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今夜も飲みながら…

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本当は飲んでないけれど。 飲みながら適当に読んでほしいものばかりを寄せています。
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人生初マラソンに出場したら生き別れの父親が沿道にいた話

人生初マラソンに出場したら生き別れの父親が沿道にいた話

その瞬間は、まるでドラマのように、ゆっくりとスローモーションのように流れていた。

何度思い出しても、その瞬間だけが切り取られたように今でも記憶に残っている。

今から11年ほど前、私は友人に誘われて、人生初となるマラソン大会に出場をした。

それは友人の「目標がないとやってられない」という何気ないひと言から始まる。

お互い幼児を育てながら初めてのマラソン大会出場に向かい、気持ちを高めていく。

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しばらく母と距離を置こうと思う

やっぱりこないだ会った時の、母から向けられた冷たい表情が頭から離れず。
「もう会わなくていい」と母の口から出た言葉が、想像以上に重くのしかかっているようです。

母のことを見放すのは娘としてどうか。

これは、私が過去にうつ病で苦しんでいた時も散々考えたけど、やっぱり母に受け入れてもらえない気持ちの方が勝っていました。
今もやっぱりそうで、むしろあの時よりも嫌われているのがやはりきつい。

統合失

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本当の母はどっちなんだい?

おはようございます。
最近なかやまきんにくんの動画でダイエットしているので、タイトルも引きずられてしまいました。

数年前に統合失調症で入院した母のことをあれこれ書いていますが、3ヶ月ほど入院して退院するころになるとですね。
びっくりするほど毒が抜けていたんですよ。

ハウルに出てくる、魔法をかけられた荒地の魔女。
あのイメージがぴったり。

病気を発症している母も見たことがない母でしたが、退院後

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うつ病の沼に引きずり込まれそうで怖い今の気持ちを残しておく

今の私はうつ病と診断された状態ではありません。
でも、昨日は平常心と過去に経験したうつ状態の狭間を行き来したのを、客観的に感じました。
私はもううつ病に戻りたくありません。
そのため、「これは危険信号だよ」という状態を昨日あらためて感じたので、ここに記しておこうと思います。

私のうつ病と思われる経緯についてはこんな感じです。
・物心ついた頃から明日に絶望を感じていた
・思春期にODとリストカット

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母は昔から統合失調症だったのでは?と思い始めている

そもそも統合失調症についての正しい知識を持ち合わせていないため、これはあくまでも「ふと」思いついたこととして捉えてください。

母は8年ほど前に妄想性障害という病気で入院しました。
この病名を聞いたときは、はぁ?だったんですが、どうやら統合失調症のひとつのようなんです。

その頃の母の目は光のない、どこを見ているのかわからないようで、真正面から合わせるとゾッとする、
そんな目つきでした。

母が出

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母との付き合い方に永遠に悩む人生

母がおいしいイチゴを持ってきてくれました。
…ずっと無視していた私にしびれを切らして、突然ピンポンを鳴らして。
こういうのは今回が初めてではなくって、何度も繰り返している母との関わり方なんです。

私は忙しかったり自分のことで手一杯になったりして精神的に余裕がないと、母と距離を取ってしまいます。

嫌いではないんだけど、疲れてしまうから…。

母は過去に妄想性障害という精神疾患になり、入院したこと

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心の中を行き来することを吐き出す場がなくて、ここに書き留めてみる
誰にも言えなかったけど、初参加のマラソン大会の沿道に生き別れた父親がいた
あの瞬間だけスローモーションに記憶されている
ヨレヨレの服着た父親が私の後ろを走る女性を応援しながらデジカメのシャッターを押していた

犬派の私が2002年2月22日、今年で丸22年を迎えた

計算機の【22】を見て、ほぉーとなった。
実は本日、結婚記念日である。
2002年2月22日に入籍したので丸22年が経過したんですよ。

次は23年目が始まるんだって。
毎年計算機を使って、へぇーとかほぉーとか呟いてます。

今でこそ「ニャンニャンニャン」の猫の日とよばれているけど、当時はそんなことは誰も言ってなかった(私の知る限りでは)。

なぜこの日を選んだのか?といえば、記念日に無頓着な私が

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10回目のプロ…確定申告

10回目のプロ…確定申告

とくにめでたいことでもないけど、10回目になる確定申告を終えた。101回目でもなんでもない。

なんとなくWEBライターをはじめ、必要に駆られて個人事業主の届けを出し、嫌々ながらも何とか提出をくり返してきただけのこと。

「フリーランス」といえば響きはいいけど、ただ会社に属していないだけのただの人である。

フリーランスなんて何の保証もないんだよ〜、、と叫びたい。

「僕は死にましぇーん!」とは真

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ユーミンのスタイルを見て、20年越しに度肝を抜かれた

今2003年に開催されたユーミンの逗子マリーナでのコンサート映像を配信サービスで見ている。
実は実際に見に行ったことがある、ユーミンのライブのひとつ。
当時21歳の私は夫と逗子へ出かけた思い出。

この時ユーミンは何歳だったんだ?と検索すれば、49歳頃だという。

現在45歳の私。

ハイレグ姿のユーミン、49歳。

今私がハイレグを着たら、間違いなくダイエットのビフォアフ画のビフォーにしかならな

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こんなにも文章に取り憑かれるとは

WEBライターの仕事を始めて10年。振り向けばずーっとパソコンにかじりつき、隙間時間ほスマホでも文章を打ち続けている自分がいる。

1日1万文字を書くのが当たり前になってしまい、正直言ってつらい。

納品したらまた依頼がきて、別のクライアントの締日が近づく。

これをずっと繰り返していて、ゴミ出し以外一歩も出ない日もザラにある。

だけど。

この生活は嫌じゃない。
書きたい気持ちが溢れているから

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屈折10年で手に入れた仕事

ライター歴も10年目になり、ようやく手に入れた大手メディアの仕事!
イエイ!イエイ!とはしゃぐほどうれしい。
締切に追われる人生、まだまだ続きます。

ヘンだけどクセになる曲

年に1〜2度見に行ってしまうYouTubeで見つけた「ヘンだけどクセになる曲」という動画。

kazeroというフランス人音楽グループのthai nanaという曲らしいです。

7年くらい前に見つけて、たまに息子と聞いてクスッと笑ったりしていたんだけど、なんていうか、ネバネバしたような、浮遊しているような、何ともいえない気持ちにさせてくれるメロディ。そして歌声だと思う。

心底うんざりしてしまった

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45歳は「オオルリ流星群」を読もう

45歳は「オオルリ流星群」を読もう

図書館で「ジャケ借りにおすすめ」とされ、青い星空のイラストが一面に描かれた伊予原新氏の「オオルリ流星群」を読む。

ラストで涙がこぼれた。

何の情報も知らないまま借りたけど、45歳の人が高校時代の同級生と過ごす時が再び動き出す話だった。

私は現在45歳。

舞台の秦野市も、以前住んでいた神奈川の家から割と近くで、これもまた共感を誘うものとなった。

ミドルエイジ・クライシス…40代の居心地のよ

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