hmacky

趣味で写真を撮っています。ローライのフィルムカメラがお気に入り。

hmacky

趣味で写真を撮っています。ローライのフィルムカメラがお気に入り。

マガジン

  • フィルムカメラのレビュー

    所有しているフィルムカメラのレビュー記事をまとめました。

  • SIGMA fp

    すでに手放してしまいましたが、fpを使っていたときの記事をまとめました。

最近の記事

  • 固定された記事

冬の京都、フィルムカメラと

去年の12月に一泊二日で京都を観光してきました。旅のお供はローライ35とローライコード、2台のフィルムカメラです。ようやくフィルムを現像に出したので、紹介したいと思います。 京都駅 新幹線で京都駅について、まずは京都駅でスナップしました。 久しぶりの京都。しかも天気は快晴でテンションが上がってきます。 清水寺 最初にどこへ行くか決めていなかったのですが、ベタな観光スポットに行きたい気分になり、バスで清水寺に向かいました。清水寺の参道は観光客でいっぱいで、歩くのに苦労し

    • Topcon 35-L のレビュー

      数ヶ月前に購入したトプコン35-Lというレンジファインダーカメラを紹介します。トプコンとは、かつてカメラを製造していた日本の企業で、戦時中は光学兵器を製造していたという実力の高いメーカーだったようです。 このカメラは1957年発売(初代の35-Sは1956年発売)で、等倍ファインダーを搭載していることや、レバーによる2回巻き上げ式であることから、ライカM3を意識して作られていることがよくわかります。 レンズは固定式でトプコール44mm F2が付いていています。レンズシャッ

      • 新製品も出たし、ハーフサイズでスナップ

        PENTAX 17、発表されましたね。私は買う予定はないのですが、興味津々で紹介動画などを見ていました。 AFじゃなくてゾーンフォーカスなのが良いですね。ハーフサイズなのは驚きましたが、確かに今どきフィルムカメラを買う人は高画質なんて求めてないでしょうから、良いのかも知れません。縦写真の方がスマホで管理しやすいってのもそうですね。 スペックも気になるのですが、やっぱり新品で保証付きのフィルムカメラが(ライカ以外で)手に入るようになったということが、一番大事だと思います。中

        • やっぱりライカなのか

          ここ最近、自分の中でライカ熱が高まっています。 今年の2月にバルナックライカのIIIfと2本のレンズ(エルマー50mmとズマロン35mm)を手に入れたのですが、いまいちライカの良さを掴みかねていました。単純に画質で評価するなら中判の方が上だし、小型軽量が売りなのだとしたら、もっと小さいカメラはいくらでもあるからです。 ブランド力によってライカは過大評価されているのではと疑問に思いながらも使っていたのですが、最近、徐々にライカの良さがわかってきた気がします。 まずボディに

        • 固定された記事

        冬の京都、フィルムカメラと

        マガジン

        • フィルムカメラのレビュー
          10本
        • SIGMA fp
          10本

        記事

          とうかさんを撮る

          先週末、広島では「とうかさん」という大きなお祭りがありました。せっかくなので、フィルムカメラで少しスナップしてきました。 とうかさんは迫力のある山車とかはないし、花火が上がったりもしません。正直、大人にとってはつまらないお祭りです。ですが、地元の家族連れを中心に多くの人が集まります。広島は娯楽が少ないので、これも大事なイベントなのだと思います。 浴衣を着てる子供が多いです。 とうかさんは、中央通り沿いにある圓隆寺というお寺のお祭りです。圓隆寺には提灯がたくさん吊るさてい

          とうかさんを撮る

          Kodak Retina IIa

          35mmフィルムカメラの元祖はライカであり、その後コンタックスがライバルとして登場しましたが、もう一つ忘れてはいけないのがコダックのレチナというカメラです。 ライカやコンタックスは当時高級カメラでしたが、低価格なレチナの登場によって35mmカメラが大衆化したとされています。レチナは価格を抑えるためにレンズ固定式とし、レンズシャッターや蛇腹など、すでに確立されていた機構を採用しています。一方でエクターなどの優秀なレンズを採用しており、写りに妥協はありません。 また、現在一般

          Kodak Retina IIa

          自家現像はじめました

          4月からモノクロフィルムの自家現像を始めました。一番の理由は現像コストを下げることですが、新しいことに対する興味もあって始めてみました。 情報に関してはネット上に色々あって助かったのですが、実際に道具を集めるのが大変でした。現像用品もフィルムと同様に、品薄だったり製造中止になっていたりしたからです。メルカリ等で中古を探しても、結構いい値段がついていたりします。結局、思い立ってから現像を始めるまで一ヶ月くらいかかりました。 購入した主な道具は下記です。 合計で4万円くらい

          自家現像はじめました

          Rolleiflex Automat

          ローライフレックス オートマットを購入しました。これは戦前のモデルで、初めてオートマット機構が搭載されたローライフレックスです。レンズはツァイス(イエナ)のテッサー 75mm f3.5 ノンコート、シャッターはまだシンクロコンパーではなくてコンパーラピッドです。 今まではローライコードVを使っていたのですが、オートマット機構や戦前ノンコートのテッサーを試してみたくなり購入しました。また、このモデルはまだビューレンズにバヨネットが装着されておらず、見た目がシンプルで可愛らしい

          Rolleiflex Automat

          Ikonta 521

          イコンタ521という中判の蛇腹カメラ(スプリングカメラ)を購入しました。イコンタはドイツのZEISS IKON(ツァイス・イコン)社の主力機種で、戦前から戦後にかけて多く製造されたようです。フォーマットは645、66、69の3種類、さらに距離計の有無や二重露光防止装置の有無、レンズが高級なテッサーか廉価版の3枚玉かなど、様々なバリエーションが存在しているようです。 私が購入したのは521というおそらく戦後のモデルで、フォーマットは645、距離計無しの目測式、二重露光防止装置

          Ikonta 521

          雨の宮島と水族館

          ライカを持って宮島に行ってきました。雨だったのでなるべく室内で過ごしたいと思い、みやじマリンという水族館にも行ってきました。 傘を差しながら写真を撮るのは面倒ですが、晴れとは違った雰囲気の写真が撮れたので良かったです。 ここからはみやじマリンです。この水族館には初めて行ったのですが、結構見応えがありました。 Leica IIIf + summaron 35mm F3.5 / ILFORD XP2 super 余談 ここからは関係ない話ですが、唯一持っていたデジカメであ

          雨の宮島と水族館

          二眼レフでスナップ

          フルサイズのミラーレス一眼や、フィルムライカを買ってみたりしたけれど、やっぱり中判フィルムを使うローライの二眼レフで撮った写真が、一番気に入ってます。カラーフィルムは高いので、もっぱらXP2というモノクロフィルムでスナップしています。というか、モノクロの方が普通に好きかもしれません。なので、そろそろ自家現像を始めてみようかと考えていて、ネットで情報を集めています。フィルム写真は奥が深くて、まだまだ飽きることがなさそうです。 Rolleicord V / ILFORD XP2

          二眼レフでスナップ

          2台目のオリンパス ペンS

          オリンパスのペンSは、数あるペンシリーズの中で、一番完成度が高いモデルではないかと思っています。ペンS以外は触ったことないのですけど。 ペンSには、30mm f2.8のレンズが付いたものと、28mm f3.5が付いたものの二種類があり、後者の方が数が少ないです。私はもともとf2.8のペンSを持っていたのですが、残念ながらレンズが曇っていて持ち出す機会が減っていました。ペンS自体は優れたカメラですので、状態が良いものを買い足そうと思い、せっかくならとf3.5の方をヤフオクで購

          2台目のオリンパス ペンS

          ライカIIIf + ズマロン35mm 試し撮り

          レンズの方はすでに紹介していますが、ついにライカを始めました。といってもM型ではなくて、バルナックライカのIIIfです。 もともとはM型が気になっていたのですが、かなり高額なのと、お店で実物を触ってみたら想像より大きく重たかったのでやめました。バルナックはM型より小さくて、手に馴染む感じがします。ただ、フィルム装填はやっぱり面倒です。 バルナックライカにもたくさん種類があるのですが、戦前のIIIaか戦後のIIIfが定番機種で生産数も多いようです。私はIIIfの面構えが気に

          ライカIIIf + ズマロン35mm 試し撮り

          ズマロンでスナップ

          ライカを始めるにあたり、まずは50mmのエルマーを購入したのですが、35mmもあった方がいいと思い、35mm F3.5のズマロン(通称サンハンズマロン)を購入しました。 ライカで一番最初に作られた35mmのレンズはエルマーですが、周辺画質が低下してしまう弱点がありました。それを改良し、周辺まで解像できるようになったのがズマロンと言われています。ライカの35mmレンズは高価な物が多いのですが、ズマロンは7万円程度で、その中では一番安く入手できるレンズです(2024年現在)。ズ

          ズマロンでスナップ

          エルマーでスナップ

          ついにライカに手を出してしまいました。初めに買ったレンズは「エルマー50mm f3.5」、バルナック時代の標準レンズです。一緒にバルナックライカも買ったのですが、そちらは初期不良があり、残念ながらすぐ入院となってしまいました。エルマーだけ手元に残ったので、マウントアダプターでfpにつけてスナップしてみました。 家の中で試し撮り。良く写ってます。 逆光の場面です。フードはまだ入手しておらず、つけていません。 細かいところまでシャープに写ります。そして、なんとなく立体感があ

          エルマーでスナップ

          曇りの広島 fpスナップ

          今日もスナップ散歩してきました。ここのところ、週末に写真を撮るのが一番の楽しみになっています。今日は、fpでは初の試みとして、全てマニュアル露出で撮ってみました。 SIGMA fp / SIGMA 45mm F2.8 DG DN 冒頭にも書いたように、fpでは初の試みとして、全てマニュアル露出で撮ってみました。フィルムカメラではいつもマニュアル露出なので、デジタルも同じでいいのではないかと思ったからです。 露出の目安は、写真家の渡部さとるさんの「感度分の16」を参考にし

          曇りの広島 fpスナップ