懺悔
ここで文章を前回投稿した時に気付いたのですが、昨日はある方の誕生日だったようです。
昔の事で思い出したことについて今回はお話しをしたいと思います。
高校生の頃の話
私は高校生の頃、文化系の部活動に入部していました。
直感だけで選び一年生の春から入部したのですが、三年間続けることができた部活でした。
そしてその部活動の顧問の先生の誕生日が昨日だったなということに気付いたのと、色々と思い出したこともあったので、今回は高校生の頃の部活動の話と、この先生のことについても一度触れてみようかと思ったのです。
部活動について
まず、恐ろしいことに何曜日に活動していたのかということについてまったく思い出せない自分が怖くなったのですが、確か週2日ほど活動していたと思います(中学生の頃の部活内容と間違えている気もしますし本当に思い出せません)。
作品を提出するような大会前にもなると、毎日活動していた記憶はあります。
1年生の時は
・部長が一人(男性・この年で卒業)
2年生の時は
・同級生の友達(女性)
・ひとつ年上の先輩(女性・この年で卒業)
・ひとつ年下の後輩2人(男性・女性一人ずつ)
このまま卒業まで同じメンバーと、こんな感じで少人数で活動していました。
うつ病のはじまり
こんなことを言うのはどうかと思うのですが、一年生の頃はまったくの無名部といったところでしたが、二年生になった途端活動の成果的に極端に目立つ部となっていました。
私としてはこの部活動では自己主張はそこまでしないよう、およそ顧問の先生の言う通りに活動をしていた方だと思います。
ですが色々と予想を上回ったのか何なのかわからないのですが、気が付けば活動全体としての負担が大きくなっていったようで、二年生の途中あたりから先生の様子がおかしくなり始めました。
ある日先生は「私は病院に行った」と。
「どこか体調が悪いのですか?」と聞くと
「心の病である」と。
いつの間にかこの顧問の先生は、うつ病にかかってしまっていたということがわかりました。
不思議なことも起こる
不思議なことに、先生がうつ病になっている横で入部を希望する生徒も出てきました。
1人目は女子生徒だったのですが、数か月で辞めてしまいました。
2人目は発達障がいをもつ男子生徒とのことでしたが、いつの間にか辞めてしまっていました。
3人目はうつ病の女子生徒で、この生徒は私が卒業するまでいました。
3人目のうつ病の女子生徒が入部した時点で、この部は顧問の先生を合わせて5人中2人がうつ病という割合です。
以前 学生の頃、病んでいる人間が20人揃う部活に所属していた という私の中学生の頃の部活動の話をしたことがあるのですが、どうも心の病を抱える人々との縁は続くようで、またしても高校で心の病を抱える人に囲まれて生活をすることになりました。
あることに気付く
顧問の先生は私たちの授業科目も受け持っていたので授業にも影響が出ることを視野に、ある日の授業中「自分はうつ病にかかっている」ということを生徒の前で説明しました。
先生がうつ病になってからというもの、薬の影響からなのか急に倒れたり、もう一人のうつ病の生徒も同じように急に倒れたりといったことが続きました。
そんな姿を見ていたからか、同じ部の同級生の女子生徒やひとつ年上の女の先輩も弱音を吐くようになり、同級生の女子生徒に関しては教室にいない日が出てくるなど、日々物事が暗い方向へと動いていました。
部活動は関係ありませんが、クラスで仲良くしていたここによく出てくる友達も、うつ病を患い不登校だったというのはちょうどこの頃の出来事です。
私を中心に見てみると、クラスで一緒にいる友達はうつ病で不登校。部活動に行くと部活動でもうつ病にかかっている人が二人、その他の人も体調不良といった状態で、今思えば関わっている人の多くが心の病を抱えていたのです。
そんなことを思い出している中で、最近になりふと気づいたことがありました。
なぜ、私はうつ病にかかっていないのだろうかと。
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