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連載コラム『光と影』

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リーダーとしての器をひろげるために。”人間理解”をテーマにしたコラムをお届けします。
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#組織づくり

組織は、リーダーの在り方を映す鏡~リーダーが気づけば、組織も変わる

組織は、リーダーの在り方を映す鏡~リーダーが気づけば、組織も変わる

「光と影」という概念を軸に、リーダーの内面や在り方が部下にどう影響しているのか、これまでは一対一の関係性という文脈でお話してきました。しかし、リーダーの影響力は一対一ばかりでなく、一対多で広がっています。ここからは、組織リーダーが気づき、自ら変わることで、組織全体がどう変わっていくのかについて、具体例を挙げてお話ししていきますね。

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外資系企業で役員をしていたころ、私は人事

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「私が在り方を変えると、会社全体が大きく変化」社長・山崎さんの体験談(後編)

「私が在り方を変えると、会社全体が大きく変化」社長・山崎さんの体験談(後編)

「聴く」ことの大切さに気づき、ご自身も社内でコーチングを提供され始めた山崎さん(仮名)。そうした社長の在り方の変化が、少しずつ社員に広がっていきました。中には、仕事への姿勢が大きく変わり、見違えるような成果を上げる社員も。山崎さんが自ら語るコーチング体験記、後編です。

前編はこちらから↓

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部長から部下へ、自発的にコーチングが広がるコーチングに手応えを感じた私は、近い将来経

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いま、そしてこれから。ファシリテーション型リーダーシップの時代へ

いま、そしてこれから。ファシリテーション型リーダーシップの時代へ

半年間にわたって連載してまいりました「光と影」。いかがでしたでしょうか?

最終回となる今日は、これまでの振り返りも含めて、「なぜいま、コーチングが必要とされているのか?」について、改めてお話したいと思います。

その理由は、大きく2つあります。

まずひとつ目として、不確実性の時代のなかで課題が複雑化していることが挙げられます。

「不確実性の時代」、そう言われ始めてかなり時間がたち、思いもよら

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