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ライトノベル第四章三話【今までになかった成功の感覚】
四人の初ライブとして用意されたステージは、マイナーバンドの登竜門といわれているライブハウス「HEAVEN」。前回のライブを見ていた関係者が「HEAVEN」の店長に俺たちを推薦してくれたのだ。
「お客さん、すごいですね・・・。」
と美琴。俺たちの前のバンドの演奏がかなり盛り上がりを見せている。舞台の袖で待機をしていると、感じることは人それぞれだろう。律に至っては、やる気満々で緊張の欠片も感じられ
ライトノベル第四章一話【徐々に見えてくる三人との距離】
俺は奏と律、美琴という固定のサポートメンバーと出会うことができた。今までと違い、これから先はずっとこのメンバーと一緒に、ライブができるんだと思った律は
「なんかさ、こうやってずっと同じメンツでライブのパフォーマンスだったり、楽曲のアレンジだったりしていると、本当にバンドやってるみたいだな!」
ライブ本番を想定した練習の休憩時間、DOOMSDAYが一体となってきているのを感じ、律は口にしたのだと