single『Start over!』、海外公演に夏フェス、7th Single『承認欲求』、新参者、そして3rd ANNIVERSARY LIVEに至るまで、3年目の期間を存分に暴れまくった櫻坂46。そんな邁進するグループの選択と現在地
もっとみる血となり肉となり、骨となり。あの頃は確かに息衝く
はじめに本記事は、櫻坂46 2nd TOUR『As you know?』in TOKYO DOMEに足を運び感じたことを可能な限り言語化する雑記である。しかし、先ずは追うという事とファンであるということの個人的な定義を述べたい。この定義から話さねば、自分の立ち位置が可視化されないからである。無論、話の対象は櫻坂である。
ファンの語源がfanaticであり、狂信者であるという辞書的な話は今回は一旦置
パンデミックが呼び起こした音楽の核
2020年に起きた、新型コロナウイルス"covid-19"の流行。これによって、世界は大きな変革を遂げた。変革とはいっても大半は、今まで徐々に変化をたどっていたものを急ピッチで変化させたものと言える。キャッシュレス決済やリモートでの業務に始まり、多くのもの/ことが人と人との直接の触れ合いを減らしながら、それでも成り立つ進化を遂げた。音楽業界はその変化の中で、配信ライブというものに注力することとなっ
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