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#短歌
月刊うたらば2020年11月号/テーマ「茶」で2首採用いただいています。(もはやこのnote更新は月一定例会議か?とセルフツッコミしながら書いていますが私は元気です。ああ、魔女の宅急便が見たいなぁ。おソノさん……)。https://www.utalover.com/
月刊うたらば2020年10月号/テーマ「感」で1首採用いただいています。感謝。ひさびさにnoteをひらいたらnoteはじめて5年のバッジが届いていた。5年か。そりゃあ興味も文体も距離感も、移り変わるはずだなぁ。これからも、定まらずに。https://www.utalover.com/
月刊うたらば2020年9月号/テーマ「自」で2首採用いただいています。こうやって気軽に参加できる場があるの、つづける励みになるなぁ。感謝。最近は仕事がばたばたしていてなかなかエッセイ書けずにいますが、短歌はほそぼそとでもつづけたい… https://www.utalover.com/
連作短歌「リモート飲み」
またすぐね、と別れて半年がすぎわたしは空豆が好きになった
パソコンの内蔵カメラすれすれにグラスを寄せたらミスって「ゴツン」
「たこ焼き器でアヒージョつくってるんやけど」「うっわ食べたい!」「やんなぁ、ざんねん!」
顔を見て声も聞こえるでもきみの空のグラスにビールはつげない
ひらべったいせかいのなかにいるきみとはなすわたしもひらべったくて
OFFボタン笑顔で押して顔筋がもどって あれは夢だ
連作短歌「あのイカ」
ヘッドフォンしているきみの手元からカチカチカチカチ鳴りおるリビング
インク散るまばゆい画面に見入るきみ そのきみの背を見つめてるわれ
ねえたまには飲もうよあの頃みたいにさ かわいいイカばかり見ていないで
きみの愛するゲームをまだ解せない 「ぷら」と「とぅーん」の響きは好きだよ
いそがしいきみの息抜きなのだから、と理解しようとがんばる。イカを
展開がはやすぎて目がまわりそう フォントがいい
なつのケ/自選短歌二十首(2020.7-8)
白米に梅干しを混ぜ唾をのむ ひとりランチに雨は降りつつ
晴れるなら晴れるとはっきり言ってくれ また生乾きを抱えて生きる
布マスク・ファンデ問題顕在化、二〇二〇年。テストに出ます
火傷しそうに熱いわたしのPCがじわじわ動かなくなる やめて
静寂の中でスマホが「ニィ」と鳴きかろうじて世とつながるを知る
夏が来る アイスクリームの本数を決めてくれる人がまだいません
「解像度、電光掲示板くらい
『育児短歌』という提案
わたしは娘が1歳を過ぎてからときどき『育児短歌』なるものをnoteにアップしているのだけれど、これがなかなか、育児中の「表現欲」や「発信欲」を満たして心の平穏を保つのに使える方法だな、と気づいた。
自分自身、「特に0歳児の育児中、PCで長文を書くまとまった時間も体力もなかったけど、これならできたかも。やっておけばよかった!」と思ったので、いま0歳児育児中のnoteユーザーさん(もしくは表現するの