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旅行記

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#ひとり旅

ANAマイル散歩旅(2) マカオ、セナド飲み解放!!!!

ANAマイル散歩旅(2) マカオ、セナド飲み解放!!!!

尖沙咀の宿を10時ごろチェックアウトして駅まで歩く。
そこから中環(セントラル)まで移動。

まるこがいた。

左右両方に立ってください、歩かないでください。という意味だと雰囲気でわかる。
ところで調べてみたところ、まるこは香港や台湾、中国でも大人気のアニメらしい。
知らなかった日本を海外で知る。

香港島サイドは旺角のようなゴチャっとした下町感は薄く、高層ビルやブランドショップ、路面を走る2回建

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ANAマイル散歩旅(1) 香港散策、どこいてもやることは変わらない。

ANAマイル散歩旅(1) 香港散策、どこいてもやることは変わらない。

EPOSクレジットカードの海外旅行保険が自動付帯ではなく利用付帯になったと直前に知り、新宿駅までの道中にバスタから羽田までのリムジンバスの予約をする。
初っ端から準備不足が否めない。

朝6時、新宿。
正直これから旅行するという自覚がない。
まあでも、それはたぶん退職や結婚、出産ような人生の節目となるような出来事であってもそんなもんなんだと思う。

国際線チェックインカウンター、そして登場ゲートへ

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ANAマイル散歩旅 プロローグ、エピローグ

ANAマイル散歩旅 プロローグ、エピローグ

2024/2/5〜14、海外旅行することにした。

きっかけはANAのマイルの有効期限が切れることだった。
なるべくお得に使える使い方を模索していたところ、海外のいくつかの都市を周遊するのが最も良いと思った。そこで、下記のとおり10日間で4つの都市をめぐる計画を立てた。

香港から上海に移動するにあたり北京でトランジットするという無茶苦茶っぷりだが、出発の約1ヶ月前に計画を始めたのと、この時期がち

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木曽熊野ルートS(5) なんかもう、過去はいいやと思った。

木曽熊野ルートS(5) なんかもう、過去はいいやと思った。

この記事は、木曽熊野ルートSの最終章です。

木曽熊野ルートS・バックナンバー

DAY7
8時にチェックアウトすると、雨が降っていた。
昨日の全国制覇の達成感を思い出し、もう無理に旅をしなくても良いのではないかと重荷になる。だけどGoogleマップを開くと、いつかここにまた来る未来が想像ができないような場所にいることに気づく。
好奇心はほどほどに、勿体無い精神が背中を押した。ケチなので。

熊野

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木曽熊野ルートS(4) 全国制覇、そして旅は永遠に続いていく。

木曽熊野ルートS(4) 全国制覇、そして旅は永遠に続いていく。

随分と時間が経ってしまいましたが、以下記事の続きです。

DAY6
松阪のホテルをチェックアウト、駅であらためて腹をくくって和歌山までの切符を購入した。紀伊半島を一周すれば全国制覇できる、観光名所はひととおり巡ったことになる。不純な動機だけど、名古屋に滞在したことで一度ゼロになった旅のモチベーションを復活させるには十分だった。

多気駅から紀伊山地に突入していく。開通に長年を要した険しい道なりで、

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京都出張旅行(3) エナジーフローに思い馳せる。

京都出張旅行(3) エナジーフローに思い馳せる。

充実したひとり旅とは、日常の疲れから解き放たれるべく美味しいものを腹いっぱい食べ、十分すぎる睡眠を取るものである。そんな旅からは程遠いのは、日常が疲れてないからであり、また、ゆえに非日常に価値を見出さなければならないとせっかちになるからである。

早朝の清水寺でも見て回ろうかと思ったがチェックアウトぎりぎりに目覚める。いつもそうだ。せめてもう10分早く起きることができないのだろうか。もしチェックア

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京都出張旅行(2) おいなりパワーで管理栄養士をナンパする。

京都出張旅行(2) おいなりパワーで管理栄養士をナンパする。

ひとり旅において、計画なくして充実あらず。日常にはない「なにか」を求めて非日常へ身を置いてみたところで、求めているそれが不明瞭のままでは精神的に満たされることはない。もし満たされるものがあるとすれば、それはその地域のグルメや酒による臓器でしかない。

それでも僕はひとり旅が好きだ。僕が考えるこれの魅力とはすなわち、どんな過去であれ美化されるという人生観のもと見出されるものである。つまり、旅そのもの

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京都出張旅行(1) 暇を極めし人間、暇つぶしのごとく仕事する。

京都出張旅行(1) 暇を極めし人間、暇つぶしのごとく仕事する。

大阪で働いていたころ、僕はお世辞にも仕事が忙しいとは言えなかった。いや、回りくどいのはよそう。僕は圧倒的に暇であった。なにかとオフィスを抜け出す口実を作っては家に帰ったり市内を散歩したりする日々を送っていたが、そんな中でも今回は、お隣の京都に仕事片手間に一泊二日の旅行をした話をしようと思う。ここで忠告しておきたいのは、この旅行は旅行というほど華やかでもなければ、ひとり旅というほど冒険的でもない、た

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