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2020.07.18-19 気持ちの整理のために。
同い年の俳優が亡くなった。高校生の頃からずっと知っている俳優だ。
死に至った彼の苦悩を私には知る術もないし、想像をして苦しくなることしかできないが、私たちには明日が来る。
平坦なようなぜつぼうなような、明日がくる。
同い年で人生の一瞬を駆け抜けた人。
人はいきなり消えてしまうのだ。
沙穂は死にたいと思わないの?と聞かれたことがある。学生時代だ。
死にたいのに死ねない、と嗚咽しながら電話がかかって
センチメントの行方は今も知れず。
昨年末刊行された、漫画家の榎本ナリコの、「センチメントの行方」を読んだ。
20年前に描かれた、援助交際や女子高生の性・少女性について描かれたオムニバス形式の漫画「センチメントの季節」の続編。
出会って10年。この歳になってまた、センチメントの季節の続編が読めるとは思ってなかった。センチメント〜は、高校生だったわたしにはとても衝撃で大切な作品だった。
17歳の、女子高生のわたしに若さの価値と切なさを
ずっと何かになりたいのだ。
ここ数日のエモーショナルな感情が止まらない。何かが書きたい。かといって、なにを書けば良いのか分からない。
11月は毎年こうだ。なんだか最近おかしいな、と思って過去の日記を見てみると大抵この時期になると同じようにエモのスポットに入り込んでいる。誕生日の翌月だからだろうか。
今年、28歳になった。
18歳で人生が終わると思っていたわたしが、28歳になっている。あの頃、日々は苦しくも退屈で、女子高生