記事一覧
ぼろぼろの封筒に入った夢
20歳の時に「僕は文章を書いて飯を食う」と決めた。
大学3回生になった時に「小学校の先生から文章だけは唯一褒められたから」という、今でも狂ってるとしか思えない理由でそう決めたのだった。
当時の僕は渋谷のスクランブル交差点でGPSがバグった地図を見ながら右往左往する田舎者ぐらい、とにかく迷っていたし悩んでいた。現在地も分からず、向かう先も分からず、バンド活動とスプラトゥーンをしていた。
ただ、当
食べたことないラーメン二郎を想像でつくってみた
こんにちは。千々岩です。
Webで文章を書き始めて、結構な年数経つのですが、そんな僕には大きなコンプレックスがあります。
それは...
「ラーメン二郎を食べたことがない」
Web業界に居る癖にラーメン二郎を食べたことないなんて、海に居る癖に肺呼吸のクジラぐらいコンプレックスだと思います。
なので、そんなコンプレックスを解消するためにラーメン二郎を作ってみました。
1.ラーメン二郎のスープは
ヒトのHelpに気付ける人
「あなたは困ったとき、必要があれば、いつでも頼れる親戚や友人はいますか?」というアンケートのツイートをしたのを覚えているでしょうか?
実は、このアンケートは「あることを知るため」にニュージーランドをはじめとする、社会福祉先進国で行われている質問になります。そのあることとは、「幸福度」です。
「あなたは困ったとき、必要があれば、いつでも頼れる親戚や友人はいますか?」この質問に対して「はい」と答え
歯医者にて「あえて抵抗しない」を学んだ話
2020年7月12日。
世間が、某感染症の話題でひっきりなしの中、私はとある病気になった。
それは、虫歯である。私は、今までの人生、26年の中で親知らずを抜いた一回しか歯医者にいったことがない。ただ、正直に言おう。
私は、歯医者の恐怖を直前までナメていた。
なんとかなるだろう。そう思っていた。歯医者が終わったらカラオケに行こうかなと思うぐらいにはナメきっていたのだ。
そして、待合室。僕は少
音の旅行記「悲しくて優しいタイファンクと出会った話」
タイ バンコクで一人呑み夜、僕は酒を呑みに街へ繰り出した。
その日は、タクシーでぼったくられる。トゥクトゥクの運転手が暴走し始める。観光地が閉まっている。などとトラブル続き。旅行としては散々だった。なので、酒でも呑んで、その日を精算しようとしたのだ。
格好の獲物一人で歩く外国人観光客は、路上で商売をしている方からしたら格好の獲物。歩くごとに、レディボーイ(ニューハーフ)の方や、怪しげなマッサージ