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「神様にフェイントをかける」論でサウナを楽しんでみた。



サウナ、水風呂、外気浴を順にくりかえし「ととのう」までの導線がきちんと整備されたシステム美もいいけれど、ちょっとそれに逆らってみたくなった。


サウナ室を出たあと、水風呂に入るだろうと、周りの人も、なんなら自分さえ思ってると思うんだけど、湯船に入ってみた。
たぶん神様も腰抜かしてんじゃない?だって意味不明だから。
自分でも意味がわからない。数秒前まで水風呂に入るつもりだった。いや、湯船に入ろうなんて一瞬たりとも思ってない気がする。だけど気づいたら湯船に入ってた。間違ったわけでもないんだけど。

そのあと、今度は水風呂に死ぬ寸前まで入ってみた。
気を失いそうだった。これもまた、神様たぶんここまで長く入るとは思ってないと思う。

つぎに休むかと思いきやすぐさま全然人気のないスチームサウナに入ってみた。
すると冷えきった身体が高温の蒸気につつまれて、めちゃくちゃ気持ちよくなってきた。
次第に温まるを超えて発汗してきて、サウナモードに突入。
ドライサウナに移動した。
→水風呂に入らずに湯船→水風呂→スチームサウナ→ドライサウナ・・・


やべえ、新たな型を見つけた。
と同時に、もう神様これ慣れちゃったかな、と思った。



自分が考えてないことをしたい。
自分ひとりで自分の想定を超えたい。
想定を超えることを想定したくない。

だから常に動き続けなければならない、と思った。


いまは金曜日の朝10時、六本木ヒルズのベンチで寝転びながら、この記事を書いてる。

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