見出し画像

Rolleiflex Automat

ローライフレックス オートマットを購入しました。これは戦前のモデルで、初めてオートマット機構が搭載されたローライフレックスです。レンズはツァイス(イエナ)のテッサー 75mm f3.5 ノンコート、シャッターはまだシンクロコンパーではなくてコンパーラピッドです。

今まではローライコードVを使っていたのですが、オートマット機構や戦前ノンコートのテッサーを試してみたくなり購入しました。また、このモデルはまだビューレンズにバヨネットが装着されておらず、見た目がシンプルで可愛らしいのも気に入りました。

Rolleiflex Automat Type2


このモデルの時点で、ローライフレックスの基本はほぼ完成されていますが、一つ難点なのはファインダーのルーペが使いにくいことです。戦後のモデルと比べてルーペが小さく、操作性も良くないです。

ルーペは戦後モデルに比べて小さい


一方で、オートマットの優れている点は、シャッターフィーリングの良さだと思います。ローライフレックスはどれもレンズシャッター機なのでシャッター音は小さいのですが、このオートマットのコンパーラピッドは特に小さくて上品な音がします。また、重量が1kg以下で軽量なのも良い点です。


作例
ローライフレックス オートマットの作例です。フィルムはポートラ400です。




ノンコートながらもしっかりと色が出ています。中判ならではの立体感や解像感もしっかり感じられます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?