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『どうせ死ぬんだから 好きなことだけやって寿命を使いきる』

これは精神科医・和田秀樹先生の本からの言葉です。私の心にドンピシャリです。子供の頃からずっと思っていました。阪神淡路大震災に遭ってから、この言葉が加速し、40歳を過ぎてさらに加速しています。現在61歳、相変わらず進行中!この言葉を貫いています。なんなら、私のポリシーと言っても過言ではないくらいの言葉となっています。

6/3(土)サライ電子版の記事です。

中を読むと、ちょっと無謀じゃないかと思えるようなこともあります。また、自分にはできないと思えることもあります。

例えば、表紙にもあるようにに「体にいいものよりラーメン週5」と書いてありますが、ラーメンをどんどん食べましょうという意味ではありません。
文字を読んだまま真面目に受け入れるのではなく、「自分の好きなことだけ」やって行けば良いのです。


食べたいんだった、食べれば良い


健康寿命は長くありたいですが、健康第一であるがために、食べ物に気を使い過ぎてはいけません。食べたいという思いを忠実に実行しましょう。「食べては健康を害する」から控えることを考え出すと、控えることばかりがでてきます。食べたいんだった、食べれば良いじゃない!っていう軽い気持ちで良いんです。

ただ、「年取ると食べたくなくなる」「欲しくない」とよく言われます。そもそも、そうなった状態が良くありません。欲望が減衰してしまっています。それでは手遅れかもしれません。そうなる前に、控えることを考えず、どんどん欲望のままに食べた方が良いのです。


病気になったらどうするの?


「それで病気になったらどうするのよ?」そう考える人がきっといることでしょう。それがダメな考え方です。なったらなった時のことです。

どんなに我慢して健康寿命を長くしたいからといっても、たかだか10年か20年くらいの差でしょ? 我慢して10年長生きするより、食べたいもの食べて10年短い方がいいんじゃないですか?


細く長く、ではなく、太く短く


人生ってどんなに長く生きても120年くらいでしょ? しかも年老いてからどうするかが大事です。20~30代の体のまま120歳になるのではありません。おおむね、80歳くらいになると、それなりに衰えも来ます。その先は、さらに衰えていきます。

ある程度衰えた体であれば、そこからあと10年長く生きることより、自然に任せてやりたいことをして、食べたいものを食べて、欲望のままに生きればいいわけです。

ラーメン食べたければ食べれば良いし、とんかつや唐揚げが食べたいのなら食べれば良いじゃないですか。むしろ、80や90になっても、とんかつ食べたいという体の持ち主になっているということは、それなりに若い健康体を保っていると思います。素晴らしいじゃないですか。

誰にとっても死は恐ろしいものである。が、必ず老いて、必ず死んでいくからこそ、そうした現実を受け入れ、残された時間を“よりよく生きる”ことが大切なのだろう。

どうせ死ぬんだから 好きなことだけやって寿命を使いきる/和田秀樹 (著)

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