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カロリーしか救えない(パープルダリア)

お付き合いしている人に「連休中は仕事で忙しいから会えないかも(意訳)」と言われクサクサしていた私がよっしゃーそんならこちとらだってパフェ食って1人エンジョイしてやるわと一念発起して行ったお店がこちら。

投げやりな気持ちだと前置きも投げやりなんだな。仕方ない。悲しみにはカロリー。誰もお前を愛さない。

すすきの 「パープルダリア」。

季節限定 ジャスミン香る桜パフェ
ジャスミン……コ、コリアンダー!?

ジャスミンと桜のコンビが非常に珍しくてずっと機会を窺っていたパフェ。

なにしろこのパープルダリア、土日以外は22時以降じゃないとパフェを提供しない、いわゆる「〆パフェ」のお店。
土日のみ15時開店で、開店時からパフェの提供をしてくれるものの、
人気店なのですぐに席がいっぱいになる。……

出勤休日問わず毎朝5時に起きる超朝型活動人間の私にとっては、よほどの機会が無いと……と思っていたけれど、えーい時間が出来た。独り最高ちくしょう。2時間前にケンタッキーとソフトクリーム食べた体だけどまだいけっぞ。

パープルダリアのソフトは何度か食べたことがあって、
牛乳の味とも違う、変わったフレーバー…果汁…?なんだろう、なんだかそんなさわやかな風味のするソフトで、なのにおそらく脂肪分は高めでいつの間にか腹にもったり溜まる、
「さっぱり平らげられると思ったら意外と腹いっぱいになるぞ…!?」と、軽い気持ちで挑んだら翻弄される。
容器も大きな楕円形で、表面に見えているこのフルーツは実は薄切りにされた飾り用のもので、
中にはとにかくたっぷりクリームが詰まっている。
さあ私のクサクサを吹き飛ばしてくれカロリー。

惜しみなく振りかけられた桜パウダー。咽せるかと思ったけど意外と大丈夫で、意外と塩気も強くなかった。
桜感はこのパウダーのみで、桜クリームも入っているらしいがホワイトチョコクリームの甘さとソフトに相殺される。上から下に満遍なく食べ進めるよりも、一度下まで掘ってある程度パウダーの層を残しておいた方がよさそう。

少し掘ると抹茶の層が出てきて、底面のジュレでようやくすっきりとする。
このジュレがジャスミン風味で、それでいて香辛料も香ってくる。コリアンダー、お前ここにいたのか。
パープルダリアのパフェは他のパフェも大体香辛料を使っていて、よくよく探ると居所がわかるほどのさりげない風味。使い方が上手いのだ。
私も製菓をする身なのでよくわかるけど、少しでも入れ違えたりバランスを崩すと途端に、我香辛料ぞと言わんばかりに存在感を主張し出すから。

〆パフェのお店なので、当たり前だけど飲酒ができる。
〆パフェにしてはかなりボリュームがあり、フルーツでさっぱり……というよりは、最後までがっつり詰め込みたいひと向け。
パフェに自身がないひとは、様々な色合いのクリームソーダがあるのでそちらでソフトを楽しむのもあり。
本当に各種カラーがあるので、推しカラークリームソーダなんていうこともできるかも。

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🚩 札幌市中央区南6条西4丁目1番地11
地下鉄すすきの駅より徒歩4分

🕐営業時間
18:00〜1:00(パフェタイムは22:00〜)
土曜15:00〜1:00
日・祝15:00〜0:00
不定休

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