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English is Ours!

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元英語教師・外資ヘッドハンターの筆者が、英語と関わっている人、もっと関わっていきたい人向けにまとめたnoteです。英語学習、英語、留学、異文化。
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英語というペンで何を書こう

英語も同じではないでしょうか。どれだけTOEICの点数が高くても、英語を使って表現したい中身、意見、相手がなければ宝の持ち腐れになってしまいます。 今日は私がアメリカ留学中に体験した、一つの実話をご紹介させていただきたいと思います。 アメリカのウィスコンシン大学での学生寮に、留学生のDaniel (イタリア人) と John (ドイツ人)とRyosuke (私)が集まった。自己紹介などはとっくに終わっていて、3人で夜ホームパーティーをしていた。 こんな会話をしながらいつ

【バンコク移住10年】 海外移住を決める際に私が考えていた4つのこと

オフィスの周りの同僚たちに聞いてみました。 聞いた自分が愚かだったと、絶句して考えさせられてしまいました。 10年前というのは、   自分が「エイヤー」と覚悟を決めて   7年勤めた教師を辞めて   国際結婚をして   日本を飛び出して   バンコクに移住したタイミングでした。 そして、今日がまさにタイのバンコクに出発した記念日なのです。 ふと、10年前はどんな世界だったかな、と気になって調べてみました。 当時のiPhoneは5。 日本は安倍政権、消費税は7%、

英語はカッコつけて早く話さなくてよい5つの理由 - これを知ると気持ちが楽になるかもしれない話

これに気づいたのは、だいぶ時間が経ってからのことでした。 初めてアメリカに留学する前、「英語は早く話さないといけない」と勝手に思い込んでいました。 見下されないように、自分を大きく見せようとして、何か無意味に焦っていたように思います。 自分の頭の中に勝手に作り上げた「英語ペラペラ像」は、英語を早く話している姿でした。 しかし、スピーチ分析をしたり、色んな国から来た人と英語で会話を重ねるにつれて、大切なことに気づきました。 一つのきっかけとなったのは、ハワイに一年住ん

教師を辞めた後、8年ぶりに高校生に授業をした話 - 「英語っているの?」

画面越しの高校生たちを前に、何か懐かしい感じをバンコクから感じていました。 今日は教師を辞めた私が、縁あって8年後に高校生に授業をしたお話です。 1. 留学・教師・バスケ仲間からの連絡📩留学前から共にTOEFLと戦い 留学中はNYで一緒に年越し蕎麦を食べて 留学後は共に英語教員を目指し 教員になった後も、週末の教員向けの講座に参加していた親友がいます。 彼から久しぶりにLineが届きました。 早速電話して話を聞いてみると、彼はこう言いました。 Zoomで教室と私を繋

再生

バスケもすごいけど英語もすごい!【努力の賜物】 NBA八村塁選手

日本人NBAプレーヤーとして大活躍の八村塁選手🏀 昨日の試合後の英語のインタビューを難なくこなします。 中学生の時に彼が英語を話していた姿と比較しても、彼のとてつもない努力が伺えます。 継続は力なり。

3言語間に生きる4歳児にとって、ニワトリの鳴き声はどうやって聞こえるのか

4歳児のボスと外遊びをしていると、ニワトリの鳴き声が聞こえてきました。 🐔 「コケコッコー」 私にはどうしてもこう聞こえます。 英語とタイ語がネイティブの嫁に聞いてみました。 すると驚きの音が。。 🐔 「エキエッエー」 最初の音は「エ」ではないだろうと突っ込みながら話していました。 ちなみに英語の音はどう思うか聞いてみました。 英語でニワトリの鳴き声は 🐔「Cook-a-doodle-do」 絶対にこれは違うだろうという点は、嫁も賛同しました。 では、英

行動の先にあるもの - タイ語のYouTuberに会った話を仮定法過去完了で表現してみる

「今年こそは!」 タイに7年住んでいるのに、タイ語が話せない。 何度言い続けてきたことか。。 7年越しでタイ語に再再再…チャレンジ。 おかげさまで、今の所1ヶ月続いています。 移動時間はYouTubeでタイ語を聞きながら勉強し、オフィスに行く日はタイ人メンバーに朝の一言会話の相手になってもらっています。 昨日の出来事 昨日のみんなのPTAの軽くお話会のあと、 生後9ヶ月の娘と一緒に朝の散歩に出かけました。 タイの気温がもっとも高いのは実は4月。 8時近くで暑

一度は読んでほしい私の英語note3選

今となっては子育て記事が多めですが、260日前にnoteを始めた時は、英語に関する記事を中心に書いていました。 今日は、一度は読んでほしい私の英語note3選のご紹介です。 1. 英語というペンで何を書こう2. 初めて英語で笑いが取れた時の話 - シドニーの床屋にて 3. 英語を勉強したら目は青くなるか:私たちの英語学習のゴール再考 こちらの記事を読んだMapleさんから、なんとインタビューまでしていただきました。 ⬇︎その他の記事は以下マガジンに入っています⬇︎

ギリギリって英語で何て言う? 昨日イギリス人同僚から新しいフレーズを学びました。 "I made it by the skin of my teeth." (ギリギリでできた) もし歯に皮があったとすると、皮膚よりも薄いはずで、それほど極わずかの距離であるということ。

昨日タイ人同僚に質問されました。 同僚「お疲れさまですって英語で何ですか❓」   私「・・・。(Tiredではないしなー。)」 Google先生は「Good work」だと言います。 Hi とか Bye が近いでしょうか🤔 こんな単語が日本語には結構ありそうです。

アメリカでブリザード警報が出た日の衝撃 - 決意の力? 【大改造劇的ビフォーアフター】

あれは「ダンコたる決意」だったのか? 初めてアメリカに留学をした時、名古屋にいたら味わえない多くのサプライズに出会いました。 今日はアメリカでブリザード警報 (猛吹雪警報)が出た時の出来事を思い出してみます。 ウィスコンシン州ってどこ? 大学生時代にアメリカ中西部に位置するウィスコンシン大学のマディソン校というところに留学をしていました。 緯度は、日本の北海道より北に位置するので、ある程度寒さには覚悟をして臨みました。 10月くらいから寒くなってきて、11月には最

好きだから苦しかった…やっと見つけた英語との向き合い方

「アメリカのアクセントにしようなんて思わなくていいよ」 ある日、アメリカ人の先生からそう言われた時、ふっと肩の力が抜けていきました。 私と英語との関係についての振り返り英語を習い始めたのは、小学校6年生。 といっても父が参考書を使って教えてくれただけなので、中学校の授業が英語学習の正式デビューです。 中学時代 英語の授業が始まり、単語や文法を覚えるのがとても楽しかったです。もちろん得意科目は英語でした。 初めて英語で会話をしたのはALTの先生。まったく話せずショック

「私の英語との向き合い方」 - Mapleさんにインタビューしていただきました

「いつか誰かとこんな話をしたかった!」 ついに、そんな機会をMapleさんに作っていただきました。 noteを始める前からずっと考えていたこと、 noteで発信し始めてからもやりたかったこと 私が思う英語との向き合い方 これについて二人でお話しました。 具体的には、以下についてお話ししています。 ✅ なぜTESOLを取ったのか。 ✅ なぜアメリカではなくて、香港に行ったのか。 ✅ 英語学習で私たちが目指すべき現実的なゴールとは何か。 ✅ 学習のモチベーションとどう

意外と深い「大丈夫」 - 日本語で「Daijyobu」を巧みに使う英語ネイティブの妻

日本語の「大丈夫」は奥が深いです。 私たちは無意識に「大丈夫」をいろんな場面で 使い分けているような気がします。 英語とタイ語がネイティブの妻が、 日本語で「Daijyobu」と巧みに使う姿から学んだので、 少し考えてみました。 1. 「いいえ」と言いたい時 何よりも巧みだな、と思うのは、 やんわり丁寧に断りたいときに「大丈夫」と使うことです。 私: "Do you want more?" 妻: "Daijyobu." (もうお腹いっぱいでいらない) 私: "C