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観察日記358

観察日記358
おはようございます。
『社会心理学講義』を再読中です✋

ある定点に社会構成員が引きつけられるように見える。しかし実際には、そのような定点が初めからあるわけではない。人々が互いに影響しあいながら生み出すにもかかわらず、まるで必然的に到着すべき道筋がもともと存在していたかのような錯覚が、安定した構造の生成後に起きる。[…]
人間の相互作用がなければ、いかなる社会秩序も生まれないし、変化もしない。世界の行方を定めるのは人間であり、「歴史の意志」とか「民族の運命」などという集合的実態は存在しない。しかし社会秩序は、生産者である人間自身を超越した相において我々の前に現れる。どの人間にも操作できず、すべての人間の外部にある存在として我々の目に映るから、公平な規則や普遍的価値だと信じられる。実は疎外のおかげで自由の感覚が保証されるのです。(第14講 時間と社会)

自分が何気なくいいと思っていた(思わされていた)ことがずるずると解体されていきます。しかしこの思い込み抜きに社会は回らないというのもよくわかります。でもこれに気づかなければいとも簡単に自己責任論に陥る。悩ましい。

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