「ロバート・ツルッパゲとの対話」を読んで
「大人の幼稚さを通過して、もう一度純粋な子どもの目を取り戻すこと」というのが目的の本書。下手な哲学書よりも哲学をしている、最高にバカげた、そして、「お前は考えてるのか?」ということを問いかけられる良書です。軽快な語り口、ジョーク、著者の思考、親父ギャグ、とジョットコースターに乗りながら、万華鏡を覗き込んでるような、訳はよく分からないけど、とんでもなく、面白い読書体験でした。いや、訳は分かるんですけどね。本書で、「こいつは、バカだな」と言われてる人が、自分の中にもいるな、という