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ものの見方を変える〜情報の切り取り方で変わる結果とは〜

過去記事では、禁煙によって保険料が安くなる
ということについて記載しました。

生命保険はタバコを吸わない人は保険料が安く
なるという制度が各社で取り扱いが増えてきて
います。


先日、新規保険代理店開拓の営業として、
当社の商品を取り扱ってくれる取引先を増やす
ために、アプローチをしていた時のことです。

私が所属する保険会社もタバコを吸わない人は
保険料を安くできる制度がありますので、
そのことを1つ武器として、アプローチ先の社長
とお話をしていた時のことです。

「タバコを吸わないと保険料が安くなるという
 ことは禁煙者にとってだけのメリットだよね」

「一般的に喫煙が健康に悪いのはイメージが湧く
 し、私もそう思う。でも本当にそのデータは
 間違いないのか。先日あったドクターは喫煙
 と死亡率は関係ないと言っていた。となると
 その制度は喫煙者にとって不平等では?」

とツッコミを受けました。

偏屈だなあこの人と思ってしまった私がいます。笑

タバコが人体に悪影響なのはほとんどの人の
共通認識だと思います。

しかし、情報は切り取り方によってデータが
変動するのも事実です。

100人の喫煙者が集まっていたとして、

1人〜100人の健康データの平均と、
1人〜50人の健康データの平均が全く同じ
ものになるわけありません。

また、タバコを吸っている人が吸っていない
人より長生きする可能性だってあります。

これを言い出すとキリがありませんが、


何かを提示する際は、表と裏を両方を見る必要が
あると改めて感じました。

今回の場合であれば、

「保険料が安くなる制度」に対して、

・非喫煙者
・喫煙者


両側面で見なければならないと反省でした。

自分自身も非喫煙者ですし、タバコは体に悪い
と思ってますので、非喫煙者の見方でしかこの
制度を見れていなかったと感じました。

見方によって「情報」の見え方や感じ方は
変わりますし、それから得られる発想や行動
まで変化します。

そのため、他人に自分の意見をぶつける際は、
よりものごとの見方を「フラット」にして、
多角的な見方をできるよう意識した方がいいな
と思います。


また、世の中に溢れる情報は年々とてつもない
量になってきていると思います。

情報の切り取り方によって、情報の精度は
全く異なりますし、一時的に入ってきた情報を
正しいと捉えるのも危険です。

よって、様々な見方でものごとを見極め、
情報整理をできるようにもできたらいいと
思います。

当たり前かもしれませんがちょっとした気づきの
共有でした。

それでは。

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