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スナップ写真を圧倒的に面白くする3つのルール

スナップ写真を圧倒的に面白くする3つのルール

純粋に物事を記録する手段として、スナップ写真はその歴史的地位を築いてきました。

でも単なる記録にするには勿体ない!写真を謎掛けのように解読して”読む”ということも、スナップ写真の楽しみ方のひとつだと思います。

それには作者の意図があっても無くても良い。個人的にはそう考えています。

明確な意図をもって作られた写真は、スナップ写真の領域を時に外れてしまうことがあり、そのような写真が現代美術館に所

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"写真を学ぶということは、自分の写真と根源的に向き合うということなのです。
分かりやすくいえば、自分はどんな写真を好きだと感じて、どんな写真を撮りたいと思うのかを知ることです。"
https://note.com/hanawa_shinichi/n/ne2f6b971bf01

白黒しか撮れないフィルムで写真を撮る意味とは

白黒しか撮れないフィルムで写真を撮る意味とは

LeicaやPENTAXのモノクローム機を除いてデジタルカメラであれば写真はカラーで写るし後から加工したりカラーモードを白黒にしてやれば白黒の写真を撮ることも可能だ。しかもミラーレスであればファインダーも白黒になるので結果が分かりやすく非常に便利である。

そんな中わざわざフィルムを使って、しかも白黒でしか撮れないフィルムをなぜ詰めるのか。あくまで”私は”の話になるが少しばかりお話したいと思う。

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【メモ】PEN Liteシリーズでのマニュアル撮影について

【メモ】PEN Liteシリーズでのマニュアル撮影について

Olympus PEN Lite シリーズはシャッター周りにコントロールダイヤルのあるE-P7とそれ以前のE-PL6で、シャッタースピードと絞りを操作する方法が異なります。

シャッターボタンの周りにコントロールダイヤルがあるE-PL7以降の場合

モードダイヤルを「M」にします。

シャッターボタンの周りにあるコントロールダイヤル(赤丸で囲った箇所)を回すと、シャッタースピードが変化します。

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帰ってきたEKTACHROME E100で撮った秋

帰ってきたEKTACHROME E100で撮った秋

再販売されたと話題の「KODAK PROFESSIONAL EKTACHROME film E100」(以下E100)をカメラに詰め、国営昭和記念公園などで撮影してきました。

一通り撮影し終えて、暖かい色合いの黄色と緑の描写がとても印象的でした。

0. 撮影およびデジタル化に関してすべてCanon EOS-1とEF50mm F1.8 IIを用いて撮影を行いました。
増減感はしていません。
デジ

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【写真】スナップ撮影時の思考整理

【写真】スナップ撮影時の思考整理

こんにちは。かみこざわです。

コロナ禍も明けた・・・と思いきや、夏風邪のように新たなものが流行っている昨今ではありますが、
最盛期ほどではないにしろ、オフラインの交流がかなり戻ってきました。

そこで、オフラインで交流する写真仲間からよく質問されるワードがありました。

『スナップって、どう撮るんですか?』

スナップを撮るときに何を考え、何を考えずに撮っているかを整理したことがなかったので、

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Olympus Pen S - フィルムカメラレビュー その2

Olympus Pen S - フィルムカメラレビュー その2

35mm ハーフサイズカメラ
1960年発売
レンズ:D.ZUIKO 30mm F2.8(3群4枚)※35mmフィルム換算で43mm相当
シャッター:B、8~1/250 コパル#000
焦点調節:目測(0.6m~∞無限遠)
露出計:なし!
サイズ:W105 x H67 x D48
重さ:400g

Hisa Fotoです。前回に引き続きオリンパスペンSの作例をつらつらと行きたいと思います。

ちな

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ハーフサイズは2枚1組が面白い | OLYMPUS PEN S

ハーフサイズは2枚1組が面白い | OLYMPUS PEN S

前回は中判カメラの記事を書きましたが、今回は逆にフィルムサイズが小さいハーフサイズカメラについて書こうと思います。私が購入したのはオリンパスペンSというカメラです。ペンはオリンパスの技術者だった米谷さんという方が、ライカのサブ機としても使えるように開発したカメラだそうです。そして、初代ペンからシャッター機構などを改良したモデルがペンSです。

ペンSにはレンズがF2.8のものとF3.5の二種類があ

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マニュアル露出でスナップを楽しむ①

マニュアル露出でスナップを楽しむ①

(※表現を重視したい中初心者向け記事)

その昔、昭和のオトーサンはAEのないマニュアルカメラで露出計も使わず家族写真を撮っていました。
しかし現在、カメラの測光精度や処理エンジンが進化し、便利になった反面、露出感覚というものが失われつつあります。
そこそこ写真を続けている人でも、目の前の景色をどのくらいのシャッタースピード/絞りで撮れば良いのか見当がつかない人も増えています。
写真とは露光記録す

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ナショジオ プロの撮り方

ナショジオ プロの撮り方

プロの撮り方シリーズ、皆さん好きですか? 僕は好きで何冊か購入しています。

その中の一冊『プロの撮り方 ストリートフォト』のことを何回かにわけてこのnoteに記していき、伝えるようなテイをとりつつ書くことで自分が知識を身内にする作業をしていきます。

章に入る前の『はじめに』のところで

と書かれており、全体を通して創造性次第でどんな場所も物も、被写体足り得ることを訴えています。

そして第一章

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被写体としての雲と空

被写体としての雲と空

雲とか空といったものは、どちらかというと背景として映るもので、主役として扱われることはあまりないわけですが、こういったものを敢えて主役として撮ってみることで色々気づくこともあるものです。

普通は主役にならないけども。

風景写真などを撮る場合、背景として空が写りこむ事は避けられません。

ただし、その扱いはあくまで「背景」という立場で空を主役にして写真を撮るという事はあまりないのではないでしょう

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エプソンのGT-X750というスキャナを購入した

フィルムのデジタル化のためである

時間が必要なので、プリントまで家でやるかは、悩みどころ😫

水族館🦭🐟に行きたいので、館内で撮影できるように、感度の高いフィルムを仕入れる

とろけるような暑さ
写真に残したい