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観察日記538

観察日記538
おはようございます。
『豊かさ幻想』を読書中です✋

道路開発が「高山植物の宝庫地帯」を通り、貴重な自然が破壊されることに警鐘を鳴らそうというのが、『旅』1969年2月号の記事の目的である。劇作家の田中澄江は人間の力を超えた自然の力の偉大さを強調し、その力を認識することが「商業資本の海にただよって、とかく人間自身を見失い勝ちな現代人にとって、人間復活の支柱となる」と記す。一方、作家の武田繁太郎の議論は単純な自然保護ではなく、自然保護を強調するあまりに人間を締め出してしまうことは「『自然保護』論の自己撞着」だという。「人間は、自然と対立するものではない。人間自体が、自然の一部に属するものだという認識を忘れてはならぬと思う。それが、自然に対する人間の謙虚な態度であろう」とする。先に取り上げた1973年3月の「読売新聞」の記事は環境優先の道路作りを訴えていた。それはこうした開発重視のあり方に対する社会的な違和感の表明の一つと考えられる。(4章-2 一部改変)

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