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プロフィールと、出発するための問いかけ

前職の出版社を退職してからおよそ2年半。
振り返ると、これから新しい仕事をしようというところで世の中が未曾有の事態に陥り、自分の生き方や、働くこと、家族とどうやって過ごしていきたいか、といった根本的なところを見直す必要に迫られました。
自分自身に再三問いかけて、土台を基礎から作っていく繰り返し。

最近、父親向けメディアの「オレの育児スタイル」さんに取材していただき、2年前のことや、これからのことなどを整理できたので、
許可を得て記事を部分的に引用しながら、「改めましての自己紹介」を書きたいと思います!

プロフィールなど

▶︎7歳・5歳男児 子育て中
▶︎てんびん座、B型。好きな花はコスモス。
▶︎主な活動 
・専門家監修の「LINEで1日1問育児クイズパパ力検定」開発
・書籍『ふたりの子育てがもっと楽しくなる パパのための育児クイズ115』出版
・企業様向け育児研修
など
▶︎略歴
NHK出版に2003年入社。語学や医療・健康関係の雑誌、学習書、実用書などの編集を手がけ、2020年から独立。「育児クイズパパ力検定」はBaby Tech Award Japan2020で特別賞を受賞/
認定子育てアドバイザー

前へ進むための自分への問いかけ

①「たくさん考えてきたことは?」

NHK出版に2003年に入社。
中国語や、医療・健康系テキスト、学習書、実用書などの編集に携わり、
「難しい内容をわかりやすく伝えるには」
「興味を持ってくれる人を増やすには」
「楽しく学び続けられるような誌面にするには」

といったことを日々考えていました。テキストの特集や誌面の中でクイズも数多く企画してきました。

2020年にBaby Tech Award Japanで特別賞「育児サポート賞」をいただいた「育児クイズパパ力検定」は、そんな「たくさん考えてきたこと」「好きなこと」を土台にして、私自身の「やりたい!」という種から出発したアイデアでした。

「オレの育児スタイル」取材記事より引用

最初はママに寄り添うことを考えていましたが、パパ向けの支援の少なさに気付き、徐々にその必要性を感じたと言います。

「パパ向けのサービスってそういえばあまりないですよね。パパをサポートすることが結果としてママのサポートに繋がり、夫婦が同じスタートラインに立って育児ができる環境が生まれたらいいなと」

そして高橋さんは、夫にパパの育児の知識をサポートするための「育児クイズパパ力検定」について話してみたところ、すごくいいねととても良いリアクションがあり、背中を押してもらえたのだとか。

「夫自身が長男の育児中、目の前にいる赤ちゃんや妻をどうサポートすればいいかわからなくて、孤独や不安を感じていたそうなんです。だからこそすごく意味のあることだと思うよと。さらには“BabyTech® Award Japan(ベビーテックアワード)”というものがあると教えてもらい、アイデアを応募してみたらと勧めてもらいました」

「オレの育児スタイル」取材記事より https://switch-kosodate.com/pre-papa/post-9525

②「違和感やざわつきを無視していないか」

違和感やざわつきは、自分に何かを気づかせようとしてくれているサインです。
トンネルの中にいる時こそ、成長のチャンスや気づきのチャンスがそばにあるということを体感してきました。
自分の中の疑問や、マイナスの気持ちの重さに向き合うことで、それは徐々に軽くなっていき、さらに自分が前へ進む大きな力に変わるものだ、ということを何度も経験しています。

サービスを「やりたい」と思ったきっかけの一つは、大変だった長男の産後にあったことを思い出しました。

子どもを産んで母になっても、母だからといって知識が増えるわけではなく、日々の経験を通して知識を蓄えていくもの。高橋さんにとって初めての出産と育児は、こんなこと聞いてなかったし知らなかったという気持ちの連続だったという。

「子どもを産んで育てている世の中のすべてのお母さんを尊敬する気持ちになりましたね。こんなに大変なことを皆さんされて来たんですねと」

育休を取り産休を取り、出版社で楽しく働いていたが、産後に自分が直面した問題を伝えていきたいという思いがずっと心の奥底にあった。

「今も息子達の日々の育児に奮闘していて、昔の記憶が上書きされてしまいそうにもなるんですが笑。心から信頼の置ける専門家の方々に話を伺うことで勉強になったり、過去に体験して不思議だった子どもの行動の理由がわかって今繋がったりすることなど仕事が純粋に楽しいですね。あのときの癇癪はこんな意味だったのかなとか気付きがあります」

「オレの育児スタイル」取材記事より https://switch-kosodate.com/pre-papa/post-9525

③「そこに、無理はない?」


以前の私は、「迷惑をかける」と「上手に頼る」の線引きがうまくできませんでした。誰かに負担をかけてしまうよりは、と、一人で頑張るほうを選びがち。結果として、多くのものを抱えこんでしまったことも多々あります。

出産、産後の大変さを経験することで、ひとりで頑張るには限界があることを知り、上手に頼る心地よさや、柔軟さを学んでいきました
同時に、「自分らしい子育て」をすることで得られる家族の繋がりを知りました

プレパパには、自身の子育て経験や多くの方々へのヒアリングから、頑張り過ぎなくていいと伝えたいのだとか。

「保健師さんに教えていただいたアフリカのことわざを私自身とても大事にしています。それは、“ひとりのこどもを育てるには村中みんなの力が必要”というもの。
夫婦間の情報の差を無くしていくことももちろん大事ですが、周りの人やサービスを信頼し、頼っていいと思います。自分たちだけで頑張り過ぎないで欲しい。お互いが情報を得た上で、自分たちはどういう子育てをしようかと話し合えるようになれたらいいですね」

「オレの育児スタイル」取材記事より https://switch-kosodate.com/pre-papa/post-9525
④「明るさや軽やかさ、楽しさを感じるのは?」

④「明るさや軽やかさ、楽しさを感じるのは?」

この2年間、前へ進んでいくためにいろんな問いかけをしてきましたが、何かを判断する時に自分にとって間違いがないと思ったのは、この質問です。

この質問をして選んだモノ・コトは、たいてい楽しく取り組み続けていけますし、選んだ自分に、ちゃんと責任がもてるのです。
それが結果的にうまくいかなくても、あまり執着せずに手放せます。
それを取り組むことは過程として必要だったのだと考えます。

Mapleさんには「sachiさんの行動力はアラレちゃんみたい」と言われますが(笑)、行動する力の出発点は、日々のこの質問なんじゃないかなと思っています😊

なんだか、軽やかな感じがするから
なんだか、楽しそうな感じがするから
なんだか、明るさを感じるから


そんな「感じ」を受けている時、それは私の「GO!」のスイッチ。
動かないではいられなくなるのです。

動いた結果、うまくいかないこともしばしば。
でも、いいのです。
今うまくいかないことは小さなもので、大きな目的へ向けての材料の一つになっていくもの。
ポジティブなこととネガティブなことは、大体、51:49でバランスを保っています。無理なく明るく、そしてさまざまな気づきを得ながら歩んでいくにはこのバランスがちょうど良い。

そんな感覚を抱くようになったので、自分には、そして、自分の周りの心通わせている人たちには、「(結果として)良いことしか起こらない」という自信や信頼があります。
こういう根拠のない自信も、この2年の学びや試行錯誤で身につけてきたものです。

明るい方向へ進んでいきたいし、子どもたちの未来も明るい方向へ。
そのために、自分の強みが活かせて楽しそうだと思えることを、みなさまと一緒にし続けたいです🌈

「子どもたちが大人になったときに、色々なものの境界線がない社会であるといいなと。人と人との個性や違いが認め合えるような、他者に興味を持ってコミュニケーションがきちんと取れるような

「育児クイズパパ力検定」では子どもを主軸にした書き方がされている。そこには、今目の前にいる子どもを見てほしいというメッセージが込められているからだ。

一番の情報源は目の前にいるお子さんであるということ。夫婦、親子のコミュニケーションがしっかりと取れた環境で育つお子さんが増えることが、将来大人になったときに他者に関心を持って違いを認め合えるようになるのだと信じています」

「オレの育児スタイル」取材記事より https://switch-kosodate.com/pre-papa/post-9525

楽しそうなこと、始めます🌈

私のスキルとしての強みは、難しさを感じる内容を、わかりやすい言葉で、楽しく取り組める学びのコンテンツに変換すること。
人や、モノ・コトに宿る想いを感じて、言葉で表現すること。

「(結果として)良いことしか起こらない」という根拠のない自信がついたことも強みですね(笑)だから、やってみたい、面白そうだと思ったことには、小さなこどもを見習って、とりあえず手を延ばします(笑)

強みを生かして、楽しそうなことを、始めます😊

①ISSHO NIの活動名で、Mapleさんとnoteを始めます

みなさま、ぜひフォローしてくださいね🍀

自分らしい生き方や子育て、幸せの共有を志向するみなさまのために、より良い環境づくりのヒントとなる想いや体験、モノ・コトを集めて、ラジオで話したり、記事にします。
そうやって、子育てや働き方、地域での活動、暮らしなどをテーマに、様々な想いや体験を共有する場を作ります。

そして、すこしずつ、違う側面に気づいたり、発見を楽しみながら、ありのままを受容し助け合える世界へ。そんな願いを載せていく、新しい活動。
それが、ISSHO NIです。

URLは最後に🌈

②「一緒に考えてほしい、作ってほしい、話を聞いてほしい」・・・コラボやコンテンツ制作のご相談に乗ります


最近は、企業や地域団体と協働することも。クイズ制作や、コラム執筆、コンテンツの企画など、編集会議から入ることが多いです。イベントのコラボ開催の話も出てきました。
やはり、仲間と一緒に作るのは本当に楽しく、色々なアイデアが湧いてきます😊

コラボについて、まずは気軽に相談に乗ってほしいよという方、下のようなご希望をお持ちの方はいませんか?

☑️興味関心の入口を広くする、クイズなどの楽しいコンテンツを一緒に考えてほしい、作ってほしい
☑️コラムの執筆をしてほしい
☑️子育て家庭の防災(秋以降)やパパママのための救命講習とコラボしたイベントを企画したい(※夏に防災士資格取得予定です)
☑️社内の育児支援でどんなことができるか相談に乗ってほしい(※パパ力検定のコンテンツ活用や、パパママ向けセミナーなどを企画します)
などなど、、、

子育て、育児、暮らし、薬膳、女性の働き方、防災や救命法などを主なテーマに、一緒にコンテンツ作りを考えてほしい、お仕事を頼みたい、なにかコラボしたい、まずは相談したいという方は、ページ下部のクリエイターへの問い合わせか、Mama's SachiのHPからご連絡ください。
ISSHO NIやMama’sSachiの理念と合うみなさまと、同じ時間を過ごしたいです🌈

③ここの個人のnoteでは、もっと「好き」を集めます

息子たちのこと、
防災・備えについての学びや実践のこと、
好きだけどなかなか読めていない児童文学のこと。
自分の「好き」をもっと集めたnoteにしていこうかなと思います。

noteを始めた頃には想像できなかった繋がりが生まれ、そこから世界が大きく広がっていった2年間。
次の一年もみなさんと一緒に、想いや体験を共有し合いながら、明るい未来を編んでいきます。

これからもこのnoteを、そして
新しいISSHO NIのnoteを
どうぞよろしくお願いします!
スキやフォロー、ぜひお願いします🌈🍀

ISSHO NI 2022.6.10 OPEN!

今回引用させていただいた取材記事はこちらです


この記事が参加している募集

最後までお読みいただきありがとうございます。いただいたサポートは、他のクリエイターさんへのサポート及び、息子たちとの”寄り道アイス”に使いたいです。