ぽー。

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両手からこぼれるほどの

人間いつか死ぬ。 私は今は、人が死んだら無になると考えている。 人間いつか死ぬ。 いつか死ぬし、その事実からは逃れられないのに、どうしようもなく死ぬことしか考えら…

ぽー。
7か月前
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死は平等だけれどそれ以上に永遠と続く『日常』も平等すぎるし終わりが見えないこともまた平等。

自分の中の二律背反した感情はいつになったら一つになるのだろうとおもいつつ、二律背反の感情を認める自分に酔っている節があるからきっと変わらず生きていくんだろうなと…

ぽー。
1年前
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ウェイ系になってみた

人生で初めて、花火大会に出向いた。 ひどく嫌っていた路上で乾杯というやつも、周りのくうきにのまれて初経験してしまった。しっかりストーリーズにもあげた。空気に飲ま…

ぽー。
1年前
8

日差しと気温だけが先走っていた6月が過ぎ、月日も追いついて来た7月、8月。私の気持ちはいまだ夏に追いついていません。 なので夏を感じるべく、ウィークエンドシトロン…

ぽー。
2年前
8

10年後には伝えることが上手くなっているといいな。

正直な話、私は普段こういうジャンルのものは滅多に読まない。 本の世界に、現実世界で起こりそうで起こらない、起きてそうで私の周りでは起きていない物語を求めているか…

ぽー。
2年前
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秋終わっちゃうから、学問の冬、読書の冬、食の冬にしちゃおう

夕方、図書館からの帰り、自転車を漕いでいると、冷たい風に乗って日が沈むのが私を追い越す。 空気は柔らかさが無くなって、冷たくて、すんとした匂いがして、頭の芯まで…

ぽー。
2年前
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両手からこぼれるほどの

両手からこぼれるほどの

人間いつか死ぬ。
私は今は、人が死んだら無になると考えている。

人間いつか死ぬ。
いつか死ぬし、その事実からは逃れられないのに、どうしようもなく死ぬことしか考えられない瞬間がやってくるタイミングがある。
これは、俗にいう「病んでいる」とかいう大事なことではなく、幼稚園年長さんの頃から、私のところから離れないものだ。

人間いつか死ぬ。
その日は必ずくるのに、今そのことしか考えられなくなって何も手

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死は平等だけれどそれ以上に永遠と続く『日常』も平等すぎるし終わりが見えないこともまた平等。

死は平等だけれどそれ以上に永遠と続く『日常』も平等すぎるし終わりが見えないこともまた平等。

自分の中の二律背反した感情はいつになったら一つになるのだろうとおもいつつ、二律背反の感情を認める自分に酔っている節があるからきっと変わらず生きていくんだろうなともおもってしまう。
なんならそれでいいやと諦めてしまっているし、そういう自分が好きそうで、そういう自分を嫌いになってしまう。
そして嫌いと言っている自分が実は一番自分を守りたくて大好きだと知っているし、結局そこが気色悪い。

結局自分の思考

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ウェイ系になってみた

ウェイ系になってみた

人生で初めて、花火大会に出向いた。
ひどく嫌っていた路上で乾杯というやつも、周りのくうきにのまれて初経験してしまった。しっかりストーリーズにもあげた。空気に飲まれて自分の変なプライドというか、お高くとまっている部分()を壊すことすら、そのプライドが許さない場合があるので、後悔に苛まれそうになりながら、素敵な人との時間に心配は泡になった。
ウェイはウェイたる所以があってウェイなのだろうと常日頃から思

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夏

日差しと気温だけが先走っていた6月が過ぎ、月日も追いついて来た7月、8月。私の気持ちはいまだ夏に追いついていません。

なので夏を感じるべく、ウィークエンドシトロンを焼きました。🍋(溶かした卵が余っちゃったからチャンククッキーも焼いてしまっけれど…)

意外なことに、レモンの皮をすりおろしているときより、砂糖と皮を馴染ませるときや、焼いている最中の方が、香りが香って来ました。
お菓子作りは、作っ

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10年後には伝えることが上手くなっているといいな。

10年後には伝えることが上手くなっているといいな。

正直な話、私は普段こういうジャンルのものは滅多に読まない。
本の世界に、現実世界で起こりそうで起こらない、起きてそうで私の周りでは起きていない物語を求めているからだ。
しかし、なぜかこの本には惹かれた。その印として、この「読書の秋2021」で課題図書と知る前にこの本を買い、拝読した。(前から知ってたもんねアピールを許してください(・・;))
今日(11/30)この本が課題図書入りしていることをたま

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秋終わっちゃうから、学問の冬、読書の冬、食の冬にしちゃおう

秋終わっちゃうから、学問の冬、読書の冬、食の冬にしちゃおう

夕方、図書館からの帰り、自転車を漕いでいると、冷たい風に乗って日が沈むのが私を追い越す。

空気は柔らかさが無くなって、冷たくて、すんとした匂いがして、頭の芯まで冷やされる。
マスクの下の鼻の頭を赤くしながら、それらしい雰囲気に浸り、少し青臭いことを考えながら家に到着する。そうして一目散にあったかいわきたてのお風呂に入るのだ。

私は今浪人生だが、小学生時代も中高時代も変わらず読書を愛し、かつ、入

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