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ウェイ系になってみた

人生で初めて、花火大会に出向いた。
ひどく嫌っていた路上で乾杯というやつも、周りのくうきにのまれて初経験してしまった。しっかりストーリーズにもあげた。空気に飲まれて自分の変なプライドというか、お高くとまっている部分()を壊すことすら、そのプライドが許さない場合があるので、後悔に苛まれそうになりながら、素敵な人との時間に心配は泡になった。
ウェイはウェイたる所以があってウェイなのだろうと常日頃から思っていて、きっと2度と体験できないだろうけれど、一度の体験だからまあいいやときらいを許すことができた。

振り返ってこうして自分を肯定してもらいたいかのようにnoteに書いてしまっているわけだから、自分の行動に納得していないのかもしれないけれど。

花火はとても綺麗だった。
いつもはホテルや病院の窓から眺めたり、もはや見向きもしていなかったりしたもの。
昨日は音が体に響いて、心拍数がめちゃくちゃに上がっていた。空から降ってくるんじゃないかって思ったし、大きな音と慣れない人混みにかなり怖くなったけれど、そんなの打ち消すくらい花火は綺麗で壮大ですごかった。

大勢の人がこぞって炎色反応を見上げて、かんせいを上げるのはかなり面白い状況だなと、今でも思っているけれど、夏の終わりの風物詩で、暗い空に輝くことでいつもは隠れてしまっている夜の雲をも照らしてしまって、また頑張る活力を貰えてしまうから本当に不思議だ。

それにしても本当に降ってくるんじゃないかと思ったし、変な多幸感に次目が覚める時地球が滅亡していないかかなり心配した。
どちらも杞憂だった。

あと、これはディズニーランドを出る時にも抱く感情なのだけれど、幸せすぎたり、盛り上がりを体感したりするとひどく寂しくなるのはなんなのだろう。見合っていない幸福度や盛り上がりはこわい。

幸せが怖くなって、盛り上がりの絶頂の時には寂しくなって、やっぱりウェイにはなれないな~

たのしかった。

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