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観察日記501

観察日記501
おはようございます。
『美しき免疫の力』を読書中です✋

現在では、インターフェロンのような可溶性タンパク質分子は一〇〇種類を超えることが知られている。これらはまとめて「サイトカイン」と呼ばれている。サイトカインは免疫システムにとってホルモンのような存在である。つまり、情報を伝達するために細胞から分泌され、別の細胞によってキャッチされ、キャッチした細胞の機能や行動に影響を与える。
私たちの体内の免疫細胞は、騒々しくサイトカインが飛び交う海のなかにいる。サイトカインの種類によっては、免疫システムのスイッチを入れるものもあれば、切るものもあるが、大半は免疫活性をそっと強めたり弱めたりしている。そうすることで、ウイルス感染や細菌感染などの問題の種類に応じて免疫反応を精確に方向づけ、免疫システムと体内の他のシステムをうまく連携させているのだ。サイトカインの働きはおそろしく複雑で、サイトカインを制御するサイトカインまで存在する。(3章後半 一部改変)

サイトカインということばは、新型コロナ感染症での重症化要因の一つである「サイトカインストーム」で聞いたことがある方もいるかもしれません。
サイトカインには昨日のインターフェロンの他に、インターロイキン(IL)、ケモカイン(CCLなど)、リンホカイン、腫瘍壊死因子(TNF)などがあります。
それに加えインターロイキンならIL-1、IL-2、…、といった感じで30種以上など、それぞれに膨大な数があります。
ややこしいですが、自己免疫疾患やC型肝炎などあらゆる病気に顔を出します。
これらを覚え治療にあたる医師や薬剤師、看護師の方々には頭が下がります。

>補足資料
①MSDマニュアル:免疫系を構成する分子
https://is.gd/nuPJVx
②看護roo!:サイトカインとは…
https://www.kango-roo.com/word/3024
③免疫の暴走「サイトカインストーム」を暴く
https://is.gd/dngJaU

〈その他読書中〉
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