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【福島県/県立高等学校等】福島・猪苗代・会津学鳳高校【教育の現状レポート】

お疲れ様です。
人財教育/人事労務コンサルタントP206です。

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福島県教育委員会は、2023年3月にnoteと協定を締結し、福島県の教育を支える地域の人々や企業・団体などが発信する情報をまとめたメディアをnoteに構築するという、新しい試みをスタートしています。



このプラットフォームには、興味深い記事・多くの方に共有して頂きたい記事などが多く発信されていますので、福島県の教育に関わる様々な関係者の思いを伝えるため、定期的に取り上げることが出来ればと思います。

今回は『2023年8月12日まで』の記事まとめです。



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1.令和7年度に郡山高校に「探究科(仮称)」を設置します!郡山高校の学科改編について(その1)「探究科って何を学ぶ学科?」(県教育委員会)


令和4年1月に公表した「県立高等学校改革後期実施計画」で、郡山高校英語科を学科改編し、新たに「探究科(仮称)」を設置する計画を発表しました。

Q1 探究科とはどのような学科ですか。

探究科とは、学科の学びの中心に探究活動を置く学科です。

Q2 探究型学習とはどのような学びですか。

「探究型学習」とは、各教科で学んだ基本的な知識や技能を活かしながら、自ら課題を見つけ、主体的・協働的な学びを通して、課題に対する解決策を見いだしていく学習活動のことです。

Q3 なぜ今、探究科を設置するのですか。

技術革新やグローバル化など急激に変化する予測不能な社会において、主体的に課題を見つけ、他者と協力しながら解決策を見いだしていく「探究力」が強く求められています。

Q4 探究科ではどういう力が身につきますか。

 探究活動を通して、次のような力を身に付けることができます。こうした力は、現代の急激に変化する社会の中で必要とされる力です。

Q5 探究科での学びでも大学に進学することができますか。

現在の大学入試は、高校時代の「探究活動」を問う選抜方法が増加してきています。多くの大学でこうした選抜方法を導入しており、この流れは今後も加速していくとされています。

3年間を通して、思考力、判断力や表現力に加え、協働的に学ぶ力、情報を分析する力などを身につけられる探究科での学びは、これからの大学入試により適しています

学生に様々な進路を提供することはとても良いと思います。

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2.【ベーシック探究:3年】「グローバル・サイエンス」~外国人研究者による講義~(県立福島高校)


令和5年6月20日(火)に、「ベーシック探究」の一環として「グローバル・サイエンス」を文系で実施しました。

グローバルサイエンスとは,外国人研究者の方に,自身の研究や出身国に関する講義を英語で行ってもらうことで,学術研究への関心や学術研究の国際性の理解を深めることを目的としたイベントです。

6月28日にはグローバルサイエンス(理系)を実施しました。

理系では会津大学,福島大学から外国人研究者の方をお招きし,英語で講義をしていただきました。

質疑応答や司会進行もすべて生徒が英語で行い,最後に講義の内容や自分たちの考え方をまとめて英語でプレゼンテーションを行いました。

英語に抵抗のある私としては、学生時代に、英語での生きたコミュニケーションの機会を多く体験して欲しいです。

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3.R5.6.2 「防災・減災教室」2日目~ローリングストックって何だ?~(県立猪苗代高校)


防災・減災教室2日目。

【県立博物館 筑波先生による授業】

普段、少しだけ多めに食材を備蓄しておき、期限が近いものを消費したら、また余裕をもって買い足しておく。
いつでもある程度の備蓄があり、それら備蓄食材と日常の隔たりをゆるやかにするのが「ローリングストック」という考え方。

すぐにでも始められる防災・減災対策です。

【自衛隊の皆さんによるHUG訓練実演】

午後は、自衛隊の皆さんによるHUG訓練(避難所運営ゲーム)の実演。
所長さんをリーダーとした見事な役割分担と判断のスピード。
生徒たちは、午前中の自分たちの様子を振り返りながら、自衛隊の皆さんの動きに釘づけになっていました。

様々な専門家との交流は、新しい刺激になったことでしょう。

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4.SSH 持続可能な社会の実現を目指して(県立会津学鳳中学校・高校)


サスティナビリティやSDGsをテーマとして、県内各施設を訪問して学ぶ、サスティナブル科学研修を実施しました。(2023/7/26-27)

SSH(スーパーサイエンスハイスクール)の事業の一環として、高校1年生サイエンス探究コースの生徒52名が、科学に対する興味・関心を高めながら、課題発見能力や情報活用能力を養い、持続可能な社会へ向けて私たちは何ができるのかを学びました。

研修のために訪問した施設は次のとおりです。
〇アクアマリンふくしま(いわき市)
〇福島県水産海洋研究センター(いわき市)
〇産業技術総合研究所 福島再生可能エネルギー研究所(郡山市)
〇日本原子力研究開発機構 楢葉遠隔技術開発センター(双葉郡)
〇東日本大震災・原子力災害伝承館(双葉郡)
〇福島ロボットテストフィールド(南相馬市)

現在福島県では、「福島イノベーション・コースト構想」やそれをさらに発展させる「F-REI(エフレイ)」という取り組みを推進しています。

仕組み作りだけでなく、それを活用する人材の育成も重要です。



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