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景色は急速に切り拓かれる。

■ホーチミン経済成長率。
・最近のニュース、「ホーチミン経済成長率2023年7.5%・2025年8〜8.5%、デジタル経済比率22%・25%を目指す」。
・ホーチミン市人民委員会は「2025年までの経済成長を促進するための指針を発表し、6つの主要目標を掲げた」。
・同委員会は「来年迄に競争力指数(PCI)と行政改革指数(Par-Index)全国トップ10に引上げ、住宅面積は総計4000万㎡以上を確保し政府設定最低2万6200戸の社会住宅建設を目標とし、今年の工業生産指数(IIP)は6.5%の成長を目指す等の計画を掲げる」。

■2030年迄のロードマップ。
・更に「輸出額を2023年比で最低10%増加、環境保護・家庭ごみの80%以上を新技術で処理またはリサイクルし、少なくとも150haの緑地公園を開発することを目指す」と示した。同市の経済成長の状況については「計画投資局と発展研究院が総括し2024年末と2025年半期及び年末に同市人民委員会に報告する予定」となる。
・ちなみに上述の『デジタル経済』に関してベトナム政府の2025年迄の開発目標は、「各地域の光ファイバーのカバー率は100%(各世帯までのカバー率は80%以上、2030年までには100%)」、「ブロードバンドの展開は全国で4G/5Gをカバー(2030年までには全国で5Gカバー)」、「電子決済口座の保有率は人口の50%以上(2030年までには80%以上)」、「グローバル・サイバーセキュリティ・インデックス(GCI)の順位は40位以内(2030年までには30位以内)」等となっている。

■デジタルと実社会。
・余談、今後約5年、2030年迄にはデジタルと実社会がより密接に絡み合い、今日にはない景色、ベトナム経済の発展を見られる事と察している。
・バイク文化が根強いベトナム、主要都市ではメトロや電車で移動する人々が更に増え電車とバスをリンクさせたインフラもより整備され、ケータイをかざして改札を抜けたり運賃を支払う光景はもうすぐそこまで来ている。
・上述の動きが遅れるとすれば、その理由はベトナムの商習慣がネックになる事が予測されるが、汚職防止に向けた政府の動きも以前と比べれば本格化しており、遅々として進まなかった様々な景色は急速に拓けてくる事と私は察している。

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