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観察日記994

観察日記994
おはようございます。
「しんがりの思想」を読書中です✋

・コミュニティの力は、生き存えるためにどうしても削除できない活動に皆で共同で当たるというところでしかつかない
 ・ひとの生き死に、老いや病といった人間としての限界にきちんと向き合いつつ、そのケアを互いにしあうこと、つまり《いのちの世話》
・そうした労働が免除されているまち(消費が基準となるまち)では、防災防犯のための見回り、堤防を作ったり土嚢を積んだりなどは行政がしてくれ、市民はそれを免除されている
 ・住民は市民である以前に、社会サービスの消費者、「顧客」でしかない
・このことが主たる昼間人口である専業主婦たちに様々なダメージを与えてきた
 ・彼女たちから、労働を通じて己の社会的存在を確認するというチャンスを奪う
 ・家事労働を通じて家族の中でかろうじてその社会的存在を認められるにとどまる
・地域の力は、日々の暮らしの中で、他者に心を配る、世話をする、面倒を見るといったインターディペンデンスのネットワークをいつでも指導できるように準備しておく中でついてくるもの
 ・それが起こりうる不測の事態を回避するために一番大事なこと
 ・しかし、行政や企業のサービス業務に地域での共同生活の大半を委託することで、その力が削がれていった
 ・高度なアメニティ(快適さ)を得ることの代償であり、一人ひとりの暮らしに大きなダメージを与えるもの
  ・アメニティ優先の社会が生み出したアイロニー
(《消費》が基準になっているまち―《便利さ》と《快適さ》に押し流されて)

土嚢のつくり方や積み方を知らなかったので調べてみました。知らなかったら、とりあえず袋に土を入れてポンポン積んで浸水させまくりだったと思います。

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