松戸める

雑ではございますが、文章を書く練習として記録しています。

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最近の記事

ANAマイル散歩旅(5) 春節の上海フライト。

旅の5日目。2024年2月9日。その翌日が春節のため除夕(大晦日)となる。本日は香港から上海に移動する。 ●バックナンバー チェックアウト前に歯を磨いていると、昨夜も歯を磨きながら話したフィリピン人とまた鉢合わせた。彼は歯を磨いている僕しか知らない。コーヒーとサンドウィッチを勧められたが、タイミングが悪すぎる。 香港に降り立ち最初の一服をしたこの九龍の灰皿で香港にさよならを告げる。お供は象徴的な高層ビル群とマカオでその本物の味を知ったエッグタルト。安直だけれど、気に入っ

    • ANAマイル散歩旅(4) 香港、迷宮ぐるぐる回る。

      旅の4日目。今日はマカオから香港に戻り、主に香港島エリアを散策していきます。カジノのようにキャッチーなことがないのですが、これこそ「散歩旅」だと思ってます。 ●バックナンバー 昨日、タイパで適当に食べたエッグタルトが衝撃的な旨さだったので香港に戻る前にマカオの名店を訪れてみたが春節なのでがっつり休業してた。 なんか後ぐされ悪いけれど、もういい、香港に戻ろう。 ここで喫煙したらMOP$1500いただきますよーの貼紙。なんか見覚えある数字。数時間前にカジノで負けた金額だ。

      • ANAマイル散歩旅(3) マカオ、1,500MOP一発勝負。

        これは2024年2月の旅行の旅行記です。今となっては約6ヶ月前の記憶を、記録をもとに遡り、補足情報をリサーチと追記し、控えめな脚色を加えて執筆したものとなります。もはや鮮度などありませんが、一度書き始めてしまったので完結させるつもりです。 ●バックナンバー マカオの面積はとても小さく、東京都杉並区ほどの大きさだ。日本からの直行便はあるが、香港からフェリーまたはバスで入境する人が多いだろう。ちなみにバスで入境する際は港珠澳大橋という世界最長の橋を渡ることになる。 マカオの

        • ANAマイル散歩旅(2) マカオ、セナド飲み解放!!!!

          尖沙咀の宿を10時ごろチェックアウトして駅まで歩く。 そこから中環(セントラル)まで移動。 まるこがいた。 左右両方に立ってください、歩かないでください。という意味だと雰囲気でわかる。 ところで調べてみたところ、まるこは香港や台湾、中国でも大人気のアニメらしい。 知らなかった日本を海外で知る。 香港島サイドは旺角のようなゴチャっとした下町感は薄く、高層ビルやブランドショップ、路面を走る2回建て路面電車(トラム)が目立つ。 いずれにせよゴチャゴチャしているのだが。 面積の

        ANAマイル散歩旅(5) 春節の上海フライト。

          ANAマイル散歩旅(1) 香港散策、どこいてもやることは変わらない。

          EPOSクレジットカードの海外旅行保険が自動付帯ではなく利用付帯になったと直前に知り、新宿駅までの道中にバスタから羽田までのリムジンバスの予約をする。 初っ端から準備不足が否めない。 朝6時、新宿。 正直これから旅行するという自覚がない。 まあでも、それはたぶん退職や結婚、出産ような人生の節目となるような出来事であってもそんなもんなんだと思う。 国際線チェックインカウンター、そして登場ゲートへ。 乗客に日本人はとても少ないように思えた。いよいよだという気になってくる。

          ANAマイル散歩旅(1) 香港散策、どこいてもやることは変わらない。

          ANAマイル散歩旅 プロローグ、エピローグ

          2024/2/5〜14、海外旅行することにした。 きっかけはANAのマイルの有効期限が切れることだった。 なるべくお得に使える使い方を模索していたところ、海外のいくつかの都市を周遊するのが最も良いと思った。そこで、下記のとおり10日間で4つの都市をめぐる計画を立てた。 香港から上海に移動するにあたり北京でトランジットするという無茶苦茶っぷりだが、出発の約1ヶ月前に計画を始めたのと、この時期がちょうど春節ということもあり直行便が埋まっていたのだ。 (早々にネタバレとなるが、

          ANAマイル散歩旅 プロローグ、エピローグ

          2年経ったので経過報告:30歳までにしてみたいこと約50個

          2021年に「5年以内にしてみたいこと約50個」という記事を書いた。 あれから2年経った現在の ①経過報告 ②やっぱしなくていいこと ③新たにしたいこと を更新し、2024年も充実した人生にしていきましょうという回です。 ちなみに1年前も経過報告の記事を書いてます。 2023年もまた、リストの存在すら忘れて日々を過ごしていました。 長い目でみたときにリストを充実させることが人生の充実に繋がる気がしているので、来年はちょっと気合いを入れていこうと思っております。(たぶん)

          2年経ったので経過報告:30歳までにしてみたいこと約50個

          木曽熊野ルートS(5) なんかもう、過去はいいやと思った。

          この記事は、木曽熊野ルートSの最終章です。 木曽熊野ルートS・バックナンバー DAY7 8時にチェックアウトすると、雨が降っていた。 昨日の全国制覇の達成感を思い出し、もう無理に旅をしなくても良いのではないかと重荷になる。だけどGoogleマップを開くと、いつかここにまた来る未来が想像ができないような場所にいることに気づく。 好奇心はほどほどに、勿体無い精神が背中を押した。ケチなので。 熊野三山のひとつ、熊野那智大社の近くにある那智滝。近くといっても正確には那智大社の別

          木曽熊野ルートS(5) なんかもう、過去はいいやと思った。

          木曽熊野ルートS(4) 全国制覇、そして旅は永遠に続いていく。

          随分と時間が経ってしまいましたが、以下記事の続きです。 DAY6 松阪のホテルをチェックアウト、駅であらためて腹をくくって和歌山までの切符を購入した。紀伊半島を一周すれば全国制覇できる、観光名所はひととおり巡ったことになる。不純な動機だけど、名古屋に滞在したことで一度ゼロになった旅のモチベーションを復活させるには十分だった。 多気駅から紀伊山地に突入していく。開通に長年を要した険しい道なりで、この線路に沿うように伊勢神宮と熊野三山を結ぶ伊勢路がある。その伊勢路を大幅にショ

          木曽熊野ルートS(4) 全国制覇、そして旅は永遠に続いていく。

          「神様にフェイントをかける」論でサウナを楽しんでみた。

          サウナ、水風呂、外気浴を順にくりかえし「ととのう」までの導線がきちんと整備されたシステム美もいいけれど、ちょっとそれに逆らってみたくなった。 サウナ室を出たあと、水風呂に入るだろうと、周りの人も、なんなら自分さえ思ってると思うんだけど、湯船に入ってみた。 たぶん神様も腰抜かしてんじゃない?だって意味不明だから。 自分でも意味がわからない。数秒前まで水風呂に入るつもりだった。いや、湯船に入ろうなんて一瞬たりとも思ってない気がする。だけど気づいたら湯船に入ってた。間違ったわけで

          「神様にフェイントをかける」論でサウナを楽しんでみた。

          ある雨の日の日記

          なんど鳴ったかわからないアラームを止めると、6畳ワンルームの薄暗いこの部屋は雨音が響き、ジメジメとしていた。 頭がぐわんぐわんする。口はカラカラだ。昨夜の朧げな記憶を思い返し、少し後悔する。 12時。今日は差しせまった仕事がない。社会人生活5年間の怠惰な生活はがらりと変わり、ここ2ヶ月ほど仕事をし続けていた。するとふとしたときに思うようになったことがある、このまま仕事に熱心になりそれなりの成果を出して、その先になにがあるのか。 まだなにも得てない妄想馬鹿の杞憂かもしれないけれ

          ある雨の日の日記

          木曽熊野ルートS(3) なぜ行くのか。それは、行かねばならないから!

          DAY3 朝またサウナに入って8時ごろにチェックアウトする。旅行中は規則正しい生活リズムになるので、あまりにも狂っているときは旅行してしまえばいいと思う。 青春18きっぷが一日分余っている、かつ金券ショップで売っても1,000円くらいにしかならないようなので、半日でなるべく元を取ろうと下呂温泉まで行ってみることにしよう。 岐阜駅のすぐ近くにあるサカエパンというお店。以前訪れたときから、ずっと再訪したいと思っていた。ここ、日本一好きなパン屋かもしれない。そしてこのように自分に

          木曽熊野ルートS(3) なぜ行くのか。それは、行かねばならないから!

          木曽熊野ルートS(2) こんな日常が永遠に続けばいい。

          8時に起床。結局、数時間しか眠れなかった。今日は1、2時間に一本の路線をゆくので計画を崩すのはリスキーだ。 1月の松本の早朝は引くほど寒い。-5℃とかだった気がする。ヒートテックやロクなアウターも着ずに来るところではない。 松本も軽く観光しておこうと松本城に来てみた。烏城とも呼ばれる漆黒の城は秀吉以前の時代に建てられたものだ。江戸になると白い城になる。松本城は以前に観覧したことがあるので今日は割愛。滞在時間は5分にも満たなかったが、よく晴れていたので借景に北アルプスを望むこ

          木曽熊野ルートS(2) こんな日常が永遠に続けばいい。

          木曽熊野ルートS(1) ホットワインで幸せが飽和する。

          2023年1月8日〜15日の7泊8日の旅行を終えて、沖縄を除く全都道府県を観光し、ひとつの区切りを迎えた気がした。今回は、この旅行を3パート(木曽編・名古屋編・熊野編)に分けて書いていこうと思う。 というのも、「1月中になんか書けば連続投稿を4ヶ月に伸ばせますよ」とnoteさんからプレッシャーをかけられ、なんか月1で投稿できてたっぽいのでせっかくだし記録を延ばしてみようと思った。 それでは、面白くする自信はとくにないのですが、流し読みする分には耐えうるクオリティにはしたいと

          木曽熊野ルートS(1) ホットワインで幸せが飽和する。

          1年経ったので経過報告:5年以内にしてみたいこと約50個

          2021年に「5年以内にしてみたいこと約50個」という記事を書いた。 あれから1年経った現在の ①経過報告(達成したこと)と、 ②やっぱしなくていいことの抽出とその理由、および ③新たにしたいことの追加をもって、 2023年も充実した人生にしていきましょうという回です。 なお、リストを意識せず2022年を過ごしてしまったため未達成のことが多く、言及のないものに関しては引き続き挑戦していきたい次第です。 ①経過報告(達成したこと)新宿の「のぞき部屋マドンナ」に行く 歌舞

          1年経ったので経過報告:5年以内にしてみたいこと約50個

          人を信じられる人でありたい

          最近、感情が動かない人とよく出会う。 本人からそう言われたわけではないし、 一緒に過ごしていてその人が楽しいのかつまらないのかわからないわけでもない。 普通に接していたら「感情が動かない人」とは思わないだろう。 じゃあなぜそう思うかというと、 しばらく話していても、根底にあるはずの感情がまったく見えてこない、からだ。 こう書くと、 「お前に見せてないだけ」「理解した気になるな」などと反論されそうだが、それを否定するつもりもないものの 彼らに共通するのは「人を信じていない

          人を信じられる人でありたい