八月のシンデレラナイン アニメ2話感想
一週間が長かったですね。八月のシンデレラナインの第2話が放送されました。
ネタバレも多少ありますので未視聴の方は記事を読む事を控えた方がいいかもしれません。
アニメ視聴後に読む事を強くオススメします。
ズバリ、普通に面白い!前回より良い感じです。
前回の感想記事はこちらです。
目次
①アニメの原作ソシャゲについて
②原作とアニメの違い
③ゲームを既に楽しんでいるコアなファンへの演出
④意図的なミス作画???
⑤全体的な作画について
⑥オープニングについて
⑦エンディングについて
⑧10点満点評価(6点が及第点)
①アニメの原作のソシャゲについて
八月のシンデレラナインのアニメはアカツキが運営するソシャゲ、ハチナイが原作です。
私はブログ等で常々、ハチナイの世界観、ストーリー、キャラクター、キャラデザ、音楽はセルラン 最上位の大人気ソシャゲのクオリティに全く引けを取らないとオススメしてきました。
人気が一流ソシャゲに劣るのはゲームシステムのクオリティが著しく低い部分があり、試合の野球表現上で逃げてはいけない所から逃げている所があるからだと指摘してきました。
以下の総合力が不足していてはダメという記事のことです。
ハチナイのアニメの感想記事でハチナイのソシャゲについて語ってしまいましたが、
言いたかった事はハチナイソシャゲの弱点はゲームシステムのクオリティの低さだけであり、それ以外はハイクオリティであるという事。
ハチナイ のソシャゲは尖った良い部分があるのに平均を下回る部分が目について本来のポテンシャル以上に大きく損をしているという事です。
アニメにゲームシステムは必要無いので、原作の世界観とストーリーとキャラクターの良さという尖った良い部分だけを引き継ぎ、かつ、他の部分は不快感を感じないレベルを維持できればそれなりに面白いアニメになる事は必然だったのだと思います。
原作の爽やかな青春体験を見事に引き継いだ良い2話だったと感じました。
②原作とアニメの違い
今回は鈴木和香という捕手が仲間になるお話でしたが、仲間になる展開は原作とは若干異なります。
この原作とは異なる展開が凄く良いなと感じています。
ゲームで楽しんで、小説で楽しんで、アニメでも楽しんでと
それぞれ微妙に異なるハチナイのストーリーを三回楽しむ事ができます。
既にゲームを楽しんでいる人もアニメを楽しめる。アニメからゲームをプレイした人はゲームならではのストーリーも楽しめるという良い仕掛けだと思います。
それぞれの媒体でストーリー展開は異なりますが、キャラクターの性格や行動といったらしさはアニメでもキッチリと表現されており、ゲームのファンも納得の展開だと感じました。
そして、今回も明かされなかった、主人公の有原翼が野球部を作ろうと思った動機についてです。
これは物語の中盤の第1のクライマックスで明らかになってくると予想します。
ゲームと同じ順番でストーリーが進む必要性は全く無いでしょう。視聴者が楽しいと思う順番でのアニメ独自のストーリー展開に期待したいですね。
次回への繋ぎ方も野球部がどのように結成されて行くのかやはり、気になるような終わり方になってい所はやはり良いです。
仲間が毎週増えていくのは王道中の王道だと思います。
③ゲームを既に楽しんでいるコアなファンへの演出
今回の2話はゲームのファンはニヤリとする演出が多数ありました。その一つがゲームに登場するキャラクターがモブキャラで出演した事です。
ハチナイは30人以上選手がいるのでアニメのメインストーリーに全員を絡ませる事は難しいでしょう。
逆に言うとメインストーリーでなければ全員出せるという事です。これはコアなファンにとっては第○話のどこにあのキャラがいたという事をファン同士で語り合う良い仕掛けになってくると思います。
1クールしかない放送枠の都合上、原作のその部分は省略するのかという要素もあり、その点でもファン同士が語り合う仕掛けになってくるでしょう。
④意図的なミス作画???
明らかな色塗りのミスがありましたが、これはワザとじゃ無いかなと感じています。初見の私が一瞬で気づいたぐらいなので、あの色塗りミスに製作陣誰も気づかなかったとはとても思えないです。
野球表現には最新の注意を払う意識が1話からも感じられました。また2話でも野球表現を頑張ろうという意識は伝わってきました。だからこそやはりあの色塗りのミスに製作陣の誰もが気づかないとは私は思えません。
マーケティング上、意図的に自分の弱みを見せるという手法は良くある事です。
誰もが指摘しやすいミスをあえて作る事でミスがネット上の話題に上がります。そして知名度が上がります。
ハチナイを知らなかった人が作画ミスによってハチナイを知る事になります。
作画ミスによって話題が増えてハチナイの視聴者が増えたならばそれはアカツキとアニメ製作陣の勝利でしょう。
アカツキは狡猾な組織(褒め言葉)であるという印象を私が抱いているのはこのような所からです。
今回のアニメ化のゴールがハチナイの知名度上昇、ゲームのプレイヤー数上昇ならば出来る事は色々やってみる事は良い事だと思います。
⑤全体的な作画について
不快感は感じない平均ギリギリレベルは保っているので全く問題ないと思っています。
最低限のラインさえ保てば視聴者はストーリーやキャラクターの良い所を認めてアニメの世界を楽しんでくれると思います。
今週も作画は問題なしです。
⑥オープニングについて
前回はクオリティが低いと酷評しましたが、慣れるとあまり、気にならなくなりますね。
これも平均ギリギリレベルのクオリティでクリアしてきているのでしょう。
⑦エンディングについて
主人公の有原翼が野球部創部を決めた理由が明かされるまではあのエンディングで行くのが確定した?と思わされる第2話エンディングでした。
どんなときもは名曲であり、視聴者に不快感を与える事はまず無い曲なので、予算がないなら引っ張れるだけ、引っ張ってくださいと今週は感じました。
⑧10点満点評価(6点が及第点)4点以下の部分があると全体的に大きな悪影響あり。
ストーリー6.5
世界観6
キャラクター6.5
ワクワク5
爽快感5
テンポ6
話の密度6
作画5
音楽4.5(頭に残らないBGM)
オープニング演出4.5(何回か見ていたらクオリティの低さは気にならなくなってきました)
エンディング演出6(選曲は話題性○伏線も良い)
伏線7
伸び代7.5
人に自信を持ってオススメ出来るほどのクオリティではまだないですが、自分で楽しむ分には十分な面白さの第2話でした。
今後もストーリーが盛り上がって名作と呼ばれるアニメになる事に期待したいです。
伸び代は間違いなくあります。
皆様の応援に支えられて毎日連続投稿継続中。ゲームアプリの触りの部分をプレイする事でゲームの出来を独自に判断し半年後のセルラン を予測をしていましたが、エンタメ未来予測全般に挑戦したいと思っています。