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道民が美味しかったものを頑張ってそれっぽく紹介しているページ

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記事一覧

西区愛、琴似愛(ケンズカフェ)

久しぶりにカフェ……というかひとり外食自体が久しぶりだった。 5月〜6月何かと忙しなく、新しい仕事をもうひとつ初めてスケジュール立案をバグってなぜか休日が消失した…

4

2024ラスト桜(pudding maruyama)

久しぶりのカフェ活。なんせ太った。 この数ヶ月ほぼ毎日、パフェやらドーナツやらケーキやら食べない日は無かったもんな…。 昔はケーキひとつ食べただけで「食べすぎた……

いくらちゃん
2週間前
5

原点回帰の小樽旅

専門学校時代に札幌に出てきて早くも10年になるが、 私の生まれ故郷は小樽だ。 小樽の、海と山に囲まれた霧の深い地域で20年生きた。 生家から10分もせず歩けば海が見える…

いくらちゃん
3週間前
3

カロリーしか救えない(パープルダリア)

お付き合いしている人に「連休中は仕事で忙しいから会えないかも(意訳)」と言われクサクサしていた私がよっしゃーそんならこちとらだってパフェ食って1人エンジョイして…

いくらちゃん
1か月前

美しさ+味=美味しい(any cafe)

その日の札幌は、4月にあるまじき25℃という気温だった。 ちなみについ先月までは氷点下だった。30℃弱の気温差がひと月の間に起こるってもはや砂漠。 しかし暖かい、温か…

いくらちゃん
1か月前
1

隠れ家の定義、人が隠れ家と認識したらそれは(nina nino)

その日行ったのは、ほぼ予約必須の隠れ家的カフェ。 日・月曜しか開いていないうえにこじんまりとした店内で、 それでいてインスタで人気が出るような可愛らしいスイーツを…

いくらちゃん
1か月前
2

桜、猫、電車じゃなくコーヒー(allee cafe)

GWなど関係ない職種、足早に得た2連休で何もしないわけにはいかない……と、もう半生分は世話になってる美容師さんに髪を綺麗にしてもらい、インスタで見て以来気になって…

いくらちゃん
1か月前
3

パフェがでかいノスタルジィ(パーラートモミ)

元々私は、カフェも好きなんだけど 「カフェ」でなく「喫茶」的なレトロな佇まいや古き良きのようなものも好きで 彩り豊かでまとまりの無い、どこかポップでキャッチーで可…

いくらちゃん
1か月前
1

デンキブラン的なやつを思い出すレトロ(デンキ茶房)

日勤終わり、ほえほえ〜と肩の荷を下ろしてパンパンな脚を引きずって、髪はボサボサだし化粧はげはげのテカテカで、それでも今日はどうしても、パフェを食べに行くと決めて…

いくらちゃん
1か月前
1

見晴らしの良い天国でパフェを愛でる(aile cafe)

春の私はとにかく黙っていられない。 一年で一番、この時期が元気だ。 ちょうどいろいろな花が咲き始めて、青々と草が伸びはじめて、世界が鮮やかになって、桜も咲いて散っ…

いくらちゃん
1か月前
7

夜勤明け花咲きホリディに胃にぶち込むクロッフル(ZIZI COFFEE)

突飛な題名の方が読んでもらいやすいということに当たり前ながら今更気付いた。そうだよな。 ということで銀魂のタイトルかな?みたいなテンションのものを打ち出したりな…

いくらちゃん
1か月前
4

コーヒーはベリーの香り(poroki coffee)

北34条付近は、何気にカフェ密集地帯である気がする。 大衆的で煌びやかな女子の多い円山の雰囲気とはまた少し違っていて、仕事帰りにそっと立ち寄って静かに楽しむ、的な…

いくらちゃん
2か月前
4

オトナでもコドモでもわたしはわたし(KoDoNa cafe)

JR琴似駅、地下鉄琴似駅から共に徒歩数分のビルにあるカフェ。 不思議な店名のこちらは「一日に、ご褒美を」をコンセプトに、 オトナの我慢を忘れて、コドモのように自由…

いくらちゃん
2か月前
2

アトリエD 札幌住宅街のぬくもりおしゃれカフェ

小樽に行ってソフトクリームやら和菓子やらをたっぷり摂った翌日。 なんならさらにその前日にロールケーキ1本一気喰いを果たし「しばらく甘いものはいいかな」と思っていた…

いくらちゃん
2か月前
2

小樽あまとうの甘党のためのソフトクリーム

洋菓子店「小樽 あまとう」。 小樽に住んでいて知らない人間はいないのではないだろうかというほどのお馴染みだ。 創業昭和4年の歴史。小樽が観光の街として栄える前から…

いくらちゃん
2か月前
5
西区愛、琴似愛(ケンズカフェ)

西区愛、琴似愛(ケンズカフェ)

久しぶりにカフェ……というかひとり外食自体が久しぶりだった。
5月〜6月何かと忙しなく、新しい仕事をもうひとつ初めてスケジュール立案をバグってなぜか休日が消失したり、その消失した休日を復活させた暁には友達と遊んだり元同期との飲み会があったり、
色々理由はあるんですが何より「太った」というところが大きくて、なんせもう三十路なので「食べなきゃ自然に痩せる♪」みたいな時期は過ぎ去り30年生きてきた分の蓄

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2024ラスト桜(pudding maruyama)

2024ラスト桜(pudding maruyama)

久しぶりのカフェ活。なんせ太った。
この数ヶ月ほぼ毎日、パフェやらドーナツやらケーキやら食べない日は無かったもんな…。
昔はケーキひとつ食べただけで「食べすぎた……」と項垂れたのに(まぁそれも異常だったんだけど)、
今じゃ「ケーキひとつ?そんならあと夜にアイスくらいならいけるな!大丸で菓子パンも買ってこかな!」だもん。
なんかちょっとインスタとかnoteとかに食べ物を載せるのが楽しくて余計に行きす

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原点回帰の小樽旅

原点回帰の小樽旅

専門学校時代に札幌に出てきて早くも10年になるが、
私の生まれ故郷は小樽だ。
小樽の、海と山に囲まれた霧の深い地域で20年生きた。
生家から10分もせず歩けば海が見える……と知ったのはつい最近のことで、Google mapを見てたら
「あれ……道が海岸まで続いてる……山道も100メートルも無さそう、もしかして行けるんじゃ……?」

それを親に打ち明けたら

「言ってなかったかもしれないねえ、海があ

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カロリーしか救えない(パープルダリア)

カロリーしか救えない(パープルダリア)

お付き合いしている人に「連休中は仕事で忙しいから会えないかも(意訳)」と言われクサクサしていた私がよっしゃーそんならこちとらだってパフェ食って1人エンジョイしてやるわと一念発起して行ったお店がこちら。

投げやりな気持ちだと前置きも投げやりなんだな。仕方ない。悲しみにはカロリー。誰もお前を愛さない。

すすきの 「パープルダリア」。

ジャスミンと桜のコンビが非常に珍しくてずっと機会を窺っていたパ

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美しさ+味=美味しい(any cafe)

美しさ+味=美味しい(any cafe)

その日の札幌は、4月にあるまじき25℃という気温だった。
ちなみについ先月までは氷点下だった。30℃弱の気温差がひと月の間に起こるってもはや砂漠。
しかし暖かい、温かい、それだけで人間の心にはなんとなく余裕が生まれる。
肩を縮こませて、早足で寒さから逃げるように歩かなくて良い。両手をポケットから出してのんびり、流れるように、散歩という言葉がぴったりなように、服の裾をなびかせて自信たっぷりに闊歩でき

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隠れ家の定義、人が隠れ家と認識したらそれは(nina nino)

隠れ家の定義、人が隠れ家と認識したらそれは(nina nino)

その日行ったのは、ほぼ予約必須の隠れ家的カフェ。
日・月曜しか開いていないうえにこじんまりとした店内で、
それでいてインスタで人気が出るような可愛らしいスイーツを提供しているので非常に人気店で、
それはもはや隠れ家的ではないのかもしれないけれど、それでも佇まいや雰囲気何もかもが隠れ家なのだ。
隠れ家的とは知名度のことを指すのではないのだ。多分。

西区にある「nina nino」は、住宅街にひっそ

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桜、猫、電車じゃなくコーヒー(allee cafe)

桜、猫、電車じゃなくコーヒー(allee cafe)

GWなど関係ない職種、足早に得た2連休で何もしないわけにはいかない……と、もう半生分は世話になってる美容師さんに髪を綺麗にしてもらい、インスタで見て以来気になっていたカフェへ。

まさか自分がカフェ巡りを趣味とすることになるなんて思ってもいなかったなあ。
カフェ好きにも色々あるのだと思う。その空間自体を楽しむひと、その空間にいる自分という存在を楽しむひと、将来カフェを開きたいがための勉強であるひと

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パフェがでかいノスタルジィ(パーラートモミ)

パフェがでかいノスタルジィ(パーラートモミ)

元々私は、カフェも好きなんだけど
「カフェ」でなく「喫茶」的なレトロな佇まいや古き良きのようなものも好きで
彩り豊かでまとまりの無い、どこかポップでキャッチーで可愛らしい昭和然としたスイーツや、銀の薄いアルミの皿に盛られたナポリタンやカレーや、喫煙しながらコーヒー片手に新聞を広げ、競馬にヤジを飛ばすオヤジ……そんなありきたりで誰でも思い浮かぶような、「あるある〜」な概念的なものに憧れがあった。

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デンキブラン的なやつを思い出すレトロ(デンキ茶房)

デンキブラン的なやつを思い出すレトロ(デンキ茶房)

日勤終わり、ほえほえ〜と肩の荷を下ろしてパンパンな脚を引きずって、髪はボサボサだし化粧はげはげのテカテカで、それでも今日はどうしても、パフェを食べに行くと決めていた。
すすきのの夜パフェのお店は基本18:00〜オープンなものの、人気店が多く1〜2時間もすれば満席になってしまうことも少なくない。
日勤終わりが17:30、いける、いけるぞう、オープンとほぼ同時に。パフェを食べると決めてからの私はもはや

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見晴らしの良い天国でパフェを愛でる(aile cafe)

見晴らしの良い天国でパフェを愛でる(aile cafe)

春の私はとにかく黙っていられない。
一年で一番、この時期が元気だ。
ちょうどいろいろな花が咲き始めて、青々と草が伸びはじめて、世界が鮮やかになって、桜も咲いて散って、マイナーな種名も知らないような身元不明の虫がやたらと飛び始める。私も木や虫に近い生き物なのかもしれない。
これから夏の暑さがジリジリと近付いてくると、あっという間に終わる北海道の夏に焦り「何かしなきゃ!」感に襲われて少し落ち着かないの

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夜勤明け花咲きホリディに胃にぶち込むクロッフル(ZIZI COFFEE)

夜勤明け花咲きホリディに胃にぶち込むクロッフル(ZIZI COFFEE)

突飛な題名の方が読んでもらいやすいということに当たり前ながら今更気付いた。そうだよな。
ということで銀魂のタイトルかな?みたいなテンションのものを打ち出したりなどしている。

職場が麻生なもので、北区への出没率が今後は高くなりそう。
新天地に赴く度にGoogleマップを開いて気になる店を探すのが私は大好きなのだけど、麻生〜北34条には本当に色々あって。
有名なgoody goodyや、独多日、一実

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コーヒーはベリーの香り(poroki coffee)

コーヒーはベリーの香り(poroki coffee)

北34条付近は、何気にカフェ密集地帯である気がする。
大衆的で煌びやかな女子の多い円山の雰囲気とはまた少し違っていて、仕事帰りにそっと立ち寄って静かに楽しむ、的な。

こちらのポロキコーヒーは北34条駅から徒歩2分とごく近くにある比較的こじんまりとしたカフェ。
そっとした佇まいではあるものの人入りは多く、常連さんと思われる姿もちらほら。
マスターは気さくで話しやすく、初来店の私にも穏やかに対応して

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オトナでもコドモでもわたしはわたし(KoDoNa cafe)

オトナでもコドモでもわたしはわたし(KoDoNa cafe)

JR琴似駅、地下鉄琴似駅から共に徒歩数分のビルにあるカフェ。

不思議な店名のこちらは「一日に、ご褒美を」をコンセプトに、
オトナの我慢を忘れて、コドモのように自由に好きなものを頬張り、今日もコドナになる。が由来。
なるほど。

メニューは各ドリンクのほかサンドイッチ、クリームソーダ、プリンなどカフェっぽいものは網羅。その他、
おそらくメインどころ、かつ唯一無二の「シューパフェ」は、正方形のシュー

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アトリエD 札幌住宅街のぬくもりおしゃれカフェ

アトリエD 札幌住宅街のぬくもりおしゃれカフェ

小樽に行ってソフトクリームやら和菓子やらをたっぷり摂った翌日。
なんならさらにその前日にロールケーキ1本一気喰いを果たし「しばらく甘いものはいいかな」と思っていた矢先だったのに今私は平気でその時の感情も忘れスイーツを食べにはるばる東区まで来ている。
エンドレス甘味。仕方ない。ケーキ一気喰いした時ですら胸焼けしないんだもの。その前にケンタッキーのチキン3ピースほどさらにぶち込んでいる強靭な消化器官だ

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小樽あまとうの甘党のためのソフトクリーム

小樽あまとうの甘党のためのソフトクリーム

洋菓子店「小樽 あまとう」。

小樽に住んでいて知らない人間はいないのではないだろうかというほどのお馴染みだ。
創業昭和4年の歴史。小樽が観光の街として栄える前からずっと地元に根差して愛されてきた。

そして私が生まれた平成初期。ルタオはまだ世界に存在していない。
その頃は小樽でケーキを食すというと「あまとう」がメジャーだった。やれ誕生日だ、やれクリスマスだ、ひなまつり、こどもの日……

小樽のケ

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