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自家現像はじめました

4月からモノクロフィルムの自家現像を始めました。一番の理由は現像コストを下げることですが、新しいことに対する興味もあって始めてみました。

情報に関してはネット上に色々あって助かったのですが、実際に道具を集めるのが大変でした。現像用品もフィルムと同様に、品薄だったり製造中止になっていたりしたからです。メルカリ等で中古を探しても、結構いい値段がついていたりします。結局、思い立ってから現像を始めるまで一ヶ月くらいかかりました。

購入した主な道具は下記です。

現像タンク・・・パターソン 8000円(中古)
ダークバッグ・・・エツミ 6000円
フィルムピッカー・・・堀内カラー 1500円
デジタル温度計・・・タニタ 1200円
スキャナー・・・エプソン(GT-X820) 12000円(中古)
スキャナーソフト・・・シルバーファストSE 5000円
スキャニングマスク・・・ロモグラフィー(DigitaLIZA 120) 6000円
ネガアルバム・・・コクヨ 3000円(2冊)

合計で4万円くらいかかってしまいました。これ以外にもビーカーや手袋など、百均も活用しながら細々したものを集めました。薬品は富士フィルムのもの(SPD、フジフィックス、ドライウェル)を揃えました。理由は安いからです。
ちなみに自家現像に暗室は必要ありません。ずっと必要だと勘違いしていたので、必要ないと知って一気に敷居が下がりました。プリントまでやるなら暗室が必要なのですが、私は現像後のフィルムをスキャナーでデジタル化して終わりにしています。

以下は実際に自家現像して、スキャナーでデジタル化したものです。

Rollei35 + HP5


Rollei35 + HP5


Retina IIa + FP4


Retina IIa + FP4


Rolleiflex Automat + FP4


Rolleiflex3.5E + FP4


フィルムはイルフォードのHP5(ISO400)とFP4(ISO125)を使ってみました。現像液は全てSPDです。これから他の現像液やフィルムも試していきたいです。

自家現像なかなか楽しいです。フィルムをリールに巻く作業だけ難しいのですが、それ以外は単純作業でいい気晴らしになります。そして上手く現像できてると嬉しいです。

自家現像に興味のある方は早く始めることをおすすめします。道具を揃えるのがますます難しくなっていきそうです。


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