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ヒトのHelpに気付ける人

「あなたは困ったとき、必要があれば、いつでも頼れる親戚や友人はいますか?」というアンケートのツイートをしたのを覚えているでしょうか?

実は、このアンケートは「あることを知るため」にニュージーランドをはじめとする、社会福祉先進国で行われている質問になります。そのあることとは、「幸福度」です。

「あなたは困ったとき、必要があれば、いつでも頼れる親戚や友人はいますか?」この質問に対して「はい」と答えるのか、「いいえ」と答えるのかにより、国民の幸福度が決まるというのです。この質問に対する答えは、意外にも最も重要な要素は社会的支援だということでした。

同様に重要なのが1人当たりの国内総生産です。経済的に裕福な国ほど、国民の幸福度が高くなる傾向があります。平均寿命も重要な要素の一つです。平均寿命は、国民の健康を示す指標だからです。(ORIX生命記事より抜粋 https://www.orix.co.jp/grp/move_on/entry/2019/11/01/100000)

最初は軽い気持ちで「この質問をフォロワーさんの中ですれば、フォロワーさんの幸福度が測れるのでは?」と思い行ったのですが、少し思い直したのでnoteに書くことにしました。

結果としては、
「はい 61.3%」
「いいえ 38.7%」
と半数以上の方が幸福を感じていることが分かり、少し誇らしく思っております。こちらに答えてくれた方、ありがとうございます。

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では、何を思い返したのかと言いますと、私のフォロワーさまには「38.7%」も幸福度が低いとされている方がいるということです。

そして、この幸福度調査はよく言えば「分かりやすい最大多数の幸福を追求するのに向いている」のですが、逆を言えば「少数の人に目を向けにくくする資本主義的な幸福指標」だと思ったのです。

連休前にこんなアンケート思いつくんじゃなかったと深く反省しています。

ただ、このアンケートに意味はないと思うのですが、この質問を投げかけることに大きな意味を感じたので、お伝えします。

ヒトのHelpが分かる人になれる

この質問の有効な活用方法は、「ヒトのHelpが分かる」ということです。国レベルで個人というミクロな問題・課題を理解するのは無理なことは100も承知。

ですが、この質問を私たちの生活に落とし込めば、「ヒトのHelp」という目に見えないし、きっと口に出すのが難しい問題を可視化できるのでは、ないかと思いました。

いまの世の中で「辛そうな顔をしているヒト」は沢山いらっしゃいます。その人たちの話を少しでも聞いてみるきっかけや、状況の判断軸として

「あなたは困ったとき、必要があれば、いつでも頼れる親戚や友人はいますか?」

と問いかけてみるのもいいかもしれません。


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