Anyma、Eric Prydz… 2020年代のダンス系ミュージックは没入型!視覚でも楽しむべし!
ROCKに限らず、誰かの音楽が好きになると、遅かれ早かれライブ、ギグ、コンサート…に行きたくなりますよね?
ライブ、ギグ、コンサートに行くようになると、やがてフェスにも行きたくなる。
ROCKフェスでは大抵の場合、前夜祭や夜が深まる時間帯は、テクノ、ハウス、エレクトロ…といった、ヘッドフォンを粋につけたお兄ちゃんがマシンに囲まれてイケてる音楽を奏でる風景が定番かと思います。
いわゆるクラブミュージックってやつですね。
私、小学生時代は家庭クラブと社会クラブに所属してたんですけど…、
オトナになってからは、イントネーションが変わるクラブ、オシャレ極まりないクラ⤴ブには、日本でもスペインでも、ほとんど行ったことがありません…😅
でも、ROCKに本格的にのめり込んでから、自己開拓したり、周りのROCK好きから教わって、クラブで流れるようなイケてる音楽も少々かじるようになりました。
少々かじっているのは、主に以下の方々です。
・The Chemical Brothers
・Underworld
・Soulwax
・2manydjs
・Daft Punk
・Justice
・Battles
・Tyondai Braxton
・Fantastic Plastic Machine
ただ…、ただですね、
彼らのジャンルがまだよくわかってません💧
「これ、好きー💕」っていう軽いノリで入っちゃってるもんで、正直何が何やら…💦
例えばThe Chemical BrothersやUnderworldのジャンルは、ダンス、エレクトロニック。
Soulwaxもダンス、エレクトロニックだけど、SoulwaxのDewaele兄弟が手がけている2manydjsはマッシュアップと言われるジャンル。
Daft Punkのジャンルは、エレクトロニカ、フレンチ・ハウス、ディスコ、ソフトロック、R&Bで、Justiceのジャンルは、フレンチ・ハウス、エレクトロ・ハウス、エレクトロニック・ロック、エレクトロクラッシュ、ニュー・ディスコ、オルタナティブ・ダンス。
Battlesに至っては、オルタナティブ、インディーズ。(←え?そうだったの?このグループ枠に入れるの間違えてた?💦)
Battlesから卒業(卒業w)してソロになったTyondai Braxtonのジャンルは、アバンギャルド、コンテンポラリークラシック、エクスペリメンタルロック。
唯一の日本勢Fantastic Plastic Machineはクラブ、ハウスのジャンルです。
※すべてWikipediaよりジャンルを抜粋。
このほかにも、プログレだとか、インストゥルメンタル…なんてジャンルもありますよね。
「これはエレクトロニックだね。」
「今の曲はフレンチ・ハウス。さっきのはニューディスコだったわ。」
……。💧
き、聞き分けられるかぁぁーーー!!!
というわけで、
歌わない人たち。
私は彼らをひっくるめてそう呼んでいます。勝手にw
本当はEDMとか言うんですよね。(きっと。)
※EDMとはElectronic dance musicの略称です。
前置きが長くなりました。
今日は、そんな、My favoriteな歌わない人たち=EDM枠に、新たなメンバーが加わりましたよ♪っていうお話です。
Youtube動画をじゃんじゃん貼り付けていくので、今日の記事は読むだけでなく、目👀と耳👂でもぜひ楽しんでください♪
Anymaに度肝を抜かれた2023年、とある夜
昨年の話ですが、いつものように夜な夜なYoutubeを見漁っていたら、コレが出てきました。
なんじゃこりゃあぁぁぁ!!!
(松田優作ばりに叫ぶとこです。←知らない人は〈松田優作 なんじゃこりゃ〉でググりましょうw)
これは、Anyma(アニマ)という人?のライブ映像です。
曲はAnyma & Chris Avantgardeによる「Eternity」。
背中のチューブが外れて制御不能…もしくは自我を取り戻したアンドロイドが「ここから出してよ!」とでも言わんばかりに、鬼の形相でスクリーンをグーで叩く。
しっかしこのアンドロイド…というか、映像がデカい!
そして美しい✨
手前の無数にスマホを掲げている観客の腕と、大して遜色ない解像度に見えるので、この巨大なアンドロイドが本当にそこにいるみたいに見えます。
怒りに任せてスクリーンを叩く音は、メロディの中に組み込まれていて、耳から入ってくる音楽が映像をより効果的に演出しているのもまたカッコイイ!
それと同時に、無視できないのが照明の演出。
アンドロイド映像の両サイドの照明と、それからこの動画では少し見にくいけど、ステージの床のふちに、まるでラインストーンのように横に長い照明が曲の盛り上がる部分やメロディラインに沿って、キラキラと、時にはフラッシュ全開でビッカビカに光るのが、鳥肌ボロボロボローッッ!!て出ちゃうぐらいカッコイイ!!
なにこの音楽と映像と光の共演!!!
めちゃんこカッチョイイじゃないの!!!
その夜から、私はAnymaの虜になります。
Youtubeで検索しまくり、ググりまくりのWikiまくりです。
でもちょっと待って。
音楽と一緒にアート映像と照明演出のライブをするグループが他にもいたはず…。
今年2月に来日していたThe Chemical Brothers!
※強い点滅バッチバチで2時間あります。目に注意して、お時間のある時にでもゆっくりご覧ください。
今や大御所ともいえるThe Chemical Brothersは、映像と光の演出の先駆けと言っていいのかな?
Chemical兄やんたちのコミカルな映像で今まで十分楽しめていたけど、それよりもすごい映像が出てきたとは!!!
Anymaとは
Anymaは、アメリカNY生まれイタリア育ち、ドイツ・ベルリンに拠点を置くイタリアの音楽プロダクション兼DJデュオTale of Usのメンバー、Matteo Milleriによるソロプロジェクトです。
(どんだけインターナショナルw)
Matteo Milleri本人の言葉によると、
それがAnymaなのだとか。
「意識」とか「啓発的な~」とか言われちゃうと、お、おぉ…💧と後退りしちゃう感じなんですけども、音楽とアート、そしてあの照明、ステージが一体となったあのライブ映像。
Youtube動画を通してですら、その世界に心を奪われ没入させられるのは確か。
アートな映像がとにかく美しい
先ほどの「Eternity」には、Massano Remixなるものもあります。
それがこちら。
こちらの動画では、先ほど話したステージ床のふちの照明もばっちり見えますね。
ね?超カッコイイでしょ?
先ほどのオリジナルの「Eternity」とは音楽も映像も雰囲気がガラッと変わります。
つるんつるんなお肌だったアンドロイドが、Massano Remixでは傷だらけでボロボロ…。
動きもぎこちなくて、そのぎこちなさもまた音と照明がイイ感じに演出してます。
オリジナルでは照明の基本色は青系だったのに対し、Massano Remixiでは赤。
(STAR WARSのライトセーバーみたい…(*´艸`*))
ちなみにMassanoは、イギリス リバプール出身のメロディックテクノプロデューサー兼DJで、昨年12月に初来日を果たしています。
しかしまぁとにかく映像が美しい!
(さっきからそれしか言ってないような気がするw)
Anymaのアート映像でよく登場するのは、ヒトの肉体と自然、そしてマシン。
「フィジカルとデジタルの創造物の融合」と彼は話していましたが、ヒトと自然、そして今後AIがもっと市民権を得たらきっと普通に登場してくることになるであろうアンドロイドが融合していく、そんなリアルな未来の想像図のようにも思えます。
この緻密さ!
もっとすごい映像があった!Eric PrydzのHOLO
Anymaの動画を片っ端から見ていく中で、ふと目に止まったのがEric Prydz(エリック・プライズ(もしくはプリズ))という名前。
彼はAnyma & Chris Avantgardeの「Consciousness」という曲でRemixを手がけています。
Eric Prydzって何者…?と検索した結果、再び度肝抜かれることになりました。
なんじゃこりゃあぁぁぁ!!!(本日2度目)
この動画で観客の日本人のお兄ちゃんが「やぁべぇー!やぁべぇー!」と連呼してますが(笑)、ホントにやべーwww
(チケットなかなか取れないって言われてるTomorrowlandフェスに行っちゃってるこのお兄ちゃんもすげーって💦)
え?え?どうなってんの???
飛び出す映像になっちゃってるぅー!!!
サムネに使わせてもらった飛び出す手の平の映像も、Eric Prydzのこのライブに登場します。
こんなんライブで生で見たら、テンションぶち上がらないわけがない!
Eric Prydzとは
Eric Prydzはスウェーデン出身のDJ兼音楽プロデューサーです。
彼の音楽のジャンルは、ハウス、テクノプログレッシブハウス、そしてテックハウス。
ロンドンやロサンゼルスなどで活動していましたが、現在は故郷スウェーデンを活動拠点とし、ほぼ1年中各国でパフォーマンスを繰り広げているようです。
飛行機恐怖症らしいですが💧
昨年2023年5月に、日本にも初来日を果たしました。
(飛行機大丈夫だったかな。)
もはやEric Prydzの代名詞?「HOLO」
先ほどまで紹介していた飛び出す映像のライブは、HOLOのショーです。
Eric Prydzのライブでは、4Kホログラム効果や大量のレーザー光線によるステージ演出が以前から有名だったようです。
2019年のベルギーのフェスTomorrowland 2019では、「Holosphere」と題し、高さ8mの球体がEric Prydzを囲み、72枚の連動するパネルと240万個以上のLEDによって、銀河や惑星、眼球(!)などの幻想的な映像が映し出される圧巻のオーディオビジュアルパフォーマンスを成功させました。
その後、新たな没入型コンセプト「HOLO」がスタート。
「HOLO」では、アクトするEric Prydzの前と後ろにステージの幅と高さいっぱいの大型2Dスクリーンをそれぞれ配置し、3Dのように映像に奥行きと立体感を持たせることで、巨大な手の平や宇宙飛行士、アンドロイドのクジラなどがまるで観客の頭上まで飛び出しているかのように見えるホログラムのような仕組みのステージを創り上げました。
などと、「HOLO」は世界各地で絶賛を浴びています。
そして2024年。新たなコンセプト「〔CELL〕」の始動
Eric Prydzは今夏、スペイン イビサ島のクラブHï IbizaのレジデントDJに就任しています。
(ちなみに昨年はAnymaだったようです。)
先月、Eric PrydzとHï Ibizaは、「HOLO」に次ぐEric Prydzの新たな没入型ライブショー「〔CELL〕」を発表しました。
「〔CELL〕」は、Hï Ibizaの、洞窟のように縦に長いフロアに合わせて開発されたHï Ibizaのための舞台で、ショーは6月24日から9月9日までの12週間、毎週月曜日におこなわれるということまではわかっていますが、それ以外の詳細はまだ発表されていません。
現在わかっている情報はコチラです。
もう1度言っときますよ。
「〔CELL〕」はイビサ島でしか見れません!!!(たぶん)
おわりに
EDMを「歌わない人たち」と独自にジャンル分けして、このジャンルにうっすらかぶりついているアラフォー元専業主婦の、荒削りにもほどがあるAnymaとEric Prydzの紹介、いかがでしたでしょうか。
現代のミュージック大好きっ子たちには既知情報満載、むしろそれしかないような内容だったかと思いますが、私のように知らなかった方々に、少しでも興味を持っていただければ、なんなら後で一緒に語りましょー♪ズンズン歩きもしましょー♪(←これは違うかw)な気持ちです。
EDMは、正直、クラブなんぞオシャレな所に行かない私が普段の生活で聴くには、例えば電車の中で…とか、作業用BGMとして聴くことが多いです。
遠い昔の東京生活時代、フェスで彼らのアクトを観ていた時は、ぶっちゃけ若干手持無沙汰でした。
(オシャレに踊ったりできないイモなネエちゃんだったからね💧)
でも、AnymaやEric Prydzの登場により、EDM界に新たな風が吹き込み、没入型オーディオビジュアルのエンターテイメントとして、またひとつ革命が起きたのではないかと思います。
これならライブも絶対楽しめる!
いや、むしろライブで生の音と映像と光を味わいたい!
サグラダファミリアじゃないけど、生きてる間に1度は見ておくべき!
先ほどEric Prydzが今夏イビサ島のクラブで毎週ライブをおこなうことはお伝えしましたが、Anymaも今年スペインに来ます。
AnymaことMatteo Milleriが元々所属しているTale Of Usが手がけているレーベルAfterlifeは、毎年世界各地でAFTERLIFEというEDMフェスを開催していて、6月にバルセロナでも開催されます。
詳しくはコチラをどうぞ。
バルセロナもイビサも、行こうと思えば行ける…。
(チケットもまだSOLD OUTになっていない…!)
ただ、ハイパーなんちゃらクリエイターでもない、しがないイモなアラフォー元専業主婦noterが果たして行っていいのだろうか!(; ・`д・´)
最近左腕がなんとなく上がらないんだけど、膝も爆弾抱えてるんだけど、果たして無事にパーリーナイをパーリィパーリィ楽しめるんだろうか!(; ・`д・´)
そんな不安と葛藤がある今日この頃です。
(なにこの締め方www)
今年の夏は世界随一のパーリーピーポーの島、スペインのイビサ島に、もしくはバルセロナに、パーリィパーリィしに来ませんか?
(せっかくのオシャレ記事、最後に台無しにした感w)
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