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運動することは良いと分かっていても、大人はなかなかできない。それはできないと決めつけているから、もしくはやりたくないから。私は運動嫌いだったから、絶対運動なんてやりたくなかったし、まったく興味もなかった。オリンピックもプロ野球も相撲も全然見ない。48歳までそんな感じだった。今でもサッカーや野球などまったく見ないし興味もない。

ところが45歳から卓球を始め、48歳から走り始めたことで、60歳の現在も続いている。自分でも不思議だ。運動が好きになってしまった自分に、自分自身が驚いている。

運動しないと損しているという記事があったので紹介しよう。

1、運動しないと「脳が老化する」

研究者によれば、運動する習慣が、脳の萎縮や認知機能の低下を防ぐ助けとなりうるそうですので、記憶力や集中力といった仕事に重要な認知機能を損なわないよう、若いうちから運動の習慣を取り入れて、脳の老化を食い止めましょう。

2、運動しないと「メンタル不調のリスクが上がる」

メンタルヘルスが不調になると、集中力やモチベーションの低下、ミスの増加などが、仕事において生じてくると指摘します。

3、運動しないと「疲れがなかなかとれない」

仕事で高いパフォーマンスを維持するには、日々の疲れをきちんととることも重要。でも、家でゴロゴロしたりたくさん眠ったりしても、十分に疲労回復できません。

マラソンやっている人の間では「疲れた時こそ、軽く5分でも走ってきたら体が楽になる」と格言がある。あなたは信じられるだろうか?

「疲れた時なんて何もせず、すぐ寝たいはずだ。なのに走れって? バカな!」と、運動しない人は言う。ところがこれが本当なのだ。マラソンしている人は実践している。

疲れを取りたいのは誰だって同じだ。お金をかけず簡単な方法で疲れが取れるならやればいいのだ。ところが運動しない人に5分走れと言っても無理な話になる。そもそも走ってないんだから、走ることそのものへの抵抗感がある。そう考えれば、マラソンしている人の方が、疲れの取り方をひとつ多く知っていることになるはずだ。

日曜にお父さんは家でゴロゴロなんて、もう今はないかな? 昔はそんな時代もあったけど、今は夫婦ともに子育てや家事をする家庭が増えている。では独身者はどうだろう? ゴロゴロしてるんじゃない?(笑)

運動すればよいことがいっぱいあると分かっていても運動できない。そんなもんだろう。記事の中では運動できないのなら、ストレッチや体幹トレーニングしようと書いてあるけど、それがまた無理なのよ。困ったもんだ。じゃあ、どうする? 

結局、自分がやる気にならない限り運動なんてできないんだよ。でもその気になるためのきっかけは至るところにある。それを見つけることができるか、見つけた時に行動できるか、なのだ。

私はいま高齢者に「プール行きましょう」と声をかけている。でも「はい、行きましょう」とは言われない。でもそのうち言ってもらえると信じて、またお誘いする。ストーカーか?(笑)と思われるくらいまた誘う。

高齢者で運動していない人はどんどん筋肉が老化してだんだん歩く速度が遅くなっていく。それを阻止したいんだけど、歩かない。だからプールで歩くことができればいい運動になるのだ。そんなこと言われなくてもみんな分かっている。だから私はまた誘う。何度断られてもまた誘う。それはきっかけを私が作ってあげようとしているのだ。

40~50代の人は「運動するきっかけがない」とよく言う。誘われるというきっかけがあるのに行かないのなら、それは興味がないからだ。そんなことは分かっている。でも高齢者は別だ。運動することは生きることなのだ。健康で一日でも長く生きるために運動が必要なのだ。それは食事と睡眠が必要なのと同じレベルの話だ。ただ、目の前のケーキを食べても一気に太るわけではないのと同じように、今日運動しなくても死ぬわけではないのだ。だからできない。本当に困ったもんだ。きっかけはどこにでも転がっている。少しでも早く運動しようよ! ネッ!

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