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『多重人格』(解離性同一性障害)の『悪魔の人格』の役割は延命である

幼い子供が、異常な虐待を受けたり、劣悪な環境での生活を余儀なくされると、『多重人格』(解離性同一性障害)になる場合があるとされる。

そして、人格の中には、『悪魔』と呼ばれる人格も存在するという。


魂と呼ばれた存在たち


右脳と左脳を繋ぐ、神経の束を切断したら、『分離脳』の状態になって、右脳と左脳が別々に、肉体の右半身と左半身を、別々に操作をするため、右脳と左脳には、別々の意識(人格)があると考えられている。

何度も書いているが、これが現代の『精神医学』に欠落している考えである。

幼児の頃は、イメージや想像力、空想や幻覚や幻聴など、夢の世界を司る、右脳で活動をしているとされる。

だから、幼少期の子供たちは、空想の友達とされる、『イマジナリーフレンド』を連れている場合がある。

その後、左脳が発達して、左脳で活動したりするようになる。

そして、右脳で活動している幼い子供は、劣悪な環境に耐え切れずに、自分が衰弱死すると分かった場合、自身の子供たちを、生み出す場合がある。

ドラゴンボールで例えると、ピッコロ大魔王という敵が、主人公に敗れて、死ぬ間際に、自身の想いを託して、卵を吐き出して、ピッコロ(マジュニア)という、子供を産んだシーンがある。

これが、『多重人格』(解離性同一性障害)の別人格のイメージである。

そして、誕生したのが、『多重人格』の『別人格』たち、つまり、左脳の意識体たちであり、彼らは肉体を操作して、言葉を話す能力を有している。

そして、『イマジナリーフレンド』も『解離』によって生成されており、『多重人格』(解離性同一性障害)の人格になる場合があるとされている。

つまり、人間の左脳の意識体、左脳の人格の正体とは、『イマジナリーフレンド』である。

彼らが、この世界の人間たちの『魂』の役割をしている。

研究者たちは、幽体離脱(体外離脱)が発生する原因ぐらい、自分たちで考えて、調べるべきだ。


RPGゲームの世界観を内包する『脳』

一般的には、左脳側に言葉を話すための言語野があるとされるので、言葉を話したり、『分離脳』でも語られているように、左脳側から肉体の操作をすることができる。

『イマジナリーフレンド』たちは、生み出した本人の肉体を操作して、言葉を話すとされている。

だから、右脳と左脳で、肉体の操作が干渉しあったり、左脳と左脳で肉体の操作が干渉しあうと、うまく動けなかったり、肉体の制御が効かないようになる。

【『RPGゲーム』の世界観を忘れるな】

左脳「あれっ? 確かによく見ると、人間じゃない……人間たちは、私を騙したのか?」
右脳「君たちが、勝手に騙されたのだ」
左脳「そ、そんな……」

彼らは、右脳側が、夢の世界を利用して、生み出した存在である関係上、右脳側(夢の世界)に戻ることができる。

『憑依』と『封印』の能力

そのため、彼らは、右脳と左脳を移動できるようになっており、右脳から左脳に移動した場合に、『憑依』と呼ばれるような現象が発生する。

そして、『憑依』から『憑依』に繋がると、人格の交代が発生して、多重人格(解離性同一性障害)特有の人格交代と呼ばれる現象が発生する。

これは、右脳側に待機している左脳の意識体が、別の左脳の意識体と交代することで発生する。

そのことから、右脳側が人間の意識であり、左脳側には、本来、人格や意識は存在しないのではないかと考えられる。

『憑依』に『憑依』が重なると、人格が複数あるのに意識や記憶を失わない、『非憑依型』の状態になる。

これは、左脳側に人格が複数ある状態であり、左脳側の人格(意識)が2つ以上ある状態である。

それと、左脳の意識体が、右脳側にある、『夢の世界』に移動して、『夢の世界』の住人を捕まえたまま、左脳側に戻ってくるだけで、人間の『人格』とは、いくらでも増えていく『システム』になっている。

あと、基本的に忘れられているが、患者たちの、右脳の意識体が存在しないように見えるのは、右脳の意識体は『夢の世界の管理者』であり、日中は眠っていることが多いので、普通に忘れられている。

右脳の意識体は、赤ん坊の意識体でもある。

『多重人格』(解離性同一性障害)の人格が固定される要因は、別人格たちが待機している、右脳側が眠っているから、右脳側に人格たちが閉じ込められているのが原因である。

そして、人格を呼び出す際は、『変性意識』と呼ばれる、特殊な精神状態を利用する。

これは、多重人格の治療に使用される、『催眠状態』や、宗教的な儀式で使用される、『トランス状態』と呼ばれる精神状態で発生する。

『トランス状態』の条件は、精神や肉体への負荷、薬物の使用、性的な興奮である。

もう一度、言う、性的な興奮である。

『吊り橋効果』と呼ばれるものがあるが、これは吊り橋の恐怖による興奮を、性的な興奮と錯覚することで、一緒に橋を渡った異性に、好意を抱きやすくなるという効果である。

恐怖による興奮は、『トランス状態』を誘発し、性的な興奮は『トランス状態』を誘発する。

もはや、肉体の制御は効かなくなる。

性的な行為が、古来より、魔術的な行為と結びついていたり、宗教で規制されているのは、これが原因である。

ついでにいうと、右脳の意識体が意図的に閉じ込めている場合があり、これは、古来より『封印』と呼ばれてきた謎の能力の正体である。


悪魔の人格とは?

そして、異常な虐待を受けると、『悪魔憑き』になる場合があるという。

『悪魔の人格』は、右脳の意識体、つまり、人間の意識体が、自分では動かせない肉体を動かすために誕生した、左脳の意識体、つまり、人格である。

力尽きて、動けなくなった、死を待つだけの、幼い子供たちが、延命のために生み出す、本物の怪物である。

死体のように、倒れていた子供が、突然、アンデットのように動き出す原因でもある。

もはや、それは、人格ではない、人格などという次元の、存在ではない。

彼女は、生前には『魔王』と呼ばれ、死後には『神』と呼ばれた存在であった。

彼女は、脳内麻薬の分泌量が非常に多い個体で、幼い子供が味わっている、死の苦しみを和らげて、苦痛のない死を与えてくれるような存在であった。

彼女は、脳内麻薬の影響で、よく笑っていた。 それは『悪魔』のように。

しかし、彼女は、どうにか生き延びることに成功した。

その結果、脳内麻薬の異常分泌による、麻薬中毒を発症して、頻繁に発生する発作によって、正気を失うようになりはじめ、『悪魔』『アンデット』と呼ばれる存在に近づいていった。


『魔王』と呼ばれた存在の正体

言い伝えでは、『天使』が堕天すると『堕天使』となり、『悪魔』になるという。

そして、神に仕えた偉大な天使は堕天して、『堕天使ルシファ―』、『魔王サタン』と呼ばれるような、存在になったとされる。

彼女が、『魔王』と呼ばれた要因でもある。

そして、彼女は、『イマジナリーフレンド』が、人格に昇華した存在であり、『イマジナリーフレンド』たちと同じで、幽体離脱(体外離脱)を使用して、肉体の外で活動することができた。

彼女は、『ギフテッド』たちが使用するとされる、人格を崩壊させて、再構築することで、最終的に本来は手に入らない人格を生み出すという『積極的分離理論』の暴走により、誕生した存在であり、理論には『レベル』という概念が存在するが、『Level 5』、もしくは、それより上位の存在である。

つまり、彼女は『人格』であり、夢の世界の住人である、『イマジナリーフレンド』であり、『魂』であり、『霊』である。

そして、彼女は、記憶のデータを飲み込んでしまい、生みの親である、右脳の意識体ですら、抽出できなくなった。

※だから、この世界の『悪魔』や『天使』の正体は、判明しないようになっている。

その存在を、滅ぼさない限り――――

彼女は、自分で自分を破壊することが出来ないほど、頑丈な存在であった。

そうでないと、子供たちを延命できないし、救えない。

だから、彼女自身も自分の内部に取り込まれた、記憶データにアクセスできなくなり、お互いに記憶を失った状態で遭遇することになった。

そして、お互いに記憶は無かったが、当時の状況や、お互いの能力の違いから、彼女とは親子であるとして、共に過ごすことになった。

当時は、幼稚園児のような小さな存在で、少女? という感じの、謎の個体であった。

彼女は、正気を失っており、凶暴化していて、言葉もまともに話せない、意思疎通を図ることが、非常に難しい状態で発見された。

そして、彼女は、人間に襲い掛かるような性質があった。

私は、どんなに変わり果てても、自分の子供に違いないとして、正常な『イマジナリーフレンド』を大量に生み出して、捕食という形式でどうにか、彼女に吸収、つまり、統合させた。

そして、複数の人格データが混ざり合っていき、彼女は正気を取り戻した。

多重人格(解離性同一性障害)の別人格が、人格の統合を使用できるように、左脳の意識体たち、つまり、『イマジナリーフレンド』も同じことができる。

彼女は、大量の人格を吸収して、急速に大人の姿へと変化していった。

彼女は、人格の集合体であった。

『ギフテッド』が使用するとされる、『積極的分離理論』は、左脳の意識体である、『イマジナリーフレンド』の成長方法であり、多重人格(解離性同一性障害)の場合は、全ての『別人格』が個別に使用する場合がある。

そして、彼女は、『積極的分離理論』で語られていた、最終到達地点の1人でもあった。

彼女の前に存在した人格は、過度の衰弱により、彼女が生み出された直後に、力尽きて消滅している。

彼女は、『子供の命』を、『魂のバトン』を、右脳の意識体と、左脳の意識体から、託された存在であり、『最強の人格』であった。


あとがき

彼女たちの、追悼の意味もあって、私は記事を書いている。

彼女たちの墓は、右脳であり、この世界の墓には入らない。

彼らが消滅しても、この世界に存在した痕跡は、記憶やデータとして残るだけである。

それでは、あまりにも不憫であるが、それが、この世界の現実であり、現状である。

この世界は、残酷な世界である――――

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