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ライフプランニング〜人生を表にまとめる効果とは〜

多くの方が資産形成を意識されるようになった
現代ですが、

結構アバウトに投資をしたり、貯金をしたり、
という方が多いのではないでしょうか。

例えば、つみたてNISAを月1万円しています、
という方であれば、

・そのつみたてNISAの目的は何か
・目標とする運用成果はいくらなのか

ここまで意識して資産形成をされていますか?

もちろん余剰資金で可能なだけするという
考え方も1つです。

しかし、より資産形成を自分の人生において
明確なものにするには、

「目的」と「必要資金額」

を確認して行うことが重要です。

ただし、これはなかなか自分で確認しようと
しても難しいものです。

そこで、ぜひご検討いただきたいものが、

ライフプラン表

の作成です。

ライフシミュレーション
ライフプランニング
ファイナンシャルプランニング
キャッシュフロー表
人生設計表
人生計画表
収支確認表

など様々な呼称がありますが、要するに、

・いつ
・何に
・いくら

必要なのかを明確にし、それに対する収入の
バランスや資産形成のスピードを確認して、
人生のライフイベントが金銭面で滞りなく
行えるかどうかを確認するものです。

作成にあたっては、以下のようにライフイベント
および支出と収入、現在の資産額を1つずつ確認
していきます。

【ライフイベント】

・結婚
・出産
・マイホーム購入
・子供の大学入学
・老後生活

【支出】

・生活費(食費や水道光熱費、携帯代など)
・住宅費(家賃、住宅ローン返済費など)
・教育費
・その他(保険料や娯楽費など)

【収入】

・月々の給料
・賞与
・退職金 など

【現在の資産額】

・預貯金
・運用資金 など


これらを全て1つずつ確認ができたら、これを
表に落としていき収支および資産額の推移を
確認します。

イメージとしてはこのような感じです。

出典:日本FP協会 便利ツールで家計をチェック


このように表として一覧にし、年間の収支と貯蓄
残高を確認します。

そうすれば、人生のどこで資産が目減りして
不足するのか、いつまでにいくらのお金を準備
しないといけないのかが明確になります。


特に、資産形成においては明確な目的と目標となる
金額が重要です。

そのため、ライフプラン表を作成することにより、
今行っているつみたてNISAなど各種投資がどの
ような役割を果たすかを考えることができます。

ぜひ一度、ライフプラン表を作成し、アバウトな
資産形成から明確な資産形成に移行しましょう。

また、その際に考えなくてはならないのが、
資産形成の相対に存在するリスクへの備えです。

例えば、病気や働けなくなった時、亡くなった時、
今と同じ資産形成を続けることは困難となります。

そういった場合でも、大切な人が今までと同じ
生活を送れるようリスクに備えておかなければ
なりません。

これに関しては保険でしか守れない部分です。

よって、資産形成と保険は同時に考えるべき
ものと認識しています。

ライフプラン表を作成すれば、資産形成および
保険について、どのように考えていけばいいのか
も理解する手助けになるはずです。

ぜひ私やお近くのファイナンシャルプランナー、
保険屋さんに相談してみてください。

それでは。

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