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まっさらな部屋とギフト #新生活20字小説
封を切ると、君の香りが僕の時を巻き戻す。 <終> この20文字の小説は、小牧幸助さまの下記企画に参加しております。 #新生活20字小説 嗅覚は、視覚、聴覚よりも原始的…
ファティマの指|春ピリカグランプリ2023個人賞受賞作|
ファティマの左手には、薬指がない。
何が起きたのかは、今でもわからない。
此処は、ファティマが生まれた大地だ。ザックの中に、ファティマの遺骨を背負い、瓦礫の街を歩く。遠くには、美しい山河。地獄は、天国の中にある。
キャンプ地に辿り着くと、世界中から集まった医療スタッフたちが、眩しい笑顔で迎えてくれた。様々な色の肌、瞳、髪。それぞれが皆、美しい。私を「ガイジン」と呼ぶ人は、此処にはいない
昼休みに、心は微熱を帯びて、空へ羽ばたく#あなスパ
すまいるスパイス、3周年、おめでとうございます!いつも私の耳と心を優しくもみほぐしてくださり、本当にありがとうございます。
下記企画に、心して参加させていただきます!
③ゲスト、その他企画部門への応募作となります。
#あなスパ
さて、今日も昼休みがやって来た。
「樹さん、昼だよ~。実験終わった~?」
「いえ、今待ち時間で、昼明けの13時15分くらいから次の工程を始めます」
「よかっ
note創作大賞2024、今年は万全を期して応募したいです。以前書いたものをリライトするか、新しい物語を書くか、迷いどころです。
白夜の海 Episode 6 最終話 【#シロクマ文芸部】
小説・エッセイを書いています、樹立夏です。
生きづらさを抱えた青年と少女の恋物語を書いています。
小牧幸助さまの下記企画に参加しております。
今回は、最終話となります。
引き裂かれた不器用な二人は、それでも歩き続けました。
この物語の結末を、どうぞ見守ってくださいませ。
これまでのお話はこちらから↓
花吹雪の中、深呼吸をした。風に舞う桜の花が、今年も光の季節の始まりを告げる。
職場がついにWi-Fiに対応しました!真っ先にnoteを開いて、すまスパに癒される至福の昼休みです。すまスパにはストレス緩和作用がありますね〜。仕事のストレスや緊張感もどこへやら。
ホッとするひとときをありがとうございます。
激推ししていた、「成瀬は天下を取りにいく」が、本屋大賞を受賞しました!!
ノミネート前から大好きな作品だったので、本当に嬉しい!!
受賞をきっかけに、より多くの人がこの作品の虜になるでしょう。
成瀬、最高!!
さいたさいたさくらがさいた【500文字のエッセイ】
尊敬する画家、三岸節子さんの「さいたさいたさくらがさいた」という作品を初めて見てから、ずっとその虜になっています。
三岸節子さんが描いたのは、むせび泣くような、桜の老木です。
今、私は旅をしています。
旅先は、花盛りです。
奇跡的に様々な偶然が重なり、桜の季節の真っ只中に旅をすることができました。
しばし、私が見た桜の風景を共有させてください。
桜は、太古の昔から、人間に、「綺麗だね」と言
白夜の海 Episode 4 【#シロクマ文芸部】
小説・エッセイを書いています、樹立夏です。
生きづらさを抱えた青年と少女の恋物語を書いています。
この小説は、小牧幸助さまの下記企画に参加しております。
物語も山場を迎えております。
これまでのお話は、こちらからどうぞ。
変わる時だ。今こそ、私は変わらなきゃいけないんだ。自分を制御する装置が働かない。私は、暴走していた。お小遣いは手つかずのまま、数か月分を財布の中に持っている。私たちは、電