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多様性が乗る器の準備 - 出る杭どころか「出る大木」が育つ子育てを 【YouTube初出演】

日本は昔から、外のものを受け入れるのが得意だったと聞きます。

漢字
カタカナ
カレー
ラーメン
ハンバーグ

外からの文化を受け入れ、絶妙に日本と融合させてきた歴史が実はあります。

多様性が謳われる今、私たちには多様なものを受け入れる「器」の準備があるでしょうか。

大変光栄なことに、YouTube出演の依頼をいただき、「子育てと多様性」というテーマで楽しくお話しさせていただきました。

✅「和」の再考

島国に育った私たちは
和 (Harmony)を重んじて
違いに対して敏感に生きてきたように思います。

他人と同じであることが善とされ、
なるべく他人と同じであることを意識し、
和を乱さないことが美徳であるとされてきました。

家族、地域、社会、友人、学校、会社

1990年代の日本経済の絶頂期は和のおかげで達成できたことは言うまでもありません。

日本が誇るべき特質の一つであると思います。

ただ、一歩踏み外すと、よくない使われ方になってしまうのも事実です。

大学時代の恩師に教えていただいた以下の言葉を今でも覚えています。

日本では「違い」の延長上に「間違い」がある

少しでも人と「違う」と「間違い」にしてしまってきたというのです。

深い言葉です。

知らない間に「こうあるべきだ」「こうじゃなきゃいけない」という「曖昧な当たり前」が固まり、「ウチとソト」みたいな概念に基づいて、自分の器に乗らないものを否定したり、自分の器に乗るように相手をコントロールしようとする人は残念ながら少なくありません。

判断基準としている私たちの器は、本当に妥当なものでしょうか。

子を持つ親の器は小さすぎたりしないでしょうか。

「家族とは」
「母とは」
「父とは」
「学校とは」
「社会とは」
「働くとは」

この器は広げられるもの、と考えることができるかもしれません。

多様なものが乗るように、器を広げる努力が必要になってきているかもしれません。

✅ 出る杭どころか「出る大木」に

出る杭は打たれる

本当に杭を打っていて良いのでしょうか?

出る杭を打っているばかりでは、国際競争力が上がるとは思えません。

世界で活躍する人は突き抜けた杭ばかりです。

杭どころか、打とうと思っても手が届かない大木ばかりです。

私は「出る大木」みたいな人がこれからどれだけで出てくるかが大切かと思っています。

大木から実がなれば、みんなが恩恵を受けます。

大木が育つためには強い根が必要です。

根が張るための土壌 (環境や社会) が果たして準備されているでしょうか。

突き抜ける大木を育てる環境、器を私たちが持っているでしょうか。

突き抜けていい、という「違いを受け入れる器」について考える素敵な機会をいただきました。

子育てと多様性という話題について、ISSHO NIを運営されている高橋幸恵さんと小林ゆきさんとお話しさせていただきました。

初のYouTubeでの登場です。
*重い腰を上げていただいたお二人に感謝です🙇‍♂️

✅ 子育てと多様性 (YouTube)

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音声版

✅ 早速の神Feedback

最後に

気恥ずかしくてチャレンジできていなかったYouTubeでしたが、ゆきさんとさちさんのおかげで、何とか大きな一歩を踏み出すことができました。

色々と質問を投げかけていただき、引き出していただいたお二人に感謝です。

この場を借りて感謝申し上げます。ありがとうございました🙇‍♂️

変化が多い時代に子育てをする仲間が、個を認め合って健全に繋がっていけると良いな、と改めて思います。

🌟 ISSHO NIの活動を応援しています。🌟

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