観察日記1008 1 ぽんマス 2023年3月9日 07:11 観察日記1008おはようございます。「しんがりの思想」を読書中です✋・社会的共通資本のおさらい ①自然環境:水、大気、森林、河川など ②社会的インフラストラクチャー:道路、交通機関、上下水道、電力、ガスなど ③制度資本:教育、医療、金融、司法、行政など ・「決して国家の統治機構の一部として官僚的に管理されたり、また利潤追求の対象として市場的な条件によって左右されてはならない」 ・国家にも市場にも簒奪されてはならない公共的な領域に属する・公共的な領域においてものごとを最終的に決めていくのは、「市民」であり、社会的な価値判断 ・それを困難にしているのが、現代生活の隅々にまで浸透してきたサービス社会のシステム、専門家への「押しつけ」と「おまかせ」の構造 ・それらが惰性的に進行してゆく中で、表面的には都市生活、地域私生活のクオリティは上がっていったが、一方で市民はますます受け身な存在になっていった ・市民は市民性(シチズンシップ)を成熟させるどころか、逆に衰弱させていった・だれかが解を握っていて“正しいこと”を話し、市民はただそれを受けて“正しく理解する”ことが肝要だという、この歪な考え方が市民を受け身にしてきたということではないのか ・専門家はごくごく限られた部分での専門家でしかない ・社会が抱える様々な問題に関して大きな社会的な価値判断を下さなければならない場面では、あくまで「特殊な素人」でしかない ・だれにも正解が見えない場面では、専門家と市民がともに当事者として協働する必要がある ・専門家:市民の不安の声をいったん自らの専門性を棚上げして聴き取る ・市民:受け身でいるのではなく進んで社会の意思決定にかかわる・「当事者性」を回復する ・失われつつある「中間集団」を、これまでとは異なる原理で、これまでとは異なるネットワークによって修復してゆく・社会から迫られる「自己責任」や「自立」・けっして「独立」(非依存)を意味するのではない ・「支え合い」(相互依存)のネットワークをいつでも駆動させることのできる用意が各々にできているという意味で理解しなければならない ・現代における「共同防貧」・「中間勢力が「国家権力に対する社会的なバリケード」としてきわめて「脆弱」になっている(丸山) ・現在、市場の圧力、グローバルな資本の圧力に対する「バリケード」としても再建を迫られている(市民性の再建へ)『失われつつある「中間集団」を、これまでとは異なる原理で、これまでとは異なるネットワークによって修復してゆく』は、学び舎ふぁーべるとしても考えてゆきたいところです。 しんがりの思想 ―反リーダーシップ論― (角川新書) amzn.to 902円 (2023年02月06日 22:26時点 詳しくはこちら) Amazon.co.jpで購入する 現代化学史: 原子・分子の科学の発展 amzn.to 4,180円 (2023年02月17日 08:34時点 詳しくはこちら) Amazon.co.jpで購入する View this post on Instagram A post shared by ぽんマス (@ponmas2) “人と人”として自然にまちのなかで出会えたら #妄想録 >コミュニティナースが店長のカフェで「おいしい」からはじまる地域づくり|福井市まあるカフェ https://comm faber-school.jimdofree.com #実験 #観察 #日記 #読書 #自然 #教育 #子育て #学校 #遊び #学び #勉強 #人間 #哲学 #科学 #常識 #思い込み #歴史 #化学 #物理 #自己責任 #自立 #ぽんマス自省録 #ゆっくり考える #たたき台 ダウンロード copy #日記 #読書 #子育て #教育 #勉強 #哲学 #学校 #自然 #学び #歴史 #人間 #科学 #遊び #自立 #思い込み #実験 #観察 #常識 #物理 #化学 #自己責任 #ゆっくり考える #たたき台 #ぽんマス自省録 #妄想録 1 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート